生まれてから死ぬまでの記録

人生とは、生まれてから死ぬまでの間のこと

語りうるものは

2005-10-12 21:51:15 | 日々の結構重要なような記録
語りうるものは明晰に語りうるが、語りえぬものについて、人は沈黙せざるをえない。

ウィトゲンシュタインの有名な言葉ですが、ここのところ、語りえぬなにかに
取り付かれてて、ブーツ買いに行く、とか、ブーツ買った、とか、
本当にどうだっていいダスマンなブログでお茶を濁してたりしたわけですが、
ようやく、私を捕まえていた語りえぬものの正体がつかめたような気がします。
それは何かと言えば、

「つまらないもの」

つまらないものはつまらない、それだけのことで、私はもうつまらないものには
関わらない。容赦はしない。
つまらないものがつまらないのは私のせいじゃない。
つまらないものを楽しめないのも私のせいじゃない。
どんなものにも楽しみ方はあるのだろうけど、もういやや。関わりたくない。
なぜかというと、自分がどんどんつまらなくなるから。
つまらないものを楽しめない自分の能力のなさより、そうやって自分を
見失ってしまうことこそ、一番に回避したい。
だから、もう私はつまらないものには関わらない。
それは私にふさわしいものではない。

自分を大事にするってそういうことや。
自分の人生を生きるってそういうことや。