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JUN SOUNDSYSTEM 公式BLOG

JUN SOUNDSYSTEMの音楽活動ブログ。自作曲、YOU TUBE、好きな音楽、お酒、旅、ダイエットなどなど。

【名盤】影響を受けた音楽をうすーくディスクレビューする【紹介】Doves/lost souls

2020-11-18 21:26:30 | 名盤紹介

JUN SOUNDSYSTEMが影響を受けた私的名盤をうすーく語る。
主に若かりし頃に沢山聴いた音楽を紹介していきます。

第8弾は、クラブサウンドを昇華したバンドサウンド!!ダヴズ!!Doves/lost souls


評判を聞きつけ、自分の好みの音のような印象を受けたので購入したダヴズのファースト・アルバム。
ジャケットを見ると、警察のサーチライトを前に最後の抵抗をする男・・・とは考えすぎでしょうが、
ジャケ買いして明るいサウンドだったらキレるレベルのアートワークですね。当然の如く音は暗めです。
                            
しかし、その暗さの中でも光が遠くに見える希望を感じさせる暗さです。そう、彼ら自身がこれをリリースしたときの、
心境のように・・・・。
                            
ダヴズの前身バンドはブレイク・ビーツ・ユニット「サブ・サブ」。(これで読み方良いのだろうか・・・)
あまりインストゥルメンタルのクラブ・サウンドには興味自体ないので未聴なのですが、彼らの所有スタジオが
火事で焼け、今までのテープもろとも焼失するという悲劇的な出来事に見舞われてしまいます。



Sub Sub ft Melanie Williams - Ain't No Love (Ain't No Use)


そして心機一転バンドを結成し、執念のリリースを果たしたのが今作というわけです。やはりクラブ・サウンドを
やってきただけあってロックンロールのフォーマットから紡ぎだされるグルーヴとは、また種の異なる
グルーヴ出してますね!印象的なフレーズが繰り返し流れ、機械的ながらも使われるアコースティックな
楽器が暖かさをも感じさせてくれます。音作りの凝りは半端なく、メロディの良さもそれに負けじと頑張ってます。
難点を挙げるとすればボーカルの弱さかな。味があると言えばありますが、個人的には外部からボーカリストを迎えて
コラボレーションしても良かったのではないかなとは思います。しかし、彼らの作った曲の真の魅力は彼らでなければ
伝えられないという点では、余計なことはしなくて良い!とも言えるでしょう。

とにかく、彼らの失意とそこから生まれた執念、不屈の精神がこちらにまで、伝わる良いアルバムです。
ちなみにこの次の作品の「ラスト・ブロード・キャスト」も持ってはいますが、「ロスト・ソウルズ」が売れて、
多少心にゆとりが出たのか暗さがキラキラした明るさに昇華されているため、個人的にはあまり好きではありません・・・。
ただキラー・チューンと言える「ポウンディング」を収録してるので、興味のある方はぜひ両方お買い求め下さい。


Doves -- Break Me Gently



Doves - Rise (music video)



The Doves - Pounding




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【名盤】影響を受けた音楽をうすーくディスクレビューする【紹介】Mansun/little kix

2020-11-18 21:10:35 | 名盤紹介

JUN SOUNDSYSTEMが影響を受けた私的名盤をうすーく語る。
主に若かりし頃に沢山聴いた音楽を紹介していきます。

第7弾は、色気と妖艶のUKロック!!マンサン!! Mansun/little kix



マンサンのサードアルバムで、バンドとしては最後のオリジナル・フル・アルバム。出かけ先のド田舎の
ショッピングセンターのワゴンセールで偶然発見したときは運命の巡り合わせと疑いませんでした(笑)
個人的にはマンサンの作品中、最も歌部分のメロディが素晴らしいと思います。展開やギターサウンドは
やや落ち着いて、バンド自体もポップ寄りでスタンダードな作品作りを意図していたようです。
                              
何しろ前作である「シックス」は、マンサン流ダークなプログレと言った感じで複雑極まりない展開とフレーズの
嵐だったので、人によっては今作が必要以上に地味に映ってしまうかもしれませんね・・・。



