生まれてから死ぬまでの記録

人生とは、生まれてから死ぬまでの間のこと

書物は家なき子の家

2005-07-10 22:26:08 | 読書の記録
読みかけの本がですね、たくさんあります。
とりあえず、今月中には読み終えますよ、読み終えてくださいよ、という本は
「ハイデガー『存在と時間』の構築」岩波現代文庫
「ハイデガーの思想」岩波新書
です。ハイデガー、面白いんですけど、最近読んでないー
このおっさん、晩年の写真を見ると、「どうしてそんなに悪人ヅラなんだぁ」と
胸ぐら掴んで問いただしたいくらいの悪人ヅラですね。若いときはそうでもないのに。

そんなビジュアル面で悪口言って、お茶を濁してる場合じゃない。
今月中に、この2冊は必ず読んで、なんらかの記録を残しますよ。残しますとも

ちなみにタイトルの言葉は寺山修司の詩にあったものです。
最近、詩が好きだぁ。なぜなら、とっても手軽に読めるから。隙間時間にピッタリ。
ハイデガーは、入門書といえども隙間時間向けではないのです



映画について

2005-07-10 22:05:12 | 映画の記録
本日7/10に、このブログの手入れをして、カテゴリーを分けたんですが、映画と読書だけ、
現時点でなんの記事もなくてそりゃ寂しいので、とってつけたように書きますよ

映画自体はそんなに好きではないです。でも、映画を観に行く、という行為は好きです。
今、絶対観に行こうと思っている映画は「映画・日本国憲法」と「ヒトラー最期の12日間」です。

好きな映画監督はフェデリコ・フェリーニ
特に、「8 1/2(はっかにぶんのいち)」が好きです。これが生涯ベスト1
20歳のとき、猛烈に鬱だった時期に見て、分かるとか共感するなんてレベルを超えて、
自分の心の中を写し出されたような、「そうやねん、そうやねん」と
自分を確認するような気持ちで唖然と観て、観終わったら人生の見え方が変わってました
この人は、前期と後期にすっぱり作品を分けることができるんですが、「8 1/2」はちょうど
その分岐点の作品です。
前期は「どうしようもない人」を描かせるとピカ一です。
「道」「甘い生活」が前期代表作になるかな。私がお勧めなのは「崖」です。
詐欺師のおっさん(詐欺師としてもウダツがあがらなくて、後輩である若い人に媚売って、
なんとか仕事にありついてるという悲惨なおっさん。どうしようもないでしょ?)の物語です。
でも、私は前期よりも後期の作品が好き。
後期になると、ストーリーなんてものもなくなって、ただもう世界を眺めてるだけ、てな
作風になってくるけど、下手なストーリーよりよほどいろいろなことを伝え、感じさせて
くれます。そんなことが可能な監督はこの人だけなのでは?
人間や人生に対する愛や見通し方が尋常じゃないんだと思う。
後期では「アマルコルド」が代表作ってことになるのかな。
DVD化があまり進んでないのが残念。

最近観て面白かった映画は「クローサー」
考えてみれば、「冬のライオン」も好きな私は、
「どれが本当のことだかわかんない
てな映画が好きなんですね

ほっとけない世界の貧しさ ね

2005-07-10 19:35:16 | 日々の結構重要なような記録
えーとですね、「ほっとけない世界の貧しさ」と銘打たれたブログがアクセスNo.1と
いうことで、なにげに見てみて、もう、もう、もう、
これを偽善といわずして何を偽善と言うかぁ
と、ちょっと頭にきました。

確かに、この世界は貧富の差がシャレならんくらいあります。
先進国はますます富み、後進国は後進国のままであるような構造ですよ。
で、それが、たかだか300円のバングルしたから解決される、てか
「みんなで声を上げよう」てか

馬鹿な

この世界レベルの搾取の構造は、その構造を解体・組み立てなおす、
つまるところ先進国の人間が生活レベルを落として後進国の人間に
譲ることでしか解決されない
その覚悟があるのか 

何もしないよりは、なにかしたほうがいい。そりゃいい。断然いい。
でも、この「ホワイトバンドして下さい」って運びはいただけない。
ただの「ちょっとした寄付」と「ファッション」に終わってしまう。

私にはこれが、世界的(てか、先進国的)に無意識的に行われてる
「免罪のためのごまかし」に過ぎないと思われてならん。
イラクで、「搾取する先進国」をなんとなく感じ取って、居心地が悪いから
それでこんな甘っちょろい(ゆえに偽善)ことをやらかしてるとしか思えない。

後進国をほんとうになんとかしたいなら、先進国の人間は、今の生活は維持できないよ。
それでもいいのか それでもいいのか それでもいいのかぁ~~

少なくとも、本当に後進国の貧しさをなんとかしたいなら、中国産の300円の
バングルするよりは、フェアトレードを広げることじゃないかな。

もちろん、そんな草の根だけではだめで、政府も動いてくれないとだめだし、
政府を動かすためのホワイトバンドなのかもしれんけど、でも、
なんていうのか、偽善色が濃いよなぁ~
ホワイトバンドつける人は、「まあ、偽善99%」ってのは自覚して欲しい。
1%は確かにまぎれもない良心だと思うし、それは十分尊重したいと思いますが

こういう活動が結局「偽善止まり」なのが、この問題の手ごわいところであり、
この世界の貧しさそのものなんだよなぁ、と思いますけどねぇ。

子供の頃になりたかったもの?

