株てくおーとトレード日記

完全自動売買システムによるトレード日記。

株てくおーとに音声通知機能がある理由

2009-04-29 09:07:09 | 株てくおーと

 株てくてくで銘柄のリアルタイムスクリーニング機能、株てくおーとで証券会社への発注機能を利用すればパソコンの前にいる必要はなく、自動的に売買が可能です。

 パソコンの前にいる必要がないなら音声通知しても意味ないのではと思う人もいると思います。

 私は以下の理由で音声通知機能を追加しました。

 1.テスト期間の売買タイミング&証券会社への発注確認用

  テスト期間1:株てくてく&株てくおーとプログラム自体のテスト期間
  テスト期間2:売買ストラテジーのテスト期間

  シミュレーションでどんなにうまくいっても実売買で本当に自分の考えていた売買タイミングで発注されるかわからない。
  このため、テスト期間の確認用に音声通知機能を追加しました。

  <誤りの種類>
  ・株てくてくのスクリーニング方法が誤っている場合。
  ・株てくおーとの発注処理方法が誤っている場合。

  テスト期間中は音声通知で売買を素早く検知し、もし自分の考えていた売買タイミングと違う場合はすぐに修正していました。

 2.家にいる場合の確認用

  音声通知機能があれば他の作業をしていても発注タイミングがすぐに確認できるために音声通知機能を追加しました。

 3.音声通知プログラムの勉強用

  音声通知のプログラムを今まで作成したことがなかったので勉強用に追加しました。

  昔(10年ぐらい前)、NHKスペシャルの「マネー革命」という番組の中で売買内容を音声で通知しているのを見ました。
  このとき凄いという印象があったので、株てくおーと作成時、できるのであれば自分も音声通知機能を追加したいと思いました。


株てくおーとが音声通知する内容

2009-04-28 12:24:34 | 株てくおーと

 株てくおーとが音声通知をするのは注文が約定した時の情報ではなく、証券会社に発注した時の情報を音声通知します。

 株てくおーとは以下の内容を音声通知します。

 <新規注文>

  dscrNm:銘柄名
  OrderValue:株数
  MarketOrderKbn:成り行き、指し値
  marketOrderPrice:参考価格(買いの場合は売り気配値、売りの場合は買い気配値)、価格:指し値価格
  tradeType:現物買い、信用買い、信用売り、先物買い、先物売り

 ・成り行き
   
  dscrNm & "の " & OrderValue & "株を " & MarketOrderKbn & " 参考価格 " & marketOrderPrice & "円で " & tradeType & " 新規注文しました。"

  例)日経225ミニ(06月)の5株を成り行き参考価格8780円で先物買い新規注文しました。

 ・指し値

  dscrNm & "の " & OrderValue & "株を " & MarketOrderKbn & " 価格 " & marketOrderPrice & "円で " & tradeType & " 新規注文しました。"

  例)日経225ミニ(09月)の10株を指し値価格8790円で先物売り新規注文しました。

 <返済注文>

  dscrNm2:銘柄名
  OrderValue2:株数
  MarketOrderKbn2:成り行き、指し値
  marketOrderPrice2:参考価格(買いの場合は売り気配値、売りの場合は買い気配値)、価格:指し値価格
  tradeType2:返済(買埋)、返済(売埋)

 ・成り行き
   
    dscrNm2 & "の " & orderValue2 & "株を " & marketOrderKbn2 & " 参考価格 " & marketOrderPrice2 & "円で " & tradeType2 & " 返済注文しました。"

  例)日経225ミニ(06月)の5株を成り行き参考価格8800円で返済(売埋)返済注文しました。

 ・指し値

    dscrNm2 & "の " & orderValue2 & "株を " & marketOrderKbn2 & " 価格 " & marketOrderPrice2 & "円で " & tradeType2 & " 返済注文しました。"

  例)日経225ミニ(09月)の10株を指し値価格8700円で返済(買埋)返済注文しました。

 <取り消し注文>

  dscrNm:銘柄名
  OrderValue:株数

    dscrNm & "の " & OrderValue & "株を " & "取り消し注文しました。"

  例)日経225ミニ(06月)の5株を取り消し注文しました。

 <エラー情報>

  errmsg:エラーメッセージ

  errmsg

  例1)該当する情報はありません。

  例2)価格は、半角数字9桁以内で入力してください。


株てくてくのVWAP(出来高加重平均)

