言ノ葉 アルファ葉

何もしないためにわざわざ 旅に出る必要が 我々にはあるのだ

光速スキップ

2006-03-03 22:03:09 | 武勇伝

一昨日、千代吉に「愛してる」なんて言っちまったばっかりに、昨日は雨に降られて散々でした。古墳探し楽しかったけど。(2つ並んだ古墳の「おっぱい配列、略してパイレーツ」に爆笑)(…)

今日も今日とて分布調査です。
4人しかいなかったので、2人ずつでサクサク歩きました。かなり面積は稼いだぜ…。
お昼に一旦車に戻ろうと、U子さんとてふてふ歩いていると、A野先輩とうさぎ先輩がこちらに向かって歩いてくるではありませんか。

U子さん「あれうさぎと先輩じゃない?」
かげろう「そうかも…あ、そうですね。」
U子さん「どうしよう、向こうはこっちに気付いてるかなぁ?」
かげろう「奇っ怪な動きでもすれば気付いてくれるんじゃないですかね。」
U子さん「奇っ怪な動き…。」
かげろう「とりあえずスキップでもしときます?」

かげろうとU子はスキップした!!
先輩達は2人に気付いた!!   
猫が茂みから飛び出した!!  
 

ちゃらりら~ん。(RPG風味)

猫も認める奇怪な二人(U子さんごめんなさい)

「2人のスキップめっちゃ揃っててきれいだったし、飛び出してきた猫も含めてなかなか高得点だったよ。」とのお言葉を頂きました。



私はスキップしながら中学の時の同級生、S木T恵さんのことを思い出していました。

彼女は足が速かった。
そらもう、きれいなスタートダッシュで加速もピカイチ(陸上の先生に「2m走なら東海大会も余裕」とか言われてた)(2m走って…)

よく「チーターになりたい」とか言ってたっけ。


そんな彼女はスキップの速さも半端ない。
マジでハイスピーディースキッパー。



何故に私が普通に全力疾走するより

速いのか。




教えてお星さま…!!!


大げさだと思うでしょう。

大げさじゃないんです。

本当なの…本当に私負けるの…!!インディアン嘘つかない…!!!(良い子になれる~)(つーかお前何時からインディアンになったんだ)

確かにわしゃ走るの遅いよ。陸上はてんでダメだよ。(水泳ならまだマシ)
ほんっとに遅いよ。
遅すぎてあくびが出らぁ。


それにしたって速い、速すぎるぜT恵…!!スピード違反で捕まえちゃうぜ…!!

彼女はなかなか奇行が多く、書写の時間に1番前の席で

「厚手の胃袋」
「じょうろのみじん切り」
「あっ、もうコナン始まってる!」
「ウフン」
「まほうビンビン」

とか書いて、私によこしてくるような女である。しかも達筆。
ちなみに書写の先生はメチャクチャ怖い人だった。(というかメチャクチャな人だった)

自然教室の実行委員を一緒にやった時、実行委員の挨拶みたいなのをしなきゃいけなくて、彼女は挨拶を暗記できなかったのか、手のひら・手の甲はもちろん、ふくらはぎにまで文章を書いてカンペにしていたのです。

しかも実際にジャージをチラチラしながらカンニング…!!

その後、卒業してからは彼女とは疎遠になってしまいました。

高校に入ってしばらくたったある日のこと。
近所のスーパーで彼女とばったり再会しました。

私は、彼女のあまりの変わり様に動揺を隠せませんでした。






彼女は何故かボウズになっていたのです。





もう一度言います。





彼女は ボ ウ ズ に、なっていたのです。



あ、ありがたさ120%…!!!




思わず拝まずにはいられないほどご尊顔麗しく、中身は相変わらずでした。


T恵の幼馴染の子が同じ高校だったので、たまにT恵情報を教えてくれたりしたのですが、ある日、その子が朝教室に入るなり笑いながら私の元へやってきました。

「○○さ~ん!!Tちゃんね、体育祭で両足いっぺんにつって5人がかりで運ばれたんだって!!(笑)」


すげぇや。


そんなT恵と先日…というか成人式の日に再会しまして、お互いに「変わらんね~」と言い合ってましたが…


アンタ変わったよ。

だ っ て 最 後 に 見 た 時 は ボ ウ ズ だ っ た も ん 。

毛が生えてた。(生えてたって…)(や、元から生えとったって)

彼女はとても素敵な人です。私にはないもの(努力・根性・忍耐)を持っている立派な人です。大好きです。
また会いたいなー