昨晩の事、食事を終えて寛いでいるとピンポ~ン♪とドアチャイム。
こんな時間誰だろう?とインターホンをとると、「夜分すみませーん!自転車の
空気入れをお持ちでしょうか?」との声・・・
ドアを開けると誠実そうな若い男性が立っておりました。
以下私と彼とのやり取りです。
私 「どうしたの?」
彼 「タイヤの空気が抜けてしまって・・・あと少しの所なのに」
私 「どこまで行くの?」
彼 「飯岡です」
私 「飯岡に帰るところ?」
彼 「いえ。飯岡でボランティアを募集してるって、ホームページで見たもので・・・」
私 「へぇ~何処から来たの?」
彼 「大坂です」
私 「・・・・大坂って関西の?・・・」
彼が言うところ、今まで東北地方を中心にボランティアをしていたそうです。
そうしたら、千葉県旭市でも津波の被害があった事を知り、中でも甚大な被害が
あった飯岡地区でボランティアを募っているのを見て馳せ参じたそうです。
しかし、彼の傍らにある自転車はいわゆるシティサイクル。買い物籠のついた
ごく普通の自転車です。
私 「これでホントに来たの?」
彼 「ハイ。12日かかりました。」
被災地の一人としては何とも有難いお話ですが、世の中には凄い人がいるもの
です。
今日は花冷え。風邪などひかないよう頑張ってください!
【 帰りも自転車かなぁ? BYタム ・・・特派員のトモちゃんが撮ってくれました 】