のんびり茶屋

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ジクサーと悩んでセローを買って半年経った

2018-05-11 19:31:21 | バイク

●VTZ250(以下VT)からセロー250(以下セロー)に乗り換えて半年たちました。

●VTは日々の移動手段とたまの遠距離旅行用に使っていましたが
パーツ供給が無くなり修理が難しくなってきて買い替えを検討。
平行してスーパーカブ90(以下カブ)にも乗ってるけど
こっちはこっちで130,000km走行でそろそろ寿命っぽく
この2台の代わりとなるバイクの候補としてセローを検討。
なのでオフロードは走りません。

●セローとどっちにするか悩んだのはスズキのジクサー。
ネット評やカタログではわかんないのでどちらも試乗して決める事に。

●当初はカワサキのZ250SLとトリッカーも候補に入っていて
Z250SLは試乗して悪くはないのだけどピンとこずに候補落ち。
トリッカーは高速道路乗るって言ったら
どの店でもやめとけって言われて
えっ?そこまで?ってなって断念しました。

●んで、ジクサーに乗ってみて感じた不満は

・ヒザがどこにも当たらずニーグリップ感が独特
・ミラーが形状的に見えにくい
・ストリートファイターのデザインに慣れられるか不安
・排気量(155cc)的に高速道路巡行は(乗り心地+耐久性)大丈夫なのか
・リアがコスト高なラジアルタイヤ

位で他は非常に良かった。

特に良かったのは

・シートのポジションがしっかりしてた
・クラッチレバー軽い
・エンジンノイズは水冷並みとは言わないけどほんと少ない
・ギアチェンジのタイミングはVTとほぼ同じ。9,000回転以上回らなくて6速のないVTって感じ
・センタースタンドは握り手の都合でちょっとやりにくいけど便利
・前後チューブレスタイヤ
・燃費良いらしい
・何より車体価格が安い

他に気になったのは
思ってたより車体が大きい。VTと並べると全く同じ。
取りまわした感じ車重は軽いと思ったけど
このサイズ感で毎日乗れるかな?、とは感じた。

●ジクサー試乗の2日後、セローに試乗。
走り出したハナからいかにも昔のバイクって感じの
古臭い乗り味に理屈じゃない親近感を感じ、
セローに決めました。つまりほぼ直感。

●以下、新車購入で半年ちょい。

距離が3,500km位のインプレです。

●購入時にXT250Xのラバーステップに交換。
初回点検時にシフト、ブレーキ各ペダルのイニシャル少し下げる。
2,800km走行後にパワービーム装着。

●外観で気になった事。

カウル部分は未塗装ながらも
トップブリッジやハンドルバーにまで粉体塗装。
カウルのステッカーまでラメラメ。
所有感を高める配慮はあちこちにある。

右ハンドルスイッチのピクトグラムはシルク印刷なのに
左はシールって…なんで?流用部品なの?

●乗って感じる事。

●以前乗ってたSR500とそっくり。
良い所も悪い所も傾向が一緒ながら
SR500よりそれらが大分控えめになっている感じ。

●シート高は高い。
身長181cmの体重63kgでも高い。
運転中足出しても地面に足がつかない。
停車時の足場によっては立ちゴケ充分にあり得ます。

長時間運転して降りる時に体が固まってて
足が上がり切らず結果マフラー側を蹴って
左側に立ちゴケしかける事が割とある。

バイク屋さんはオフ車のセールストークで
座ったら沈むから足着きますよ、とか
車体軽いから大丈夫ですよとかって言うのやめた方がいい。
正直にシート高があるなりの不便と慣れは必要ですときっぱり言うべき。

…いや、逆におだてて買わせてしまって
結果乗れなかったら下取って
上物中古として売って粗利頂きという算段?

●取り回しが猛烈に楽。ハンドル切れ角が偉大。
込み入った食品スーパーの駐輪場に普通に入れる。
サイドスタンドだけなんで傾くから
こういう所の駐輪はしんどいかと思ったけど
ハンドルロックが左右どちらでもかけられるのもあってなんとかなる。
コツがわかれば駐輪後の向き調節も簡単。
フロントのスタックバーもこういうシチュエーションで使える。

●積載もしっかりしてて
シート表皮のグリップとリアのスタックバーのお陰で
18lの灯油ポリタンクとかでも簡単に固定できます。

●ヘッドライトは充分明るい。
●ハンドルはちょい高めで時々しんどくなる。
●シートは時々お尻痛くなる事あるけど苦ではない。
●ニーグリップとヒールガードはちゃんとコントロールに使えます。
●土踏まずでステップ踏むとペダル操作は無理気味。
スタンディング時の誤動作対策でわざと離してある??
●スネイルカム式のチェーン調整がすげぇ簡単で便利。