2009-04-26 11:40:21 | 株てくてく

 株てくてくで現在のVWAPを分析式に追加する場合、分足VWAP(0)と記述します。VWAPはRSSの出来高加重平均パラメタで求めるのではなく、計算で求めています。

 日経平均先物のVWAPは株てくてくで求めたVWAPとRSSの出来高加重平均パラメタで求めたVWAPでは大きく異なります。

 株てくてくのVWAP

 ・その日の前場(9:00)からその日の夕場の終り(20:00)までの値。

 RSSの出来高加重平均パラメタで求めるVWAP

 ・前日の夕場(16:30)から後場の終り(15:10)までの値。


CMEサイトが変更

2009-04-25 14:32:30 | 株てくてく

2009年02月にCMEのサイトが変更になっていることにまったく気がつきませんでした。

新しいCMEサイトは以下です。

CME日経先物(ドル建て)
http://www.cmegroup.com/trading/equity-index/international-index/nikkei-225-dollar_quotes_settlements_futures.html

CME日経先物(円建て)
http://www.cmegroup.com/trading/equity-index/international-index/nikkei-225-yen_quotes_settlements_futures.html

日本語ページ
http://www.cmegroup.com/international/japanese/decommissioning-project-japanese.html

株てくてくでCME日経先物データが取得できなくなっていたため、新サイトに対応した株てくてくのバージョンアップを行う予定です。


注文照会で取得している情報

2009-04-19 08:14:54 | 発注ソフト作成方法

注文照会で証券会社から取得して株てくおーとに注文照会リストとして表示しているのは次の項目です。

 分岐先URI(取り消し):https(非表示)
 日付:Date
 時刻:Time
 状況:Status
 銘柄名:DealName
 銘柄コード:DealCode
 取引種別:TradeType
 口座:AccountCd
 注文数:OrderValue
 注文値:OrderPrice

これらの情報を利用し、取り消し注文を行うことができます。


返済注文検索で取得している情報

2009-04-19 08:13:57 | 発注ソフト作成方法

返済注文検索で証券会社から取得して株てくおーとに返済注文リストとして表示しているのは次の項目です。

 分岐先URI(返済注文):https(非表示)
 取引種別:TradeType
 銘柄名:DealName
 銘柄コード:DealCode
  保有株数:PositionValue
  執行中株数:WaitValue(非表示)
  建て日:Getyyyymmdd(非表示)
  現在値:NowPrice
  取得価格:GetPrice(非表示)
  損益:Profit
  損益率:Profitrate

これらの情報を利用し、返済注文を行うことができます。


注文のエラー処理

2009-04-18 07:25:00 | 発注ソフト作成方法

 注文がエラーになった場合、注文処理を途中で中止する必要があります。

 たとえば新規注文の場合、以下のような処理をおこないますが、(2)で誤った価格を指定した場合などはWEBサーバからエラーが通知されるため(3)以降を中止しなければなりません。

(1)新規注文の銘柄検索画面で銘柄コードを入力し、その銘柄の新規注文画面を表示する。
(2)株数や価格、執行条件を設定して注文処理し、注文確認画面を表示する。
(3)取引パスワードを設定して注文確認処理を行う。
(4)約定確認処理

 エラーをどう通知しているかは証券会社によって異なるため、その証券会社にあったエラー検知処理を作成する必要があります。

 楽天証券の場合は、class="error"があればその後にエラー内容が通知されるのでこの内容を検知し、エラー処理を行います。

 例)<span class="error">価格は、半角数字9桁以内で入力してください。</span><BR>

   Private Function fncGetErrMsg(ByRef inputdata As String) As String
        Dim pattern As String = "span class.*error.*?>(?<errmsg>.*?)<"

        Dim re As Regex = New Regex(pattern, RegexOptions.IgnoreCase Or RegexOptions.Singleline)

        Dim m As Match = re.Match(inputdata)
        fncGetErrMsg=""
        If m.Success = True Then
            fncGetErrMsg = m.Groups("errmsg").Value
        Else
        End If
    End Function


返済注文の発注処理

2009-04-18 07:22:16 | 発注ソフト作成方法

 返済注文も新規注文とやるべき処理は同じです。IEなどで行っている処理と同等のことをするだけです。
 
 URIと必要なパラメタを漏れることなく間違いのないようにセットして、POSTすれば返済注文の発注はできます。

 発注ソフトの処理は全然難しくありませんが、証券会社毎に異なるパラメタの調査が面倒です。

 そのために、IENaviTr (アイ・イー・ナビトレ)などのツールを利用し、IEで操作したときにどのようなURIに対してどのようなパラメータをPOSTしているのかを調査するわけです。

