ビバ!バリアフリー探検

介護者が小さな事から大きなものまで様々なバリアフリーを探検していく旅です。

闘うリハビリ

2008-02-16 15:55:21 | Weblog
 先週、NHKの特番で2夜にわたり「闘うリハビリ」という番組で
脳卒中リハビリの実態を放送していました。勿論、私もそして当事者の母も
横で見ていました。

 ミスター茂雄のリハビリの様子もレポートされ、インタビューも聞いて
改めてリハビリは大事じゃけんと思い横を見ると強く頷いている人が
いました。母よ・・・アンタもだよ・・。
そして麻痺している右手でグー・チョキ・パーをテレビの前で
行っていました。一体誰にアピールしているのでしょう?(笑)

数年前までは脳卒中にかかってしまったら麻痺した利き手(例:右)を無理して
使わず反対の麻痺していない手(例:左)を中心にして「利き手」にしている
方法をとっていました。実際に何年か前の本にも同じことが書いてあります。
母もやはり麻痺が右(利き手)なので入院先で
これから反対の手で・・・という方向になって左で先割スプーンを使っていたり
箸を持っていましたがそれから数日後、母の夕食手伝いに入院先に
行ったら本人が頑張って右手で(しかも)箸で食べようとしていました。
箸だけではなく他の動作も全て麻痺している右手を使うようにもしてました。
そして私に「利き手がバカになっちゃったの。どうして?」と
聞いてきたのであきらめないでリハビリを続けていけば元に近づくと答えました。

このときは正直、医者から母ついて明るい方向での話はあまりなかったせいもあり
リハビリを続けることに意味があるのか迷う部分もありましたが
母の一言で逆に私は開き直ることができました。
あくまでも利き手を使うことにこだわりを持ち続けた母は
今では右手を苦労なく使っています。チョキは出しづらいようですが。
しかしその母の療法?は何とアメリカの大学で発表し日本に取りいれられたのは
昨年のことなので母が得意の(?)シックス・センスで
アメリカの大学で実践して広めたのではないのか?と思いますが。
→勿論、それはウソです。

リハビリ病院を退院した現在、言葉のリハビリ以外に最近、母inブートキャンプを
自己流(当たりまえですが)に毎晩やっています。
ダイエットの目的もあるけどもちろんリハビリも兼ねています。

*もちろん私達介護者がいるときに限る。

グリーンラベルの指導に従いリハビリをする姿はかわいい
私?私はビリーでいうと「これは遊びじゃないぞ~」という声かけ担当です(笑)








番外編:映画の感想。

2008-02-16 15:12:55 | Weblog
あらかじめ・・映画「ラスト、コーション」に興味がなかったり、
”ネタばれ”しますので読みたくない方はカットしてください。
 

「ラスト、コーション」(アン・リー監督。ヴェネツィア映画祭グランプリ作品)
 
 この「ラスト」の意味は「ラスト・サムライ」や「ラスト・ラン」といった
 ”最後”というのではなく色・欲情であり「コーション」は
 ”戒め”という意味だそうだ。
 R18指定とありカップルだらけでは?と思ったが50代~の夫妻や
 母娘連れや女性友人同士が多くなぜか妙に安心してしまった

 ストーリーをざっと書くと戦時中の上海で抗日運動をしている人達を
 日本軍に教えるのを任務とする中国人の軍人に
 学生劇団の頃から抗日運動をしていた女性スパイが軍人に近づき
 お色気作戦炸裂をしかける・・・。
 ちょっと「ル○ン3世」っぽいところもありますが
 最初の1時間の女性の学生劇団シーンは意外と面白いなぁ~と
 隣の友人ばかりでなく周りの観客も寝ていた!
 お宝シーンだけが目的なのかい

 お宝シーンについては当時の中国レデーの身だしなみとはいえ・・
 脇ばかりに目がいってしまいました。(とだけ書いておこう)
 この女優さん、スッポンポンでしたがよく頑張りましたよ。
 朝ドラ「はっさい先生」の頃の若村麻由美に似ている!→思ったの私だけ?
 軍人役の香港スター、トニー・レオンについては友人が石坂浩二に
 似ていると言ったが私には松浪議員にしか見えない。→ファンの方すみません。
 
