Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

そろそろ変化朝顔のことなど

2024年06月22日 16時21分38秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年6月22日:ご覧の通り、斑入り葉である。名は<青斑入蜻蛉葉木立茶覆輪丸咲>となる。
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📸2024年6月22日:読みは、「あおふいり とんぼば こだち ちゃふくりん まるざき」となる。
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 2024年の変化朝顔は、公益財団法人遺伝学普及会で求めた6種、おまけで頂戴した1種を加えて7種ということになる。しかし、播種が早過ぎたためか生育はあまり芳しくない。
 一般的に、アサガオの生育には、少なくとも20度以上の温度が必要とされる。ところが、今年の播種は5月中旬頃であった。確かに、夏日、真夏日といった日も珍しくなかったが、10度などという低温の日にもしばしば遭遇した。
 7種のなかで順調に推移しているのは、上記で示した「青斑入蜻蛉葉木立茶覆輪丸咲」である。この長ったらしい名前は、この変化朝顔の性質を列挙したものである。読みと該当する部位を示すと、以下のようになる。

「あおふいり<葉色> とんぼば<葉質> こだち<つるの性質> ちゃふくりん(花色) まるざき<花の形>)」

 ご覧の通り、まだ本葉が数枚出た程度だから、これからどうなるか分かったものではない。生き物の生育にはハプニングが付き物だものね。

 📸2024年6月22日:タマガワホトトギス(玉川杜鵑:ユリ科ホトトギス属の多年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 他のホトトギスに先駆けて咲いたタマガワホトトギスが花びらを落とした。
 すると、花びらと同様、黄色味を帯びた実が出現した。この鞘のなかには1ミリにも満たない種が出来るというが、いままでその種を確認した試しがない。栄養が行き届かないせいだろうか? 今年こそ種を取ってみたいものである。

 📸2024年6月22日:ゲンペイシモツケ(源平下野:バラ科シモツケ属の落葉低木)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 挿し木にして育ったゲンペイシモツケである。この株には、赤系統の花しか出ない。
 一説によると、赤系統の花が咲いた枝を挿し穂にすると赤系統しか出ないとか。源平の名の如く、紅白の変化咲きを求めるのであれば、白系統の枝を指し穂としなければならないという。それほど多くのケースを試したわけではないので、この説が正しいか否かは藪の中。

 📸2024年6月22日:斑入りツユクサ(斑入り露草:ツユクサ科ツユクサ属の一年草)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 📸2024年6月22日:アネモネ・カナデンシス(アネモネ・カナデンシス:キンポウゲ科イチリンソウ属)
 (画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)

 この時期、花に困るとこの二種に頼ってしまう。
 斑入りツユクサと初夏咲きのアネモネであるカナデンシスである。
 ともに強靭な生命力を有するが、ご覧の通り、葉や花は愛でるに値する。なかなか得難い草本だと思うのだが・・・・・・。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キキョウの三色を撮る | トップ | スズカケソウが花の片鱗をの... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

みんなの花図鑑」カテゴリの最新記事