美しい雨

ふわわとしあわせな時も、涙でぐちゃぐちゃな時も。
食べて笑って眠って、たまに旅にでて、生きてゆきます。

しあわせを呼ぶ

2006年08月06日 | Weblog
やっぱりしあわせを呼ぶ、シーサー シーサー

 


ライヴのあとに、カヒミ、ステキな出会いを果たすの巻


今回用意していただいたバスでホテルに帰ってきた招待客(全国から数組)の
一組から、一緒にゴハンを食べに行きましょうと思いがけず声をかけてもらって。


ボニーズキの4人で、そのまえの日にも行った沖縄料理屋さんにゆく。
(しかも店員さんたち、ワタシのこと覚えていたしね


あっという間に4人仲良くなって、しかも、ワタシと向こうの彼女が
姉妹のようにそっくりなのだデジカメみると笑っちゃう。


またきっと会える気がして、これからも続けてゆきたい縁が生まれました





しかも、そんな縁で、来月のボニー東京公演のチケット(取れなかったの・・)を
余っているからと、譲って頂けることに!イエイ!



スゴクアリマセン?うふふ。







美しい雨

2006年08月06日 | Weblog
沖縄から東京に戻ってきてから、2日。
いまだ、沖縄の海、空、風、あのぐんと迫る温度、すべてが
確かに、体に心にしみ込んでは、余韻となって反芻している。


どこまでも続くようなさとうきび畑。
ざわわ、ざわわ♪と歌いながら、車から降りて、しばし、ただそこに立ってみる。


            


体のなかにまで、吹き抜けるような心地よい風を感じながら、
ワタシは本当にワタシに戻って、こころもからだもやわらかくて、
自然と一体になっているような錯覚さえ覚えてしまう。


そして、この日の夜運命の夜。


砂浜が白くて、夕暮れ時に人人がみんなやさしい顔をして、
子供たちとたわむれていたり、ビーチバレーの楽しい声が聞こえて
きたりして、ライヴまでの間、すこしだけそんな人たちに見とれるカヒミ。


海辺の野外ステージ。夕日がすこしづつ形をなさずに、海に溶け始めた夕暮れ時。
リハの音源が聴こえてきはじめて、静かに、次第に熱くなってくる。


本当に、美しい夕暮れで、くらくらしていたところに彼女がついに登場


もう既に空港でも見ていたのに、ものすごくキレイで、キラキラ、キラキラ
しかも、すぐ目の前にいる。ほんの数メートルくらい。はぁ。


パズルのピースが最後にはまったように、どこまでもすべてが完璧な夜となる。


いつもゆう、彼女の声は本当に心酔してしまうくらい、ワタシに滲みこむ。
『 Tonight, the night 』が始まった瞬間にあまりのことに、
涙があふれてきてしまう(笑)これは、かけがえのない思い出の歌なの。


そう、ラストの『 A Perfect Sky 』を歌いはじめるのと同時に
さらさらと雨が降り出して、まるで粉雪のように美しい雨。
はぁ、なんてキレイな雨と終わりなのでしょうと思っていたら、アンコールの
『 Evil and Flowers 』をふいに引き始めた途端、その雨は、
さーっと止んでいって。また思わず、こみ上げてくる何か。


そして、夜の深さに溶け込むような赤のペンライトがゆらゆら揺れている。


音楽と沖縄とボニーと、そして会場にいた彼女の歌がダイスキな人たちと
みんながひとつに溶け合ったような、そのくらいこのライヴは完璧で、
『 あなたと見たい、完璧な空を 』をワタシはついに生まれて初めて見てしまう。


このライヴは、一夜限りの、海辺での出来事。2度とない、と思う。


美しい雨が降り注がれた、そんな夏の日でした