今日の当地は久しぶりの雨、少しひんやり、桜🌸の満開も間近、晴れたら見に行ってみようかな。
太平洋戦争中の朝鮮半島出身労働者、いわゆる徴用工を巡って韓国最高裁判所の判決を三権分立を建前に、日本企業に謝罪と賠償を迫っていた文在寅前大統領、あまりにも露骨な北へのへつらいに辟易してきたが、昨年の5月の韓国大統領選挙で新しく大統領になった尹錫悦大統領は大統領選挙の公約に日本との関係改善を入れていた。
国際会議で何度かキッシーとの接触機会があったが、正式な首脳会談には至っていなかった。2月6日の朝鮮半島出身労働者への韓国政府下の財団の賠償金相当額を肩代わりとの解決策を提示、日本側が評価する姿勢を示したことで、一気に事は進んだようだ。
もつとも、双方の外交当事者間では水面下で交渉はしていたと言われており、韓国側の解決策により、遅れ馳せながら双方の思惑が一致した形で大統領の訪日が決まった。
ただ、韓国国内では、今回の大統領の訪日について、屈辱外交だとして反対も多く、国内世論を納得させる成果が求められる。これは日本側にも言えることで、ネット界隈では「だからキッシーは・・・だ」といった批判的なコメントが多く見られ、自分もそうだなと思いながら見ている。
なお、韓国の解決策では、賠償金相当額の肩代わりの他、今回特に新たに日本側の謝罪を求めなかった点も日本側には受け入れ易かったと思われる。日本側は歴代の内閣で示した植民地支配への「痛切な反省と心からのお詫び」を明記した1998年の日韓共同宣言を含め歴代内閣の歴史認識を引き継ぐことを表明した。
文前大統領を始め3人の大統領の時代があまりにも反日に偏っていたので、俄には信じ難いが、このままでは、北の脅威に対抗できないのは明らかで、過去の歴史問題で揉めている場合ではないのであろう。
日韓関係の悪化は不幸なことだったが、マス・メディアの報道の煽るような仕方もその一因になっていると思う。新聞やテレビの報道の仕方で人は次第に洗脳されていく。これは日本も韓国も同じ。
実際に会って話せばまた違った感情になる。現に尹大統領が来日して、その人柄がわかって悪感情も少しは和らいだ人も多いだろう。
人もそうであるが他国となると来てみていろいろ見てそしてその国の人と話してみてああそうなのか、とわかることが多い。話もせずにアイツは・・・とか、あの国は・・・と言っても何も始まらない。
信に足りる人か否かは今後の行動を見て判断するしかない。兎に角矢は離された、もう後に引けない両首脳、国民は何度も煮え湯を飲まされるのをみてきたが、静観するしか今できることはない。
いつもの戯言とご放念頂ければ幸いである。
Have a good day ！！