2005-07-10 18:44:39 | 日々のどうでもよさげな記録
幼稚園の卒業アルバムに書いてあるのは「ばれーぼーるのせんしゅ」です。
しかし、そんなこと真剣に思っていなかったのを私は、はっきり記憶してます。
幼稚園の先生が、「将来何になりたい?」と聞いてきたので、
「えっ、そんなもん、なにもないよ」と思いつつ、咄嗟に「ばれーぼーるのせんしゅ」
と言ったことを、つい5年くらい前のことのように覚えてます。
だからなんやねんと言えば、この頃から私は無気力だったが、それをひた隠しにして
大人受けを優先して生きてた子供だったってことです。とほほ…。

ケツメイシをどうするよ?

2005-07-10 14:02:18 | 買い物の記録
本日7/10は7/2に発売になったチケットぴあ発売のキャンセルチケット発売日でございます。
zepp osakaの氣志團の再チャンスなんですよ。で、午前10時にHPと電話で両方から
アクセスしてみたけど、氣志團はとれなかったわ
キャンセルほとんど出なかったのかな。
氣志團は音楽は全然好きじゃないけど、ライブはすんごいノリで楽しいので、
行きたかったんやけどねー。
ヤフオクでは1万円くらいで取引されてて、さすがに1万円は出す気はないですわ。
で、未練がましげにチケぴのHPをぶらぶら検索してたら、8/30ケツメイシ大阪城ホールが
「残りわずか」で、あるじゃあーりませんか!
私はケツメイシ全然好きじゃないんですが、ヤフオクで高値で取引されてたなー、と
思って、とりあえず1枚購入してから、さらに2枚購入しようとしたら、もう売り切れでした。

さて、好きでもないのに購入してしまったケツメイシ、ヤフオクで売るぞー、と思って
改めてヤフオクを観察してみると、げげっ、ケツメイシってば、ペアばかりが人気で
1枚は全然人気がないよー。定価でも売れてない
ど・お・し・よ・う

大体、ケツメイシって、どういう人気があるの?  
わからないことは検索、というわけで検索してケツメイシのファンサイトを見てみたら、
あらあら、皆さん、ケツメイシの曲に感情移入してるんですか、そうですか。

そうですか・・・

ケツメイシにはいまいち感情移入できない私ですが、
「みんなみんな、生きているんだ何かを思い生きているんだ
ということを改めて思いましたです。

今、ケツノポリス4を聴いているんですが、うーん、やっぱ好きじゃないなー。
ヒップホップやラップ自体が好きじゃないし、歌詞が非常に単純やよね。
それがどうもねー
ケツメ好きな人は、その単純さも込みで好きなんだろうなー。

というわけで、ケツメイシをどうするか?
自分で行くか、定価割れでもヤフオクで売りに出すか。
苦しい選択である。

阪神競馬場

2005-07-10 13:32:48 | 日々のどうでもよさげな記録
7/9は阪神競馬場に行きました。初競馬場でした。
阪急・仁川駅を降りるといきなり「ようこそ阪神競馬場」と看板がかかった通路があって、
あとは阪神競馬場一直線ですよ。
建物がすごいんだ。京都駅みたいなごつい建物で、金かかってるぅー、
JRAなんぼ儲けとるねん? と思わずにはいられない代物でした。
パドックで馬を間近に見れるのは楽しい、かわいい
1日で12レース、30分ごとの出走なんですが、函館、福島競馬場と連動してて、
函館のレースが終わればすぐに福島、次に阪神と次々レースがはじまって、
それらは場内のいたるところにあるテレビや、レース場の大画面で見れるし、
函館のレースが始まるのが、
阪神のレース始まる→阪神のレース終わる→パドックに移動して馬見る→馬券買う
が、ちょうど終わった頃なので、時間に無駄が全くない、退屈しないんだな。
すごーくよくできるてるなー、と思いました。
場内にはシルバーシートと銘打たれた指定席があって、本来指定席は2000円~3500円
するらしいけど、シルバーシートは無料らしくって、爺さんが大量に座ってました。
福祉の一環なのか、年寄りからも金を巻き上げるJRAのえげつなさなのか。
子供連れで来てる人もたくさんいて、なんだかなー? でも、場内は広々としてるので、
子供たちははしゃぎまわって、とっても楽しそう。
大きくなったとき、親に競馬場に連れてこられてたのをどう思うことやら
サンリオデザインのタフィー(JRAのキャラクター)の着ぐるみが場内を
「俺も馬券買いにきた」てなラフーな感じで歩いてて、面白かった。
もっと、愛想振りまいてもいいんじゃないか? テーマパークじゃないし、そんなもんか?

あいにくの雨だったので、外にでてレースを間近に見たのは1回だけなんだけど、
ほんとうに「ドドドーッ」って感じであっという間に目の前を駆け抜けていくのは
圧倒でした。今度は晴れた日に行ってみたいです。