長尾景虎の戯言

読んだり聞いたりして面白かった物語やお噺等についてや感じたこと等を、その折々の気分で口調を変えて語っています。

【大悲閣】

2010-10-17 12:42:35 | 日記・エッセイ・コラム

Photo

故北森鴻氏著の「支那そば館の謎・裏(マイナー)京都ミステリー」のモデルになった大悲閣千光寺は、京嵐山にある知る人ぞ知る絶景ポイントです。
嵐山を訪れる折には、是非ともお勧めしたい隠れスポットです。
角倉了以(http://www.joho-kyoto.or.jp/~retail/akinai/senjin/suminokura-1.html)が晩年に建立した古刹とも言えるお寺ですが、残念ながら本堂は保存が悪く老朽化により取壊されています。
詳しくはhttp://arasaga.cool.ne.jp/daihikaku/daihikaku.htm等で見て下さい。
現御住職と北森氏は確か縁戚関係にあるとか…。
北森氏ご存命のころは、備え付けの北森鴻氏宛のノートにお便りを書き込むと、数ヶ月後(忘れたころに)氏自筆の葉書が返送されてきたりしてました。
「支那そば館の謎・裏(マイナー)京都ミステリー」は連作の短編集。
元広域窃盗犯にして寺男の有馬次郎(アルマジロ)と、穏やかな相貌と鋭い観察眼をあわせもつ住職の二人が、みやこ新聞の自称「エース記者」折原けいや、京都府警の碇屋警部と共に、難事件の謎に迫る。
この本を読んでから訪れるほうがよりベターだと思います。
裏京都のガイドブック的要素もあります。
北森鴻公式ファンサイトhttp://kitamori.nobody.jp/suikou.htm

Photo_2


最新の画像もっと見る