Four seasons*

愛しきものたち
「一枚の葉が手に入れば、宇宙全体が手に入る」
*日本画家・安田靫彦が小倉遊亀へ送った言葉

☆岩手県の高校郷土芸能団体 * 郷土芸能フェス

2024-03-09 | ♥岩手県・秋田県

岩泉高等高校 中野七頭舞 (道の駅いわいずみ)

 

 

2023.11.4

朝から悪天候だったが、小岩井農場 ⇒ 岩洞湖 ⇒ 龍泉洞 ⇒ 三陸海岸へ

時々小雨の中進んで、そろそろお昼ご飯場所を探していたところ

道の駅いわいずみ に鹿踊の衣装を着た数人が見えた

※明治神宮で、かつて子供の七五三詣りで鹿踊演舞を奉納しているのを偶然目にした事がある

 

 

 

満車に近い駐車場所を探し、今日の幸運に「ラッキー☆」と撮影を始めた

高校生が郷土芸能を通じて地域を盛り上げようというイベントです

 

 

 

=鑑賞した順に撮影=

 

■岩谷堂高等学校 鹿踊部「金津流岩高鹿踊」

 

 

一礼申して 

立てや我が連れ 立てや我が連れ

 8頭の中心にいる中立が歌い出すと、ほかの鹿たちもつづいて歌い出す

金津流岩高鹿踊の演目の始まりである

 鹿頭をかぶり、身にまとう装束は15キロ以上

背負った2本のササラを振って太鼓を打ち、鹿のように足を上げて勇壮に踊る

 

 

説明によると、

鹿踊が地域にあると繁栄すると考えられ、地域によって洗練されながら県内全域に分布した

現在約150団体あり、お囃子で踊るのが「幕踊系」

踊り手が演奏する岩谷堂高校は「太鼓系」の鹿踊になり、伝承するのは金津流で

法要や村の祈祷など、神事芸能の秘伝として250年近く踊り継がれてきた

 

 

■北上翔南高等学校 鬼剣舞部「鬼剣舞」

 

 

 

基本の「一番庭」や刀を持って乱舞する「八人加護」

太鼓や笛の音に合わせて勇壮な舞を繰り広げる

 

 

 

お囃子もすごい♡

 

 

全国高校総合文化祭・郷土芸能部門で鬼剣舞部が優秀賞に輝いた=岩手日報=

 

 

 

■宮古水産高等学校 太鼓部「翔洋」「潮騒」

郷土芸能発表会で優秀賞一席

YouTube お借りしました

 

2023宮古水産高校「潮騒」県総文祭

 

 

あいにくの雨で、狭いテント下ではちょっと可哀そうでした

YouTubeではすごい迫力が伝わってきます

 

 

雨天で湿気を嫌う和太鼓

トラックから演奏時間に出し、終了時にはすぐトラックに収納していた

 

 

 

■岩泉高等学校 中野七頭舞(なかのななづまい)

七頭舞とは、岩手県岩泉町が発祥の地であり

神楽から派生したといわれる躍動感ある華やかな芸能

 

 

演舞する基本は、2人1組の7組で14人です

即ち、「先打ち」「谷地払い」「薙刀」「太刀」「杵」「小鳥」「ササラスリ」の七種類で

これが七頭舞の 語源とも言われています

踊りの種類も「道具取り」「横跳ね」「チラシ」「戦い」

「ツゥトウツゥ」「みあし(鳥居掛かり)」「道具納め」の七つに分か れており

ここからも七頭舞の意味がうかがわれます

当初は神楽で踊られていたのですが、時代とともにうつりかわり、

集落の祭典に奉納されるようになりま した

五穀豊穣、家内安全、大漁を祈願して踊る元祖的存在の七頭舞は、勇壮活発な舞いです

 

 

一番激しい演舞とされる「ツゥトウツゥ」

中野七頭舞の中でも一番盛り上がる踊りとされていて

全身を使って舞うため生徒たちも踊りが終わると息が上がります

 

 

 

 

勇壮華麗な伝統の舞

「地域復興支援郷土芸能フェス」と題して行われたイベントには

郷土芸能に取り組む岩泉、北上翔南、岩谷堂、宮古水産の4つの高校が出演し

高校生の発表の場と地域づくりの連動を目的に岩泉高校の生徒たちが初めて企画したそうです

 

 

4校の高校生たち、歴史と伝統を受け継ぐ郷土芸能

普段から練習に取り組む舞や、太鼓を熱演に大いに拍手(パチパチ)

お見事です ★★★★

(伝統芸能に興味ある私はかなり興奮 郷土愛が羨ましい、すごいなぁ)

 

 

 

 

 

遅くなった昼食を

 

地産地消のレストランへ

満席で空席がなく、ようやく最後の客、、、

旨い♡

 

 

 

 

さぁ次に急がなくちゃ、

 

 

 

 

 


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