 返済注文にある特殊処理

 ・返済注文要求された銘柄が返済注文リストにあるかを判断し、あればその銘柄の返済注文を行い、なければエラー処理を行う。


新規注文の発注処理

2009-04-17 22:37:55 | 発注ソフト作成方法

新規注文するためには、以下の処理が必要になります。

(1)新規注文の銘柄検索画面で銘柄コードを入力し、その銘柄の新規注文画面を表示する。

  注意すること

 (a)action="/app/ord_jp_stk_search.do;BV_SessionID=fTw4JyHC06QFbpGHTSy6!-1493454566"
   のようになっている場合は、先頭にベースである"https://member.rakuten-sec.co.jp"を追加する。
  
 (b)input type="hidden" name="trdKbn" value="20"の場合、trdKbn=20として追加する。
 (c)input type="hidden" name="offsetRow" value=""のような値のないパラメタであってもoffsetRow=を追加する。

(2)株数や価格、執行条件を設定して注文処理し、注文確認画面を表示する。

  注意すること

 (a)accountCdパラメタのようにタイプが異なりnameが同じ場合

   type="radio"

   <input type="radio" name="accountCd" value="1" checked="checked" id="special"> <label for="special">特定</label>
   <input type="radio" name="accountCd" value="0" id="general"> <label for="general">一般</label>

   type="hidden"

   <input type="hidden" name="accountCd" value="1">

   パラメタは1つだけセットすればよい。ただ、同じのがある場合、後のパラメタが有効になるので、2つセットする場合は、最初にhiddenのパラメタをセットし、その後、実際指定したaccountCdの値をセットする。

(3)取引パスワードを設定して注文確認処理を行う。

  注意すること

 (a)input type="hidden" name="commissionCourseName" value="いちにち定額コース"
   のような値が漢字の場合は、HttpUtility.UrlEncodeメソッドを使用し、
   URLエンコードした値をパラメタにして通知する。

   例)commissionCourseName=%82%a2%82%bf%82%c9%82%bf%92%e8%8az%83R%81%5b%83X

(4)約定確認処理

 約定したかどうかの確認方法

 ・返済注文リストを表示し、新規注文した銘柄が返済注文リストにある。
 ・注文照会リストを表示し、新規注文した銘柄の取り消し可能注文(予約中、執行待ち)がない。

 上記の2つが揃ったとき、約定したと判断する。上記の2つが揃わない場合、時間をおいて再度返済注文と注文照会を行う。

 約定したことを発注元へ通知

 返済注文の分析を行うために、約定(約定時間や、約定価格等)したかどうかが発注元にわかるようにする必要があります。

 株てくおーとの場合は、ファイルを出力するようにしています。ファイル名や、ファイルのフォーマットは、2009/04/09の株てくおーとAPI(2)を参照ください。


Regexクラスによる正規表現(SessionIDの取得)

2009-04-17 17:17:21 | 発注ソフト作成方法

SessionIDはログインする毎に変化するログイン認識IDです。
ログイン後のページから新規注文のページや返済注文のページに移動するときに必要になります。

ただし、ジョインベスト証券、カブドットコム証券のようにCookieでチェック後はSessionIDのようなものが必要ない所もあります。
また、松井証券のように、ページを移動するたびに変化するattrSrcKeyが必要な証券会社もあります。
自分が利用している証券会社に合うように作成する必要があります。

Webサーバから受信したレスポンスデータからSessionID等を抜き出すにはRegexクラスによる正規表現を使用するのが便利で簡単です。
発注ソフトでは文字の検索や抜き出しが多いので正規表現は必ず理解する必要があります。

正規表現を利用すると処理が非常に簡単になるし、処理ステップを大幅に削減することができます。

 例)<frame src="/app/view/com/com_page_footer.jsp;BV_SessionID=2wpHJnnbj4JMdqY1JWQk!503751690?style=small" name="bottomframe" noresize="noresize" scrolling="no">

  Private Function fncSessionID(ByRef inputdata As String) As String
        Dim pattern As String = "frame.*?BV_SessionID=(?<sessionid>.*?)\?"

