さいたま市浦和区  小泉漢方堂鍼灸療院

~全ての人々に健康と幸せを~  

ストレスの構造 2

2011-04-22 17:48:38 | インポート
何かに頭を悩ませている方々は

延々と「妄想」と「拘り」を持っていることに気付かず

それを止められずにいる

そのような患者さんによく出会います



「妄想」とは

ああなったらどうしよう…
こうなったらもうお終いだ…

「有りもしない未来への不安」




「拘り」とは

あいつが~したから、自分はこうなってしまった…
あの時、ああすればよかった…

「過ぎた出来事の反芻」





実は、この二つしか悩みの種はないのです

この種は

自らの心が生み

自らを傷つけてしまいます


しかも、何の条件も必要なく
心ひとつで、延々といくらでも自らを痛めつけてしまうものです


この自らが生む思考には
何の生産性もありません

考えたところで未来は変わらず

考えたところで過去は変わらない





このような無駄なエネルギーを費やしていることに
早めに気付いて止めるだけでストレスは激減するものです





人生が上手くいっているように見える人と

それを妬む人との差は

どこにエネルギーを多く注ぐか?

この差でしかないようです



前者は理想とする未来の為に「現在」に圧倒的なエネルギーを注ぎ込む


後者は「過去」と「未来」へのネガティブな感情を繰り返すことにエネルギーの大半を費やす


「現在」に注いだ力は輝かしい過去になり

理想とする近い将来は、いずれ現実のものとなります

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