今日は公立高校の合格発表だった。
毎年のことではあるが、発表の10分前である2時50分になると、なぜか涙が出始める。
3時を回ると塾の電話と私の携帯が鳴り始めるのだが、子どもたちの声を聞いた瞬間、嗚咽で応対することになる。
開陽舎を開業して25年になるのだが、何年経ってもこの日に慣れることがない。
今年も見事に合格した子がいれば、残念だった子もいた。
私の力不足で申し訳ない。
でも、高校が人生の全てを決めるわけじゃない。
むしろ志望校に合格したはいいものの、気を緩めて大学受験で失敗するのと、
高校は惜しくも残念だったが、その悔しさをバネに大学受験でリベンジするのと、
はたしてどちらが人生において「勝ち組」と言えるだろう。
もし学歴を重視する価値観があるとするならば、それは最終学歴である。
自分の価値を決めるにはまだまだ早い。
高校受験が終わっても、腐らずに努力することの大切さを忘れないでほしい。
今年度の開陽舎の国公立合格は、
仙台一高(2名)
宮城一高(普通)(3名)
仙台三高(普通)(2名)
仙台二華(3名)
仙台南高(2名)
仙台高専(Ⅱ類)(1名)
仙台高専(Ⅲ類)(1名)
仙台三桜(2名)
白石高(普通)(1名)
仙台西高(1名)
名取北高(1名)
仙台西高(1名)
宮城工業(機械)(1名)
名取高(普通)(1名)
宮城農業(園芸)(1名)
合格おめでとう!
そして国公立・私立に関係なく、高校進学おめでとう!
そして最後に全員に言いたいことは、
開陽舎に通ってくれてありがとう。
叱ったり怒鳴ったりもあったけど、とても楽しかったし、思い出深い学年だった。
たまには近況を聞かせに寄ってくれ。
本当に本当に、ありがとう。
そして卒業と進学、おめでとう!