        Dim re As Regex = New Regex(pattern, RegexOptions.IgnoreCase Or RegexOptions.Singleline)

        Dim m As Match = re.Match(inputdata)
        fncSessionID=""
        If m.Success = True Then
            fncSessionID = m.Groups("sessionid").Value
        Else
        End If
    End Function


証券会社にログイン

2009-04-17 15:50:47 | 発注ソフト作成方法

どのように発注するソフトを作成するのかを楽天証券を例に説明します。
他の証券会社も同様に作成することができます。

先ずは、ログイン処理から説明します。

(1)ログイン画面を表示
   ログイン画面のURL(https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/V_ACT_Login.html)を
   メソッドにGETを指定してリクエストする。

(2)ログイン画面の解析
   メソッドにGETを指定してリクエストすると、Webサーバ(楽天証券)からレスポンスが返ってきます。
   この内容を解析します。

返ってきた内容を見ると、以下のような文字列があると思います。

<form name="loginform" action="https://member.rakuten-sec.co.jp/bv/app/Login.do" method="POST" target="_top">

上記のようにaction="URI" method="POST"になっている場合、メソッドにPOSTを指定し、さらに要求パラメタを指定しててリクエストすれば、要求パラメタに従った内容のページがWebサーバ(楽天証券)からレスポンスとして返ってきます。

それではPOSTの場合、どのような要求パラメタを指定すればよいのかを説明します。

ログインIDとパスワードの所が以下のようになっていると思います。

 ログインID

<td width="90" align="right" valign="middle" nowrap class="login-bg1 fs100" style="padding-right:5px;color:#fff;font-weight:bold;">ログインID</td>
<td width="166" valign="middle" class="login-bg1"><input type="text" name="loginid" maxlength="18" style="width:200px;" tabindex="1"></td>

 パスワード

<td align="right" valign="middle" class="login-bg1 fs100" style="padding-right:5px;color:#fff;font-weight:bold;">パスワード</td>
<td width="166" valign="middle" class="login-bg1"><input type="password" name="passwd" maxlength="18" style="width:200px;" tabindex="2"></td>

ここで大事なのは、input type="text" name="loginid"とinput type="password" name="passwd"の文字列です。

inputという文字列があればこれが入力に必要なものだと思ってください。
そして、nameがパラメタになります。

たとえば、ログインIDが1234567でパスワードがabcの場合、パラメタとして送るのは

loginid=1234567&passwd=abc

になります。

2つ以上パラメタがある場合は、&で連結します。

WebRequestのセット例は以下のようになります。

        'パラメタのセット
        sendparm="loginid=1234567&passwd=abc"
        'バイト型配列に変換
        Dim postDataBytes As Byte() = _
            System.Text.Encoding.ASCII.GetBytes(sendparm)
        'URIのセット"
        strURI="https://member.rakuten-sec.co.jp/bv/app/Login.do"
        'WebRequestの作成
        myRequest = CType(WebRequest.Create(strURI), HttpWebRequest)
        'ユーザー エージェントの識別名をセット
        myRequest.UserAgent _
          = "Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows XP)"
        'メソッドにPOSTを指定
        myRequest.Method = "POST"

上記をWebサーバに送ると、WebサーバがログインIDとパスワードをチェックし、正しければログイン後の画面がレスポンスとして返されます。誤っていればエラーの画面がレスポンスとして返されます。

例なのでsendparmやstrURIはこの場所でセットしていますが、普通はPOSTルーチンの入力にします。

ちなみに、

<div class="fs90"><a href="http://service.money.rakuten.co.jp/">楽天マネーサービス</a> | <a href="http://www.rakuten.co.jp/"><b>楽天市場へ</b></a></div>

上記のようにa href="URI"になっている場合、そのURLのページを表示したい場合は、メソッドにGETを指定してリクエストすれば、そのページがWebサーバ(楽天証券)からレスポンスとして返ってきます。

        'URIのセット"
        strURI="http://service.money.rakuten.co.jp/"
        '送信データを作成する
        myRequest = CType(WebRequest.Create(strURI), HttpWebRequest)
        'ユーザー エージェントの識別名をセット
        myRequest.UserAgent _
          = "Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows XP)"
        'メソッドにGETを指定
        myRequest.Method = "GET"

<td align="right" style="padding-right: 5px;"><form id="hdr-search1" name="hdr-search1" action="http://www.google.co.jp/custom" method="get" target="_blank" style="margin:0;padding:0;">

上記のようにaction="URI" method="GET"になっている場合も、メソッドにGETを指定してリクエストすれば、そのページがWebサーバ(楽天証券)からレスポンスとして返ってきます。


