長尾景虎の戯言

読んだり聞いたりして面白かった物語やお噺等についてや感じたこと等を、その折々の気分で口調を変えて語っています。

宮部みゆき著【ドリームバスター4】

2019-03-05 18:06:08 | 本と雑誌

いよいよドリバス4でございます。
宮部みゆきはん5連発は、少々やりすぎどすけど、やっぱり気になりますよって、読むことにしましたんえ…。
それでは前回のおさらいいたしまひょ(^^♪
大災厄の影響でできた「抜け穴」によってテーラと地球は繋がり、テーラの凶悪犯の意識が地球に逃亡した。
シェンとマエストロはD・B(ドリームバスター)。
地球の人々の悪夢に潜む逃亡犯の意識体を捕獲する賞金稼ぎだ。
シェンの友人のD・B、マッキーが謎の「場」で行方不明になったらしい。
ドレクスラー博士によるとそれは「場」ではない。
時間の源泉のそばにあり、湧き出した時間が結晶化している「時間鉱山」なのだという。
シェンはマッキー救出のためマエストロと共に時間鉱山に飛ぶ。
時間鉱山に着くと、11歳のヒロム、28歳のキエとユキオが救出を待っていた。
地球人がここにいるということは現実世界では昏睡状態か仮死状態であることを示す。
ヒロムは交通事故で、キエとユキオは心中を企てたらしい。
シェンたちはドレクスラー博士からもらった「カウンター」の数字が0になる前に帰還しないと身が危ない。
彼らは共に、時間鉱山の鍵を握る城壁に向かう。
その途中の森に、作業場があり、トロッコのレールがトンネル奥に続いていた。
そしてマエストロは以前、村野理恵子が目撃した殺人事件の犯人、カキモトのおぞましい自己投影像をみかける。
不安を抱きつつ、シェンたちは時間素の濃い鉱山の中に入っていく。
そこで、死にたがっていたキエが断崖から落下した。
シェンのカウンターは残り50を切っている。そろそろ戻らねばならない。
しかしシェンは怯えて泣いているヒロムを置き去りにできないと、帰還を拒否。
マエストロだけ、いったん帰還して、シェンはヒロムたちと残ることにした。
ここまでのお話、お分かりになりましたかしらん?
さて時間鉱山に残ったシェンとヒロムとユキオは、とにかく探索を開始した。
まずはキエを探しに地下に入っていくことから始めた、しかし時間鉱山は一筋縄ではいかぬ偏屈な奴だった…。
いろんなおかし気な現象に悩まされながら、シェンは地下で腑抜け同然となったマッキーと再会できた。
キエも見つかった。
シェンは思い切って、山に登ることを考えた。かなり険しい山だが…。
一方テーラに帰還したマエストロは、ドレクスラー博士に委細を報告し、助言をもらう。
博士も山こそ三名の地球人の生死を握る鍵だと。
マエストロはすぐさまバレンシップに乗り込み時間鉱山に向かうが、今度は時間鉱山に拒まれ入ることができないでいた…。
地球人の3名とそしてシェンやマッキーそれにマエストロたちは、無事に生還できるのか…。
いよいよ今回はシェンの母親、逃亡犯の”血まみれのローズ”が本格的に登場するのでございます!!
母子の出会いは…やはり険しく哀しいものどした…。
今時は酷い親もいますけど、母親を憎むって、ひどく哀しいことどす!
シェンはとことんローズを憎んでいます、ほんまに辛いことですよってに…。





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