●ギアチェンジのタイミングが
30km/hくらいで2速へ、
50km/hくらいで3速へ、
70km/hくらいで4速へ…って
これスーパーカブ110のタイミングと同じやないか!!
そりゃスーパーカブ110より排気量差分パワーはあるけど
それ以上のエンジンノイズの多さが釈然としない。
同じギアで同じ速度ならスーパーカブ110のほうが断然静かで低振動。

●パワービームは効いてます。
90km/h位で大事に感じる走りっぷりが
(だからといってそれが欠陥と感じるような悪印象はないです)
パワービーム付けたら高速道路でアクセル普通に開けれるようになった。
イメージとしてはボルティーよりかっちりしたけどVTには及ばずという感じ。
あとリアからのゴツゴツ感が増えたりコーナーでグイグイ寝なくなった。
けどむしろこれで普通かとも。

SR500に乗ってた時、乗るのが面倒で
セカンドのCB50ばっかり乗ってたのですが
セローもなんか乗るの面倒でカブに乗る事が多くなってて
良くないなぁと思っていたのですが
パワービーム付けてからはセロー乗る頻度上がりました。

●燃費は最低値26.21km/l。最高値32.72km/l。
ネット評比大分悪いように思う。

●標準装着タイヤのロードノイズがひどい。
オンロードタイヤに変えてどう変わるか確認したい。
リアチューブレス希望なのでGP-210とBW-201/202のどちらかを考えてて
街中で実際に装着している所を見ると
BW-201/202は写真と違ってオンぽくなく結構オフオフしくて
それならいつも使ってるIRCだな、とGP-210にする予定。

●オンロードタイヤに履き替えたり
高速道路使用の旅行や温泉ツーリング行ったら
追記します。


たまにはソースを自分であたってみよう MC15Eのエアーファンネル編

2013-03-30 23:56:05 | バイク

※以下完全に自分のための覚書。

不等長エアーファンネル車の
どっちが前で後ろかの資料が本気で無かったので
MC15Eの各パーツリストから
エアーファンネルのパーツナンバーを調べました。

・VT250(FG,FG-YA)
エアーファンネルなし

・VT250(F2H)
・VTZ250(H,H-2)
・VT250C(Vツインマグナ)(R,T,V,X,1,3)
前後:16141-KV0-701

・VTZ250(J,K)
前:16141-KV0-721
後:16141-KV0-701

・VT250J(スパーダ)
前:16141-KY6-004
後:16141-KV0-721

・VT250(ゼルビス)(FN,FN-2)
前後:16141-KY6-004

・VTR250(W,Y)
前:16141-KV0-701
後:16141-KV0-721

・VTR2503
前:16141-KV0-701
後:16141-KV0-720

で、パーツナンバーが分かっても
パーツに型番が刻印されてる訳ではないので
実物から区別する方法が分からない。

で、ホンダのサイト「FACT BOOK」によるとスパーダは
http://www.honda.co.jp/factbook/motor/VT250/19881208/003.html

> フロント96mm、リア77.5mmの不等長エアーファンネルを採用(前モデルは68.5mmの等長)。

との事で前が長い。ここでいう前モデルとは

> エンジンは、VT250Fを基本に、
> '88年6月に発売したVTZ250のエンジンと開発を同時にスタートしました。

の文面からVTZ250Jの前のモデル。VT250F2H(VTZ250H)と推測。
16141-KV0-701は68.5mmと仮定。

続いてゼルビスでは
http://www.honda.co.jp/factbook/motor/XELVIS/19911000/002.html

> リア側のキャブレターのエアファンネルの長さをF77.5/R68.5→96mmに変更

16141-KY6-004は96mmで確定。
ゼルビスは前後等長なのでフロントも96mmになっているはずだが
誤記なのか文章に若干の違和感があるものの矛盾はない。

ここでのゼルビスの比較対象はVTZ250になっており
前後不等長のVTZはJとK。
パーツナンバーも前後等長のVTZ250HとVTZ250Jの後は
16141-KV0-701で同型番。
16141-KV0-701は68.5mmで確定。
となると逆算的にスパーダの後であり
VTZ250Jの前である16141-KV0-721は77.5mmで確定

が、VTRで矛盾発生。

http://www.honda.co.jp/factbook/motor/VTR/19971100/005.html

ゼルビスは前後90mm、VTRは前62.5mm、後71.5mmとの事。
ゼルビスの長さが今までの仮定と違うのはもちろん
VTZ250JとVTRは型番から前後逆なだけのはずなのに
ゼルビスと同じく長さが変わってしまっている。

