安保法制

Hiroshi Matsuura
岸内閣が総辞職に追い込まれたのは、安保法制の内容というよりは、国民と議会を無視した強行採決にあった … 岸信介氏の孫は、また祖父と同じことをしようとしている。

戦争法案の成立をめぐり、政局は一気呵成に進むだろう。もし成立しなければ、安倍政権は米国との国際公約を反古にしたことになり、安倍政権は崩壊する。もし成立しても、過半数が今国会での成立を説明不足で時期尚早としている世論を激昂させ、自民党内にも離反者が出るだろう。

6月14日には、昨年の「集団的自衛権」の閣議決定の日を超える空前の規模の抗議活動になるだろう。安倍政権は、いよいよ追いつめられている。「歴史は繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として」。