中1と中2は、
学年末テストが終わってすっかり気が緩んでいるのだろうが、
逆に 「今」 が一番大事な時である。
現学年で最後のテストが終わったとは言え、教科書はまだ残っている。
学校では、その残った部分の授業をこれからする。
その残った部分がヤバイのだ。
一般的な子どもたちは、テストが無ければ真剣にならない。
本気で覚えようとするテスト期間がない。
だからその部分を忘れてしまうし、今後苦手となる確率が非常に高い。
それがまさに、
「今」
である。
それを自覚して本気で勉強すれば、他人と差をつける絶好のチャンスでもある。
私は、テストが終わってからが本当の勉強だと思っている。
テスト前に頑張るのは誰でも同じ。
テスト後に頑張ることができるかどうかが、
学力の格差を生む。
テストで悪かったことを忘れてはならないが、
テストで良かったことは忘れよう。
良かった過去にすがりついてどうする。
結局、
今後のテストが良くならなければ意味がない。
受験勉強に向け、苦手意識をつくってはいけない。
ひとつ終わったら次、
次が終わったらその次、
というその気持ちの切り替えが大事である。
それは、
中3が高校入試を終えてからも同じである。
学ぶことに終わりはない。
そしてそれが、
これからの人生をより豊かにしてくれる。