今年のN○K大河ドラマにちなんだ「お江ー姫たちの戦国」展を見に行こうと
歴おばちゃん(”歴女”という言葉がイマイチ嫌なので)二人と母で東京江戸博物館へ。
博物館の前に国技館があるし、行った日が春場所初日だったので思いがけず
柵ごしではあるが入館していくおすもうさんを見ることができた。
付き人の数でおすもうさんのランクがわかるらしいのだがそんなに相撲には
詳しくないので正直、誰だかわからない
でも白鵬には一度会ってみたい。→そして指相撲で勝負
やはり大銀杏を結っている人は付き人の数が多かったなぁ。
背も高く横幅が大きい体格でほぉ~と思い隣にいる母に声をかけようとしたらいない!
背は低いが横幅は大きめなのでまさか間違って国技館へ入ってまわしを締めてる?と
思ったら少し離れたところでストーカーの如く、力士に熱い視線を送っていた
力士もいいが肝心の展示を見逃したら意味がないので博物館へ入館。
母が手帳を持っているので本人は無料だが付添いも2名まで無料。(普通の博物館は付添い1名までが多い)
会場が広いので
をレンタルし入場すると意外と人多し。
お江さんという人は戦国時代の浅井氏の三姉妹の末っ子でバツ2の身で徳川家に嫁ぎ
将軍と皇后を産んだ希有な女性です。どちらかというと女性に人気がある母お市の方や
長女の淀殿の影に隠れたイメージ。小学生の時に淀殿を主人公にした歴史マンガを読んだ際、
私は同じ三女という共通点だけでお江さんファンになり増上寺にある御墓も見ました。
ドラマでは「年上の恐妻」とか「次男を偏愛した冷たい母親」というイメージに描かれているけど
実際の本人像は宮尾登美子著『東福門院和子の涙』がイメージに近いんじゃないか?としばらく思っていたが
展示されているお江さん直筆の手紙を見たら思わずビンゴ!と心の中で
していた。
内容は皇后になった末娘(東福門院和子)を気遣う文面でやさしい字体。
書道を習っていたグリーンラベルも「きれいな字だな」と言っていたので間違いない。
あと印象に残ったのは豊臣秀次事件に連座されてしまった正室や側室の一覧。
父は関西人なので秀吉びいきだけど私はこの事件で秀吉の事を大嫌いになりました。
まだ信長・家康のほうがマシ。(二人とも悪人だけど)
この展示を見た日は大河ドラマ「江」開始。期待してた分、裏切られた・・・。
何じゃこのドラマのお江は
戦国版のだめ?
主役からしてイメージじゃないとは思ってはいたが。肖像画のイメージをみて
歴代のお江さんを演じた女優だと岩下志麻が一番近い。
そしてお市はなぜ保奈美?トヨエツの信長、岸谷の秀吉、お父さん犬の家康、
浅井長政の時任・・・ってNHK戦国トレンディドラマ?
*お父さん犬はトレンディドラマに出てなかったけど。
茶々(淀殿)の宮沢りえがお市を演じるべきとグリーンラベルはブーイング。
トヨエツ信長は一般的にはカッコイイかもしれないけど信長独自の「狂気」が出ていない。
この際、子孫の信成くん(フィギュアスケート)に演じてもらおう
日本選手権の中継を見ていたら信成くんのSP曲がマッチしていると感心していたら
「やっぱり彼は♪人間~五十年~下天のうちを~じゃないか?」(グリーンラベル)
実際、それで演じたら怖いよっ。