株てくおーとで発注する場合、以下のようにJ-GATE対応します。
1.株てくおーとの指定とJ-GATE対応
(1)執行条件(有効期間)
本日中:各証券会社の処理に従い発注
今週中:各証券会社の処理に従い発注
寄り :先物の場合は廃止になるため、本日中に変更して処理する。(株式、TOPIX先物を除く)
引け :先物の場合は廃止になるため、本日中に変更して処理する。(株式、TOPIX先物を除く)
不成 :先物の場合は廃止になるため、本日中に変更して処理する。(株式、TOPIX先物を除く)
証券会社の処理
・楽天証券
本日中:本日中を選択して発注する。
今週中:選択できない。このため、本日中を選択して発注する。
・松井証券
本日中:日中(日中立会終了(15:15)まで)と当日(イブニング・セッション終了(23:30)まで)があるが、日中を選択して発注する。
今週中:今週中を選択して発注する。(週末のイブニング・セッション終了(23:30)まで有効)
・野村ジョイ
本日中:当日のみを選択して発注する。
今週中:週末までを選択して発注する。
・カブドットコム証券
本日中:当日のみを選択して発注する。
今週中:期限指定をして発注する。
注1)上記を行うことにより、全ての証券会社で当日の日中立会終了まで有効(イブニング・セッション(ES)に受け付けた注文は当日のES終了まで有効)になります。
注2)株てくおーとでは、Good for Day (GFD)やGood till Date(GTD)を任意に選択することはできません。(各証券会社も選択できないようです。)
(2)価格(注文の種類)
指し値:Full and Store(FAS)で発注
成行き:Full and Kill (FAK)で発注
注1)楽天証券、野村ジョイではFAS、FAK、FOKの選択が可能ですが、株てくおーとからは上記のように固定で発注します。
注2)最良指値注文やストップ注文はサポートしません。
(3)先物区分
マンスリー限月を有効とするのか無効とするのかを株てくおーとのオプションで指定できるようにします。
(先物区分の先物期近をShift+Ctrl+右クリックすると、指定できます。)
マンスリー限月を無効とした場合
先物期近:四半期限月取引(3,6,9,12月)の直近限月
先物期先:四半期限月取引(3,6,9,12月)の直近限月の次限月
マンスリー限月を有効とした場合
先物期近:四半期限月と四半期月以外の直近3か月の直近限月
先物期先:四半期限月と四半期月以外の直近3か月の直近限月の次限月
<例>2011年4月1日時点の期近限月と期先限月
2011/04 2011/05 2011/06 2011/07 2011/08 2011/09
日経225mini 2011年4月限 2011年5月限 2011年6月限 2011年7月限 2011年9月限
マンスリー限月を有効とした場合、期近限月は2011年4月限、期先限月は2011年5月限になります。
マンスリー限月を無効とした場合、期近限月は2011年6月限、期先限月は2011年9月限になります。
2.廃止される執行条件(寄り、引け、不成)に対する自動売買時の対応
プログラムの修正で対応するのではなく、分析式に時間指定を追加することにより対応する。
(株てくてくの自動売買分析式に以下の条件を加える)
(1)寄り
プレオープニング時間(08:00~09:00、16:15~16:30)に発注するように自動売買の分析式を指定する。
従来、「成り行き注文」の場合、08:00に注文しても08:59に注文しても同じであったが、これからは違うので、「成り行き注文」しても約定しないことがあるので注意すること。
「寄り」で売買したい場合、なるべく早い時間に注文すること。(これでも確実に売買されるとは限らない。)
(2)引け
プレクロージング時間(15:10~15:15、23:25~23:30)に発注するように自動売買の分析式を指定する。
従来、「成り行き注文」の場合、ある時間帯以降は「引け注文」に変更する機能を株てくてくで実現していたが、プレクロージング時間に「成り行き注文」した場合、自動的に「引け注文」と同じになる。
株てくてくの自動売買で、返済注文の条件として15:10を過ぎたら返済注文するようにしておくと、15:15にマッチングされるため、「引け注文」と同じになる。(新規注文も同じ)
(3)不成
対応不可。