発達が気になるお子さんの学校 工芸技能学院/小中フリースクール・高等部(広域通信制サポート校)専門校(就労サポートあり)

療育手帳の有無は問わず。高校卒業資格取得可能。
学習支援・工芸教育(綴織/漆芸)・就労サポート。静かで落ち着いた環境。

ブータン展・上野の森美術館

2016年05月21日 20時38分22秒 | 気になる展示会

ブータン展のご紹介。

 

上野の森美術館にて、5月21日(土)~7月18日(月)の期間、開催。

ブータンは、伝統工芸を国として、奨励・保護しています。

 

上野駅前、横断歩道を渡って、左の奥へ進みます。

 

 

 

サブタイトルに、「しあわせに生きるためのヒント」とありますが、

ブータンの人々は、「しあわせ」という概念・言葉ではなく、

「心地良い・セムガェ」という感覚なのだそうです。

 

具体的には、

「子どもの成長を見ること。」

「家族で一緒にご飯を食べること。」

「友達といる時」など、日常のごく当たり前の状態の事です。

 

 

展示の様子。

 

 

なんと、1階展示会場は、写真撮影OKなのです 

※2階展示会場は、撮影禁止 

 

 

 

 

制作の様子の映像もありました。

 

 

 

「心地良い・セムガェ」の一つとして、

「織物を織っている時!」という答えもありました。

 

1日に少しずつ、織りあげていく、

織っている時は楽しい!

工芸技能学院と同じですね。

 

 

織りあがり。

 

 

 

 

 

 

 

こんな可愛い柄もありました。

 

 

このように着ます。

 

 

こんなフロアーもありました。

マニ車です。かなり大きいのですよ。

中にお経が入っており、時計回りに一周回すと、その教典全部を読んだことになり、

功徳を積んだことになるそうです。

回してみましたが、やはり、日頃の心構え・行いの積み重ねがあっての事でしょうね・・・。

 

 

展示物だけではなく、壁にいろいろな言葉が印字されていますので、

そこにも着目して見て下さい。

 

 

たのしい展示会で、「しあわせな」・「心地良い」気持ちになりました。

天然素材・天然染料を用い、セムガェを感じている人の手で作った作品なので、

見る人々に心地良さが伝わるのでしょう。

 

工芸技能学院での学びは、セムガェですね。

 

「この子の将来は、どうなるのか・・・、」という心配が大きくなった時は、

「この子のセムガェは何だろう、」という視点に切り替えると、

良いかもしれませんね。

 

 

東京上野・ブータン展

 

ブータン展の記事

 

 

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