雑用と言うべきか、頭上のハエと言った方が分かりやすいのか。伊豆ボケ老人は年齢を増すごとハエ、イコール欲望が増え、凡夫の定番を一直線、曽野綾子さんは凡夫の逆、年齢を増すと共に身軽にと不必要な身の回りを整理整頓、才女と凡夫の隔たりが格も・・・、そう言えば、六祖慧能は本来無一物・・・と説くのだが、その理法を教える法界は、凡夫の伊豆ボケ老人以上にハエが飛び回っているらしい。それも金色のハエ・・・、為政の魑魅魍魎世界では兎も角、法界の世界で・・・心のおやつを与えずに、葬式宗教の一点張りで衆生を餌に、自灯明・法灯明の教えは何処へ・・・ネルケ無方師の座禅は食事であると実践とは、全く逆の日本の法界・・・か・・・困った・・・と伊豆ボケ老人の不味いボヤキのおやつでも困る。
夏の終わりを告げるツクツク法師の鳴き声は午後の畑では圧倒的だ。朝はこのミンミン蝉やアブラ蝉の体当たりを・・・無農薬農園は蝉ばかりかスズメバチや鬼ヤンマも・・・困るのは女郎蜘蛛の巣網に顔を全面ペシャリ・・・と、我が溺愛する日本蜜蜂の天敵でもある。日に日肥える蜘蛛を見る度に掃うのだが次の日には再製する。