株てくてくの分足データを短期用と長期用に別々に管理できるようにしました。
株てくてくの分足データは最大9999日まで保存することができます。しかし、10日で約2GBの容量が必要であり、株てくてくをシステムディスクにインストールするとあまり長期の分足データを確保することができなかった。
そこで、分足データを短期用と長期用別々に管理し、通常の場合は短期の分足データを利用し、必要な場合のみ長期の分足データを参照できるようにしました。
たとえば、株てくてくをシステムディスク(SSD)にインストールし、短期の分足データをRAMディスクに作成する。長期の分足データは別ディスク(HDD)に作成するといった利用が可能になります。
今まででも、システムディレクトリとランダム形式データディレクトリを分けることにより、分足データを別ディスクに格納することはできていましたが、分足データは1つであった。
このため、株てくてくをSSDにインストールしても、長期の分足データを格納するだけの容量がSSDになく、結局HDDをアクセスすることになり、スピードアップすることができなかった。
利点(スピードと、長期データの表示を両立させることができる)
・株てくてくをSSDにインストール(短期分足データは3日分)することにより処理を高速化することができる。
・株てくてくのデータディレクトリをRAMディレクトリにすることにより、RSSからのリアルタイムデータ受信後の処理を高速化することができる。
・長期の分足データを保存でき、1年前の分足チャートに簡単に表示することができる。(HDDにアクセスするため、少し遅くなる。)
・長期の分足データを使用してシミュレーションも可能。
注)リアルタイム株価を受信する場合は、RSSから受信回数も多く、データ受信後の書き込みが多くなるので、データディレクトリをRAMディスクにした方がよい。
(RAMディスクさえ作成できていれば、株てくてくの初期設定で簡単に指定できます。)
特に、株てくてくをSSDにインストールする場合は、必ずデータディレクトリをRAMディスクにすべきであると思います。(SSDへの書き込みを削減)