 ヒロインの描写に焦点を当てすぎている為、軍人の魅力が全く感じられず
 他の登場人物の描写が希薄。軍人が車中に横っ飛びで逃げるシーンがあったが
 明らかにスタントの吹き替えがバレバレでこのシーンこそカットすべし!
 でも私は笑えましたが。(ホントは緊迫している場面なので笑えない)

 同じスパイ映画でも(M:Iシリーズは除く)韓流のきっかけになった
 「シュリ」や男性同士だけど「ラスト~」と同じ舞台の「Mバタフライ」や
 オペラの「サムソンとデリラ」的な結末を予想していくと
 「えっ??」となりますのでご注意を。

 (話は違うけどおまけ)
 R18映画つながりで。時効なので書くが母が元気な頃、レンタルビデオ屋で
 (しかも私名義のカードで)「愛のコリーダ完全版」をレンタルし早速
 鑑賞したが「大したことはない」と言ってました・・
 それから時は流れて私がBちゃん(20代)と大島渚監督の話をしていたとき
 私「作品は戦場のメリークリスマス、御法度、愛のコリーダだよ」
 Bちゃん「えっ、山田優が出てるの?」

 ・・・・・・はぁ!?・・・・・・・・・山田優いくつだよ・・・・・・

 Bちゃん「CMソング(ジンジャーエール)であるじゃん」

 私しゃ世代の壁を厚く感じたじゃねぇか(涙)

(更におまけ)
 友人がこよなく愛する坂口拓主演映画「魁!男塾」が公開中です。
 タイトルがいいね(笑)


 




 

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 

 
 

映画館で探検

2008-02-07 12:25:56 | Weblog
前回の続きです。

話題の映画「ラスト・コーション」を観るので日比谷シャンテへ。
本来のストーリーよりR18シーンが話題になっていいのか?宣伝部と疑問がわきながらも
エレベーターで入場。
エレベーターがとても狭いよぉ~(涙)
上映がミニシアターが中心なので大劇場ではないのだが・・・。
指定席となっているので立ち見とかはいっさいないのだが
席と席との間が・・・狭っ!!
一人座ってしまうと自分の席に行くまでに足を踏んでしまいそうな感じ。
席自体は腰が痛くならなくていい素材だけに残念。

トイレへ行くときは二つドアを開けて行かなきゃならんので慌てないように。
車椅子で観れるスペースはちょっとキツイかなぁ~。
プー(古っ)をしていたときにこの劇場で「上海ルージュ」を観たときは
もう少し広かったような気がするのですが。
思えばあの頃のコン・リーはハリウッドに媚びていなくて美しかったなぁ・・(涙)
この劇場は改装したのかもしれないが不便になった気がしました。

映画の感想?聞きたい人は次回を読んでください。
注:探検から一時、脱線します。











おでかけですか~♪

2008-02-05 12:25:31 | Weblog
昨日、仕事を終えて家に帰るなり母が「行くんでしょ~。○△◎☆▲で
ドバっと◇◎★だったの~。ねっ私のムスメ~」と
前触れもなく熱くギュっ(抱擁)とされたが正直・・・

意味、わかんねぇーっ!!

確かに「ムスメ」は当たっているが。もう一度状況を思い出させながら
腰をすえてゆっくり聞いてみると・・「飴を買い忘れたからスーパーへ行こう」と
いう意味であった。→ナイスファイトだよ。頑張れ母!!
リアクションがあまりにも面白かったのでつい書いてしまいました。

さて先日、母と離れ友人と銀ブラをしてきました。
フレンチを食べると聞いたのでそれなりの格好をしてきたのですが・・・
やはりそれなりの「格好」でなければちょっとヤバイお店でした。
パーティのような服を着ているオサレなお客さんが多い。
プランタン後ろにあるビルのなかにある「GINTO」というところで
可愛いウサギがキャラクターになっています。
だからといって肩肘張って食べるところではないし値段もまあまあです。
*やはり慣れぬ格好をしたせいか翌日は雪が降っちゃいました~。

段差はありますがそんなに気にせず通路も通常の店よりは気持ちが広め。
エレベーターもあるのでラクラクです。
次に行った丸井も床が滑らかで車椅子でもグーですが各ショップの商品と商品の
間の通路が狭く一人しか通れないのは気になったが。
イトシアはパチンコがなんだかB級っぽく見えてしまった(驚)

続きは次回にて。