長尾景虎の戯言

読んだり聞いたりして面白かった物語やお噺等についてや感じたこと等を、その折々の気分で口調を変えて語っています。

樋口有介著【うしろから歩いてくる微笑】

2020-02-21 17:35:02 | 本と雑誌

柚木草平(ゆぎそうへい)シリーズ。
今回で12作目になり、およそ30年間続けている。
そして今回は初めて東京を離れ、アウェイの地・鎌倉に遠征して名推理を発揮する。
草平は山代千絵(やましろちえ)から、キリタンポ鍋をつくったのでくるよう言われ、山代家に向かった。
山代家では、千絵の娘・美早(みさき)以外にも、薬膳研究家の藤野真彩(ふじのまや)がいた。
真彩は草平に、10年前に失踪した同級生・大橋明里(おおはしあかり)の目撃情報が鎌倉周辺で増えているので調べてほしいと言った。
早速鎌倉の〈大橋明里を探す会〉事務局を訪ねるが、これといった話は聞けなかった。
ところがその晩、事務局で会った鎌倉散歩というタウン誌の編集長である長峰今朝美(ながみねけさみ)が殺害されてしまう。
急遽、失踪事件から殺人事件に調査を切り替えた草平が見つけた真実とは?
月刊EYESの小高直海(おだかなおみ)らおなじみのキャラクターに加え、神奈川県警の女性刑事・立尾芹亜(たておせりあ)など今回の事件も美女づくし。
今回は神奈川県警に、柚木草平の噂がどう伝わっているのか注目か…?



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