株てくてくの自動売買で指し値注文した場合、新規注文が約定したのかがわからないまま返済注文の分析を始める。
このため、新規注文が買いの場合、返済注文の分析式に
分足取得価格 >= 分足売買後最安値 And
を追加することにより、約定された場合のみ返済注文の分析を行うとしていたが、指し値と分足売買後最安値が同値の場合、約定されているケースと約定されていないケースがある。
そこで、確実に約定されたことを確認後に返済注文の分析を行いたい場合は、返済注文の分析式に
分足取得価格 > 分足売買後最安値 And
を追加する。
新規注文が売りの場合、返済注文の分析式に
分足取得価格 < 分足売買後最高値 And
を追加する。
これならば、確実に約定されていることが判断できる。
さらに、指し値と同値で約定されているケースを考慮し、返済注文の分析式に時間による返済を行う。
たとえば、
分足時刻(15:12) <= 分足現在時刻
を指定し、15:12になれば返済注文を行う。
指し値と同値で約定されていないケースで時間による返済注文を行うと、建玉がないために証券会社への注文がエラーになるが、指し値と同値で約定されていて返済注文が行われず、持ち越してしまうリスクがあるよりは良いのでこのようにする。
自動売買(マルチシステム)での指し値注文の詳細は、http://blog.goo.ne.jp/k873911/d/20101001を参照