「ペットメモリアルあさひ」徒然日記

ペットメモリアルあさひの日常や
管理人の想いなど、『徒然』に
綴っております。
どうぞお立ち寄り下さい。

残念なお知らせ・・・

2014-09-27 10:14:49 | インポート

残念なお知らせです。

前のブログで紹介した捨てネコちゃん。

早速翌日に、ドッグランをご利用されているご夫婦が、家族に

迎え入れてくださる事を快諾していただき、私たちのもとから巣立って

行きました。

たった1日半でしたが、哺乳瓶でミルクを与え、スタッフのTさんの胸で

スヤスヤ眠る愛らしい姿に癒されておりましたので、引き渡す際には

なんとも寂しくなりました。でも優しいご夫妻の子供になった事を

喜んでおりましたが・・・

昨日の朝、ご夫妻から1本の電話が・・・

「譲っていただいたネコちゃん・・・残念ながら亡くなりました・・・」

亡くなる2日前まではミルクもよく飲んで、元気にしていたのに、

翌日から飲んだミルクを全て戻してしまい、みるみる元気がなくなって

しまったそうです。母親から引き離されるのが早すぎたのでしょうか。

まだ抵抗力がなかったのでしょう。

奥様の手に抱かれ連れてこられた「フータ」ちゃんを見て、涙を抑える

事ができませんでした。スタッフのTさんに至っては号泣・・・

「せっかく譲っていただいたのに申し訳ない」とご主人。

憔悴しきったご夫妻には、むしろ悲しい思いをさせてしまい、かえって

こちらが申し訳ない気持ちで一杯です。恐らく私たちの手元に置いて

おいても同じような結末であったでしょう。

ご夫婦と私たち4名でお別れした後、私とTさんの二人で小さなお骨を

拾ってあげました。

たった1日半一緒にいただけでも別れが悲しくて仕方ないのに、長年

暮らした仔を置き去りにするなんて、私には到底理解できません。

そう、先日の東京ドイツ村に恒例のシーズー犬が置き去りにされて

後日、謝罪文と薬が送られてきたという「事件」の事です。

「フータ」ちゃん(私たちは「くるみ」ちゃんと呼んでお世話してました)

を捨てた人も同様です。人間の勝手で命の危機にさらされる小さな

友をどのように考えているのでしょうか?

「フータ」ちゃんはここに来る前、どれだけ心細く、恐ろしい思いをした

事でしょう。でも、余りにも短い一生だってけど、暖かい人の心に包ま

れて旅立つことができたことが、せめてもの救いだと信じたいと

思います。

「フータ」ちゃん、どうか安らかに・・・合掌。

Dsc_0109_2

ドイツ村に置き去りにされた「カール」ちゃんは、香取市在住の優しい

ご婦人がご家族に迎え入れてくださったとの事。よかったね。