貴公子
今日は馬休日でもあるので、昨日の三浦＆伊藤騎手来場の記事の続きになります。
それぞれ懐かしの指導員や会員さんと旧交を温めていました。
さて、富トレでは三浦騎手が乗馬時代の愛馬、ル・ビジューに再会。
彼は乗馬ではこの馬に乗って、全日本ジュニアでも活躍してたんですよ。
当時まだ子供だった三浦騎手には「頼もしい仲間でもあり、
一旦テンションが上がると怖い相棒」だったようです。
(ル・ビジューは黒岩指導員が秋田国体で優勝した時の騎乗馬です)
黒岩指導員をはじめ、みんなに勧められて三浦騎手は懐かしのビジューに騎乗しました。
「持っていかれると落ちるかも知れないなぁ」と笑って言いながら乗ってましたよ。
やはり競技馬のパワーは半端ではないですし、当時彼はまだ中学生。
小柄ですしそのパワーと戦わねばならないので大変だったでしょうね。
しかし今やケタ違いのパワーのある競走馬を御して９０勝もしていますし、
もっと難しい馬を教育しているんですから大丈夫でしょう（笑）
鐙を短くしてモンキー乗りになって軽くトラックを速歩で流してからいざ駈歩へ。
「怖がり、物見しやすい」と言われるビジューですが、三浦騎手を憶えているのか、
ピッタリ合った呼吸で気持ち良さそうに走っていましたよ。
時間は空いても２人の間には
我々にはわからない繋がりがあるんですかね。
その後、学院生の代表の子達の騎乗を見てちょっとした質問タイムがありました。
走路を走らせる学生さんを見つめる２人。
質問コーナーでは伊藤騎手・三浦騎手ともにこんな感じで笑いながらのコメント。
Ｑ、騎乗する時はどんな事を意識していますか？
Ａ、馬の気持ちを考えてあげるようにしています。(伊藤騎手)
Ｑ、馬に乗っていて怖かった事ってありますか？
Ａ、ルビジューに走られた(暴走された)時(苦笑)（三浦騎手）
と、それぞれの騎手は「らしさ」の出たコメントで数々あった彼らの質問に答えていましたよ。
勿論、昔一緒に練習した会員さんや、指導員もたくさん集まり、ちょっとした同窓会のような歓迎会のような状態になりました。
皆さん口ぐちに
「あの小さかった子がこんなに立派な有名になって帰ってきやがって」
と言います。
その割に記念撮影、サインの嵐でした。せっかくのお休みなのにご苦労さんね。
しかし何とも不思議なような嬉しいような。
それでも性格の良さは２人ともプロになっても変わらず
昔のまんまだったので、このまま自分らしさをなくさずに
世界に通じるようなトップジョッキーになって欲しいですね！
宝馬ではちょっとしたお食事会をしていました。
コチラは体験乗馬や初級・中級レッスンの方なので、直接昔一緒に乗っていた方はいらっしゃらないですが、そこはさすが有名人！
皆さん近くに遠くに囲むようにして見学してましたね。
手前に写っているのは横尾です。
食堂の飯岡さんは彼らにとっては宝馬のお母さん。
ここでよく三浦騎手は大野拓騎手の弟さんと休憩時間に食事しながら飯岡とお話してたなぁ。
と、行数がなくなってしまったので最後に今日は
伊藤工真騎手
から乗馬をしている皆さんへ、三浦騎手に負けるとも劣らない
グダグダのメッセージがあります。
動画になっていますので、是非その普通の青年ぶりを見てあげてくださいね。
夏の合宿生として来ていた時には参加していた十数人の仲間の中で
一番真剣に取り組んでいたのを今でも憶えています。
そんな伊藤工騎手は今日(1/13発行号)の日刊スポーツ競馬面
で大きく取り上げられていました。
現在は天才型の三浦騎手に一歩リードされていますが、
努力型の彼は２年目の今年は飛躍を誓っているので期待できるでしょう。
両騎手ともにさらなる成功を収めることができるよう、
通っている方もそうでない方も応援よろしくお願いします！！
『 ま、２人ともボクの弟子のようなモンですから 』 （ 横尾指導員 ）
オリンピッククラブは楽しく乗馬をすることも、
競技を目指す事も、騎手を目指す事もできる
とってもいいクラブですよ（自画自賛）
そんなこんなで昨日・今日は立派に騎手として頑張っている２人が帰郷したことを報告する内容になってしまいました。
明日、明後日はまだ馬休日になります。
東アジにご期待下さい。
三浦騎手＆伊藤騎手の通ったクラブで乗馬をしてみたい方はコチラ 
生で見れてラッキーだったと思った方はコチラ 
『 皆さん乗馬を楽しんで下さいね！ 』 ( 伊藤騎手 )
