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ホンダが大型二輪を除く 原付・小型バイクから撤退!か?

2011-02-28 17:58:56 | 社会
2011年2月28日(月)

【ブレーキの効きが悪くなって】

 きのう、愛車「スーパーカブ号」のブレーキの効きが悪いので、

いつものバイク屋さん(ホンダ代理店)に行ってブレーキワイヤーの

交換を頼んだら、ワイヤーが伸びてしまっているのでは無くて、

ブレーキシューが摩耗しているためでしょうということになった。

新車を買ってから、かれこれ十数年ブレーキシューを交換したことがなかった。

バイク屋の親父さんが分解してみると、ここまで減っているのは初めて見た

というほどの損傷状態。

削れたものが粉末状になってたまっていた。(写真を撮り忘れた!)

この頃のブレーキライニングはアスベストに違いない。

ブレーキライニングを新品に交換してもらってから「ブレーキワイヤーは

交換する必要はないのか」訊ねたところ、「ワイヤーはまだ大丈夫」とのこと。

「タイヤはどうか」とも訊いたが、「タイヤもまだ大丈夫」とのこと。

行きつけのバイク屋さんだが、ついでに他の修理もして儲けようと言う

態度がなく、必要最小限の修理でユーザーの利益を考えてくれる方。

弱っているバッテリーも交換してもらった。(10年前のものだという)


【小規模代理店切り捨て“リストラ”政策】

 そういう良心的な代理店を続けてきたのだが、ホンダから

「2014年を限りに代理店としての更新をしない」

 と言う連絡が先日この店に来たそうだ。

 それも幾つか少数の『不採算』代理店が切られる訳では無く、

この地域で、70ある内の60(家内工業的小規模経営)までが切り捨てられ、

法人格の大手代理店だけが生き残るという「下請け切り捨て政策」らしい。

 9割近い代理店が無くなる訳であるから、我々ユーザーが困るではないか!


【ホンダは原付や小型二輪からは撤退する とのこと!】

 そのバイク屋の親父さんが言うには、これからは原付や小型二輪車も

電動に替わって行くが、中国から安い「電動バイク」が入って来るので、

ホンダは価格的に対抗できないとして「電動バイク」からは撤退することに

したとのこと。 そして、エンジン式の「バイク」からも大型を除いては

撤退するので、数多くの代理店が生きて行ける道は無いと判断したらしい。

 ホンダも 「電動カブ号」プロトタイプ を発表したが(2009/9月30日)

価格的に競争ができないので、市場展開は諦めたという話。

 結局、エンジン式も電動式も撤退することにしたとのこと。

それが2014年を期限とすることのようだ。

 2014年に殆どの代理店(修理してもらえるお店)が閉店に追い込まれると

なると、それ以前から販売は縮小して行くことになるが、ホンダは既に

販売に対して消極的になっているとのこと。


【部品の対応も問題】

 メンテナンスパーツは、商取引上の維持が何年間か義務付けられては

いるが、カブ号のように耐久性の高いバイクの場合は、その期間を越して

使われるだろう。

 どうなってしまうのだろうか?


【お店も大変】

 その親父さんは、そろそろ定年になってもよさそうな御年齢だし、

子どもも店を継ぐ気がないらしいので、「そろそろ潮時」と考えているが、

「まだ、若い人がやっているお店は大変やね」と心配されていた。

 全国では大量に仕事を失う個人経営者が出てくることになる。

 ジデジカと同様大きな問題である。


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  2007年頃から、ボチボチ話題にはなっていたようですね。