株てくてくの株価分析式にトレイリングストップを記述することができます。
トレイリングストップとは株価が上昇するたびに売却するラインを上げていくことで、利益を確保しながら利益を伸ばして行く手法のこと。新規売りの場合は逆に株価が下降するたびに売却するラインを下げていくことで、利益を確保しながら利益を伸ばして行く手法のことです。
例えば、1000円で買った株が1100円まで上昇した時、1050円になれば売却するというルールを決める。(この場合、少なくとも50円の利益が確保される)、その後、1150円まで上昇した場合、1100円になれば売却するというルールに変更する。(この場合、少なくとも100円の利益が確保される)。このように、株価が上昇するたびに売却するラインを上げていくことで、利益を確保しながら利益を伸ばして行くことができます。
株てくてくでは、「分足売買後最高値」「分足売買後最安値」があるため、これを利用してトレイリングストップを記述します。
【分足売買後最高値】
銘柄を売買した時刻以降の高値が求まります。
例えば、10:00に株を買った場合、10:00から現在までの高値がわかります。
【分足売買後最安値】
銘柄を売買した時刻以降の安値が求まります。
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使用例)
保有株が100円以上値上がりしたのであれば、少なくとも50円以上の利益が確保できるようにトレイリングストップを設定する。
"株を取得後、100円以上値上がりしたことがあり、かつ"
分足売買後最高値 - 分足取得価格 >= 100 And
"株を取得後の高値から50円以上安くなった場合"
分足売買後最高値 - 50 >= 分足終値(0)
こうすると、株を取得後の高値が更新されるたびに売却する価格が上がるため、利益を伸ばして行くことができます。