しかし、ポップセンスがあるからこそ前作「シックス」は成り立ち、ポップセンスがあるからこそ、今作の
シンプルなアレンジでも曲が成り立っているというのは言うまでもありません。今作を叩く声には展開の
面白さを期待するだけでなくメロディ一音一音に耳澄ませてみたらどうかと、声を大にして言いたい!
(まぁ私自身の趣味の押し付けですが・・・・)

メロディが良くなかったらシンプルなアレンジでは聞けたものではないですからね。直球勝負をして、
ここまで仕上げた彼らには心から敬意を表したいです。
                              
お気に入りとしては「アイ・キャン・オンリー・ディサポイント・ユー」、アコースティック・ギターから始まる
「エレクトリック・マン」「カムズ・アズ・ノー・サプライズ」なんかは、今までにないくらい耳に残る曲です。
                              
それにしても、マンサンは活動期間こそ長くはありませんが、ここまでヴァラエティ豊かなアルバムをリリース
してきたという実績は、評価に値すると思います。あ、ちなみにセカンド・アルバム「シックス」については
レビュー書ける自信が出るまで、引き続き聞き込みを続けようと思います(笑)

Mansun - I Can Only Disappoint U


Mansun - Electric Man


Mansun: Comes As No Surprise




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【名盤】影響を受けた音楽をうすーくディスクレビューする【紹介】Mansun/attack of the grey lantern

2020-11-18 20:38:37 | 名盤紹介

JUN SOUNDSYSTEMが影響を受けた私的名盤をうすーく語る。
主に若かりし頃に沢山聴いた音楽を紹介していきます。

第7弾は、色気と妖艶のUKロック!!マンサン!! Mansun/attack of the grey lantern


このCDを買った時、帯に「ブラー、マンサン、スーパーグラスのCDご購入の方・・・」という一文が
書いてありまして何のことかと読み進めると、要するに当時UK期待の新人のバンドのCDを買うと
特典あります的なキャンペーンの告知だったんですね。私がこの作品を手にした時は、すでに
ブラーがベストアルバムをリリースしてましたから、時代錯誤な事してるな・・・俺・・・なんて思いました。



しかしそんなの最初だけ。このCDは、ほんと聴いてよかった。アルバム全体の出来や繋がり、一曲一曲のクオリティ、
ポップさ全て文句なしだと思います。この手のバンドにはあまり見られないサンプリングの手法が見られ、
現代の耳を持っても十分新鮮で、本当にこれがデビューアルバムなの?と疑いたくなるくらい他の新人バンドには
ない遊び心と、構成の見事さに溢れています。見え隠れする色々なジャンルの音楽も、アレンジの幅の広さを
感じていいですね。色んなタイプの曲があって飽きが来ないし、何しろメロディがポップだから即効性をも
兼ね備えています。独特の美意識を感じさせるアートワークもバンドのイメージにぴったり。
余談として、ボーカルのポールの声が少しラルク・アン・シエルのハイドに似てます(笑)あと、一曲目を
聞いて映画「ネヴァー・エンディング・ストーリー」を思い出したのは俺だけじゃない事を願います(笑)
                              
おすすめ曲としては、「マンサンズ・オンリー・ラヴソング」「ワイド・オープン・スペース」
「シーメイクス・マイ・ノ-ズ・ブリード」カッコいいし、妖しくも美しいですね。一転して明るい
「ストリッ パー・ビカー」も最高です。ブリット・ポップ全盛期にリリースされたせいか中古も多く出回って
値段も落ちてますね。でも、いい意味で値段に見合わない素晴らしい作品だと思います。




Mansun - Wide Open Space (Official Promo Video)



Mansun - She Makes My Nose Bleed (Official Promo Video)



Mansun - Stripper Vicar (official video)


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【名盤】影響を受けた音楽をうすーくディスクレビューする【紹介】Muse/absolution

2020-11-18 20:05:46 | 名盤紹介

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第6弾は、過剰の美学、美と破壊のコントラストMuse!!!Muse/absolution


