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ミシュランのエコタイヤは、アース入り!?

2015-02-20 21:59:46 | 店長の呟きたいヤ


以前、ミシュランのエコタイヤ(エナジー)には、アースが入っとる話しを聞いた事があるんじゃが...
この話しは、正式にミシュランからアナウンスがあった訳じゃぁ無いので、自分なりの想像の見解になるかもしれんけど・・・(間違っとったらゴメンなさい)
まず、タイヤが黒いのは、天然ゴム、合成ゴム、化学薬品...などの補強材として、カーボンブラックが入っているから。
カーボンは電気を通す働きがあるんで、車の静電気はタイヤがアース代わりになって地面に逃げるよね。
じゃが、エコタイヤは、タイヤの補強剤のカーボンブラックにシリカ(二酸化ケイ素)を配合して、柔軟性を与え、ゴムの変形による反発力を抑えて転がり抵抗を減らしとる。
カーボンブラックとシリカの配合の割合は、タイヤメーカーやタイヤの種類によっても違うと思うが、それでもまだカーボンブラックのお蔭で、タイヤはアースの役割を果たしとることになる。
そこでミシュランのエコタイヤなんじゃけど... もう十数年前に聞いた話しでは、ミシュランのエナジーシリーズは、タイヤの補強剤のカーボンブラックの代わりに、99%がシリカに変わっとると・・・
残りの1%がカーボンブラックじゃが、それはタイヤを黒色に着色する為らしい。
何が言いたいかと言うと、シリカは電気を通さないと言う事... つまり、ほぼ100%のシリカ配合のタイヤでは、車の静電気をタイヤを通して地面に逃がせない。


写真を見てもらって、タイヤのトレッドの一部分に黒い筋があるのが分かるかねぇ?
おそらくこれがアースになっとるんじゃと思う。 まぁ、アースと言うても鉄類とかじゃぁ無く、カーボンブラックじゃと推測される。
このような小技が効いた技術もスゴイよね...


コメント
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