SSLとCookieの扱いについて

2009-04-17 15:41:10 | 発注ソフト作成方法

(1)SSL

WebRequest クラスと WebResponse クラスは SSL を使用して SSL をサポートする Web ホストと通信します。
SSL を使用するかどうかは、受け取った URI に基づいて WebRequest クラスが決定します。
URI が "https:" で始まっている場合は SSL が使用されます。
URI が "http:" で始まっている場合は暗号化されていない接続が使用されます。

つまり、WebRequestクラスとWebResponseクラスを使用していれば、SSLについては意識しなくてもかまいません。

(2)Cookie

HttpWebRequest.CookieContainerプロパティがあるので、特にCookieを意識せずとも認証を行うプログラムを作成する事が出来ます。

GETするときに以下のようにクッキーをセットするコンテナをセット
 
       'クッキーをセットするコンテナをセット(複数のサイトの複数のクッキーがセットされる。)
        myRequest.CookieContainer = Cookie

POSTするときに以下のようにクッキーをセットするコンテナをセット
さらに
GetRequestStreamメソッドを呼び出せば、Webサイトから受け取ったクッキーがすべてCookieContainerオブジェクト(変数Cookie)に格納されているのでここから自動的に適切なクッキーがセットされる。

        'POST送信するデータの長さを指定
        myRequest.ContentLength = postDataBytes.Length

       'クッキーをセットするコンテナをセット(複数のサイトの複数のクッキーがセットされる。)
        myRequest.CookieContainer = Cookie

        'ポスト・データの書き込み
        myPostStream = myRequest.GetRequestStream()
        myPostStream.Write(postDataBytes, 0, postDataBytes.Length)
        myPostStream.Close()


WebRequestクラスと WebResponseクラス

2009-04-17 15:38:56 | 発注ソフト作成方法

WebRequestクラスとWebResponseクラスはWebサーバへのアクセス用に特化したクラスです。

株てくおーと(発注ソフト)はこれで十分であり、ソケットクラスを使用するより簡単で便利なのでWebRequestクラスとWebResponseクラスを使用して作成しています。

発注ソフト作成方法の説明は、WebRequestクラスとWebResponseクラスを使用して説明します。
詳しい内容や使用方法は、「Visual Basicではじめるネットワークプログラミング超入門」やネットで調べてください。


発注ソフト作成時に役立つ本

2009-04-17 11:09:48 | 発注ソフト作成方法

私はネットワーク関連のプログラミングが初めてだったので、

「Visual Basicではじめるネットワークプログラミング超入門」

の本を読んで、株てくおーとを作成しました。

サンプルプログラムも豊富にあるし、わかりやすく書かれています。

この本一冊で、発注ソフトに必要な以下のことがわかります。

(1)WebRequest/WebResponseクラスの使用方法
   ・GET/POSTの利用方法や、Cookieの扱い
(2)Webページの文字コードの判定
(3)URLエンコード

また、NTPサーバと交信し、PCの時計をあわせる機能もこの本を参考にして株てくおーとに追加しました。

注)TICKデータ採取時、秒の単位まで取得しているがPCの時計は狂いやすいのでこの機能を利用してPCの時計を正しい時刻にしています。


発注ソフト作成時に役立つツール

2009-04-17 07:48:07 | 発注ソフト作成方法

発注ソフトは証券会社とのやりとりをWebブラウザに代わって行う必要がありますが、実際にどのようなデータをやりとりしているのかを知る必要があります。

このときに役立つのが、やりとりしたGET,POSTデータやCookieの情報を採取するツールです。

私は、IE(インターネットエクスプローラ)の通信データを横取して、送信データを保存するIENaviTr (アイ・イー・ナビトレ)を使用しています。

http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se299115.html

以下は、IENaviTr のREADME.TXTからの抜粋です。

特徴としては次の通りです。
1)プロキシを使うことなく、送信データのダンプや書換えができます。
 ここでいう送信データとは、Post/Get/Cookie の3種類です。
 例えば、ボタンクリックイベントでJavaScriptが動き、Hidden属性の
 テキストボックスに値を設定してから、POSTするようなページであった
 としても、POSTデータを編集することができます。
2)フレームページごとに通信時間、ブラウザ処理時間を測定できますの
 で、サイト構築時の評価ツールとして使えます。
3)プロキシとは異なり、SSLに代表される暗号化の影響を受けません。
4)日本語エンコードにも対応しています。
5)送信データをファイルに保存できますので、何が送信されたかを残す
 ことができます。
6)デバッガのように、送信前にブレイクして、変数の書き換えや日本語
 ダンプができます。