が、よく見ると3つとも今までの値よりぴったり6mm短いので
測定解釈の変更だと思いたい。

強いて長短の関係は変わっていないので
取り付け時の資料としての矛盾はないのが救い。

16141-KV0-720の長さは不明ですがまた次回の課題に。


大分県の"のんびり茶屋"に行った【備忘録転記】

2011-10-24 00:31:41 | バイク

●10月10日
●熊本二日目

熊本駅そばのレンタルバイク屋でバイクを借りて
大分へ行く事に。

レンタルバイク屋さんバイク屋さんも兼ねていて(つーかこっちがメイン)
これがめっっっっっちゃいい雰囲気のバイクが欲しくなるお店でした。
くつろぎスペースもカタログスペースも新車も中古車も旧車も
みんな魅力的に店を彩っていました。

店を見つけた瞬間若い兄ちゃんが
超ピカピカのメグロ250SG(エストレヤのモチーフ)乗ってて笑った。

ちなみに、ここ。
http://bikeshop-r.jp/pc/component/option,com_frontpage/Itemid,1/

んで、借りたバイクは、これ。

『CB400 SUPER BOL D'OR Special Edition』
http://www.honda.co.jp/news/2011/2110128-cb400sf.html
走行200km台の新車同然。現行モデル。
妻が去年の試乗会でベタ褒めしたモデルのカウル付バージョン。

『VTR』
http://www.honda.co.jp/news/2009/2090220-vtr.html
2009年モデル。色は黄色。色以外は現行モデルと同等。
今俺が乗っているVTZ250の現行バージョン。

向かうは大分にあるという
『のんびり茶屋』というお店。
思えば12年前、ウェブサイト開設時に
つけようと思っているサイト名「のんびり茶屋」が
既に使われていないか検索した時に発見して
ずっと気になっていたお店。

同じ名前の店があると知っていて
なのに後から自分のサイトに同じ名をつけて
しかもそのサイトで何やってるかと言えば
日々役に立たない記事ばかり書いていて
本当にごめんなさい。営業妨害的な意味で、
とずっと申し訳ない気持ちが。

住所情報がつかめないまま
Google検索でおおまかながら場所をつかんだので
探索する気で向かう。

と、移動中に目がかすむ…。
いつもの発作??と恐れつつ
SAで頭痛薬投入して必死で回避。
なんとか発作は出ず。

大分のんびり茶屋、無事発見。
思っていたあたりの場所にありすぐに見つけました。

まず、茶屋じゃねぇ。
帰りの飛行機の時間が押していたので
滞在時間10分くらいと全然のんびりしてねぇ。
そばとだんご汁(の麺)を買う。

帰宅後レシートの住所を各地図サイトで検索したら
そんな住所ないって、出てきませんでした。ちょ!
大まかな場所からGoogleストリートビューで特定しようも
ストリートビューもなしでした。

移動は基本、妻が巡航しやすいCB400SBで先頭を切り、
俺がVTRをフルスロットルで追いかける形で巡航。
そうしないと多分飛行機に間に合わなかった。

バイクを返却し車で空港へ、
車を返却し、割とギリギリで飛行機に搭乗し、
疲労バリバリで無事帰宅。

●最後は、バイクインプレ。

VTRの段差衝撃がイマイチ。
CB400SBはさすがで自然な吸収に感銘。

加速特性、どっちもぬえわkm/h位までしか試せず、
まぁ、本気で試さなかったしでそんなもん。
CB400SBはFI設定でとか意図的に加速がトロかった印象。

ポジション、ニーグリップ性はどちらもすばらしい。
CB400SBは膝がタンクを半分、
残り半分は今までキャブのあったあたりのプラカバーを
挟んでいる感じでした。
VTRはニーグリップのプラがきっちりあたる。
運転に力が入る時はへこむまで挟んだ。

リアディスクブレーキで状態の良好なバイクに
初めて長時間乗りましたが
意図的かつ露骨に効き味を落としていて
正直ドラムでええやん、と思った。
でもドラムは張り付き症状で出るとウザいからなぁ。

メーターに時計が。超便利。メーター液晶自体の視認性も良好。

跨がると軽いが取り回すとスペック相当の重さ。

100km/h巡航でVTRが6,000回転後半、CB400SBが6,000回転前半
ちなみにVTZは7,000回転。

カウルの風防効果、正直なかった。
むしろCB400SBの方が襟あたりに風がガンガン当たって痛かった。
妻も同感想。カウル微妙。

HYPER VTECは全然わからなかった。
すみません…。

VTRとウチのVTZとの比較。
加速、巡航、燃費、どれをとっても互角かVTRが負けてる感じ。
センタースタンドがない分VTRの方が整備性落ちてるろうしで
今のVTZを大切に乗ろうと思いました。

最後は総走行距離と燃費。

VTR
320.6km
24.91km/l

CB400SB
319.6km
21.05km/l

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