のんびり茶屋

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フィールドを歩きたかったんだと気づいた話

2020-05-31 11:53:57 | エッセイ・コラム

前回のブログ記事を書く事で
オリエンテーリングの様にフィールドを歩くのが楽しくて
それをビデオゲームの中に見出そうとしている
自分の性分を自覚する事が出来た。

そうだ、子どもの頃ビデオゲームが
まだ黒い背景で固定画面だった頃はそこまでドキドキしなかった。
それが青空の背景になってスクロールするようになった時、
その先に何があるのかが知りたくて知りたくて
その頃にビデオゲームの関心が急激に高まったんだった。

ゲームプログラミングを学ぶようになると
複数画面のフィールドがあるゲームの作り方に固執したのも
そういう事だったのか。

といってもいきなりそんな思いを綺麗に形にできる訳もなく
作るマップは雑なものばかりだったのだけど。

で、上記ブログを書いた後、
過去のゲームをWebMSXで公開する事があって、

https://twitter.com/JunNishikaw/status/1261547185071513600?s=20

その際にこのゲームの全体マップ画像を
データ抽出して作ったのです。

https://twitter.com/JunNishikaw/status/1261547187739262977?s=20

このゲームはマップエディタなしでデータ直接入れて作ってたので
ちゃんと良いマップを描けたのかがずっと気になっていたので
作った全体マップ画像を一望した時「こんなマップだったのか」と素直に驚きました。
30年弱前の自分のブログラムを解析したりと大変でしたが作ってよかった。

で、せっかくなので他のマップエディタなしの
直データ打ちでマップを描いていた頃の他のゲームの
全体マップも作ってみました。

※Gooブログの画像機能は解像度大分落とされちゃうんで以下Twitter経由で。

最初に言うけど毎回マップチップを一から描いているのほんと凄い。
全然苦じゃなかったもんね。マップチップ描くの。
本当にフィールドを作る事に執着あったんだなぁ、と。
(そしてその自覚がなかったんだなぁ、と。)

https://twitter.com/JunNishikaw/status/1266940828817035264?s=20

まずここの1枚目が14歳の頃に初めて完成できた複数フィールドがあるゲーム。

2枚目が1枚目のリメイク兼続編。
人がいたりワープで山の中入ったりしてます。

3枚目がマップデータの保存場所を変えて
広いマップが描けるようになった最初の作品。
当時も今も評価は同じで
広いだけで情緒もへったくれもない
ダメマップだと思います。

https://twitter.com/JunNishikaw/status/1266940830754865155?s=20

この3枚はシリーズもの。
一応三部作になるんだろうか…。

1枚目が習作がてら作ったもの。
全体マップを見ると雑でダメそうだけど
実際に歩くと、城内のような所から始まって
青い部屋と木々の繁るフロアを経て
暗闇に掛かった崩れた橋を抜けると墓地で終わり、という
妙な景色の様変わりが不思議で
ムードいっぱいのマップなんです。
墓石のマップチップなんて描いたのこれっきり。
なんでこんなマップ描こうと思ったのか全く思い出せない。

2枚目が城で王の命を受けて旅立とうとするも
城が迷宮になっていて旅立てず困る、というネタ作品。
左上が城の2階、右上が城の1階、下半分がフィールドです。
複数の宝箱は取れそうで取れないというギャグのつもりでした。

3枚目は某市販ゲームの某大陸まんま。
今見ると最低限の書き込みのマップチップが凄く良い味出してる。
そしてモチーフがあるから当然ですが歩きがいのある良いマップ。

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こうして自分がゲームに何を求め
何にこだわっていたのかが自覚できると
その部分を突き詰めて
自分を楽しませる為の作品を
新しく創りたくなってきてます。


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