前作から、ライヴ収録のアルバムなどを挟み(デッド・スターって曲。これがまた狂ってて美し い!)
いよいよリリースされたミューズのサード・アルバム。このアルバムからのシングル「ストックホルム・シンドローム」から
察するに、けっこうへヴィな作品が届くなとは予想していたんですが、やっぱり!!って感じでしたね。
美と破壊のコントラスト(どこかの受け売り)が前作よりさらに明確になっていると感じました。



メタル色が強くなりつつも、美しい曲はより美しく仕上がってますから、今まででもめちゃめちゃテクニックが
凄かったのにそれ以上の飛躍が見られるとは思ってもいませんでした。

そうそう、「タイム・イズ・ランニングアウト」という曲が収録されているのですが、今まで発表されているミューズの
作品群の中で一番好きな曲です。キャッチ-さ、サビへと畳み掛ける見事なメロディ・ライン。これまでの作品の
良いとこ取りというと表現が悪いですが、これぞミューズの醍醐味!だと思いますね。とにかく彼らの作品は安定感、
実験精神、それらを一まとめにポップにしてしまう魔術を持っています。

来日公演も素晴らしかったようですし(AXなら観に行けばよかった・・・泣)、聴いて感動、見て感動を与えてくれるのは
エンターテイメント精神とロックが成しうる芸術性を兼ね備えた他でもない、このミューズというバンドだと言えるでしょう!


Muse - Time Is Running Out (video)


Muse - Stockholm Syndrome


Muse - Butterflies and Hurricanes (Video)


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【名盤】影響を受けた音楽をうすーくディスクレビューする【紹介】Muse/origin of symmetry

2020-11-18 19:44:29 | 名盤紹介

JUN SOUNDSYSTEMが影響を受けた私的名盤をうすーく語る。
主に若かりし頃に沢山聴いた音楽を紹介していきます。

第6弾は、過剰の美学、美しさと破壊のコントラスト!!!Muse/origin of symmetry


またケーブルテレビの音楽チャンネルの話になりますがミューズの特集を組んでいたんです。
プロモを数本流す形式という、個人的には一番嬉しい構成だったのですが、見ていてぶっ飛びっ放しでした。
映像は、すこしグロテスクやファンタジックな作りが中心で、前々から興味があった自分としては、さながら
買うかスルーかどちらかの瀬戸際なジャッジメントを考えながら、画面と睨めっこしてました。
結局、なんの迷いもな く買う事にしたのですが(笑) なにしろ美しいですね。曲が。
曲作りの中心人物フロントマンのマシュ-はクラシックが大好きらしいのですが、下地はあっても、見事に
ロックンロールしてます。デビュー当初はボーカルの声や歌唱法(高音で歌う部分かな)が似てるという理由からか
レディオヘッド・ フォロワー扱いだったようですが、今ではそんな話はどこへやら、独自のスタンスを築き上げたと
いって異論はないでしょう。そもそも、こんな事を今さら蒸し返すのも、おかしな話ですね。すいません。
  

                            
とにかく全曲充実の出来で、美しさにウットリしたかと思うと、素晴らしい造形の建築物を核で一瞬に
木端微塵にするような破壊に驚かされ、日本盤の帯に書かれていた「過剰の美学」って言葉にも思わず頷いてしまいます。
このアルバムのリリース前に、マシュ-がヨーロッパ各国をギター 一本持って渡り歩いたという逸話が代表されるように、
ヨーロッパ音楽の取り入れ方も、アルバムに多彩さとボーダレスな美しさを兼ね備える良いテイストを加えていると思います。
私自身、あまりに、気に入り過ぎて大学時代、サークルの後輩の女の子(当時モンゴル800とかドラゴンアッシュが好きだった)に、
聞いてみ!と、貸してみたところ「すいません。あんまり分かりませんでした」と言われるという苦い経験をしたほどでした 。

とにかく良い作品は人に薦めたくなる。それがこのブログを書いている原動力な訳ですし、このアルバムも、
薦めたくなる衝動に駆られるほど素晴らしいってことです。とりあえず、聞いてみてください!!


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Muse - Plug In Baby (Official Video)


Muse - Feeling Good (Video)