生まれてから死ぬまでの記録

人生とは、生まれてから死ぬまでの間のこと

中島美嘉 in フェスティバルホール

2005-07-13 23:39:38 | ライブの記録
面長な女が好きだ

という訳で、行って来ました、中島美嘉、大阪フェスティバルホールでのライブ
男女比は男:女=6:4 ってとこで、意外とおっちゃん、おばちゃんも多かった。
ちなみに私の席の左手には太ったおっちゃん、右手には林真須美のようなおばちゃんでした。
BOX席のすぐ後ろの席で立ち上がることなくよく見えて、とてもいい席だったんだけど、
左右が気になって仕方なかった。
おっちゃんはうんうん頷きながら聴いてるし、おばちゃんは本当に中島美嘉が好きらしくて、
「キャー」とか歓声上げてて、年齢・外見と挙動が非常にミスマッチだったもんで

会場入る前にグッズ売り場を見ると、た、たかぁーーい
ヒステリック・グラマーとのコラボで、携帯ストラップ3500円、Tシャツ6500円、
極め付けがキャミソールとパンツのセットが16000円
どっちがぼったくってるんや 中島かっ ヒスグラかっ
色使いは黒地に紫で、ヒスグラというよりはアナスイっぽいんですけど
中学生らしき女の子が、しげしげ~、シゲシゲ~、グッズを眺めて、おずおずと
ポストカードセット(500円)を1個買って行ったのが印象的だった。
チケットだけで6500円するねんから、そりゃ中学生にはきつかろう
私もポストカードセット1個だけ買った。
LED使用のペンライトがやたらと売れてました。1個1000円。

ステージは青いライトで照らされて、開園直前のアナウンスでは、演出上、非常灯を消すとのこと。
オープニング、宗教画的な絵がドドーンと映し出されて、すんごいビックリするくらい
ドスの効いた「アメイジング・グレイス」で始まりました。
ほんと、すんごいドスが効いてたんですわ。いや、ほんま、ほんま、ほんま

黒いチュチュのバレリーナが踊っているのが、幻想的にライティングされて、曲に合わせて、
ブラックアウトしたり映し出されたりで、オープニング3曲見ごたえがありました。

が、幻想的なのはそれだけで、MC後、わりとノリのいい曲が続いて、中島美嘉はすんごい
ノリノリで歌ってるんですが、会場のノリはいまいち。
てか、中島美嘉ひとりが、モンキーダンス踊ったりして、異常に乗りまくってました。
中島美嘉はロックがやりたいのか、と思った。

それが終わると、しっとりアコースティックで「LEGEND」や「雪の華」を歌って、
ペンライトが綺麗だ~ みなさん、律儀ですね。

話はライブから逸れますが、LEGENDは中島美嘉作詞ということですけど、本当かな?
ライブでのMCや動作を見るととても幼くって、あの詩の作者とはとても思えないんですが。

一旦はけて、再度出てきたら、真っ赤なジャケットを着てセリに乗って登場
ステージの上には「NANA」とネオンが。
ああ、そういえば9月にナナ役で映画公開されますね。
パンクバンドのボーカル役なのに、披露された曲はどれもパンクではなかったわ

NANAバージョンが終わって、またはけて、またしっとりバージョンで登場。
その度にBOX席より前の1階席は立ったり座ったりして、忙しそう。
中島美嘉の、アイドルなのかシンガーなのか、しっとり系で行くのかロック系で行くのか
いまいちハッキリしないその中途半端さに付き合わされてるようで、ちょっと気の毒。
もっといいブレーンがつけば、もっとなんとかなるのではないかと思うねんけど、
どうなんやろう いまいち、いいブレーンに出会っていないと思う。

私の好きな曲「LOVE ADDICT」も歌ったけど、オケが全然違うので、いまいちでした。
この曲、べったりした声の中島美嘉にすごく合ってて、ジャズっぽいけどジャズでなく
かといって歌謡曲やロックやバラードでもなく、新鮮な曲だなーと感心したんですが、
いまいちヒットしなかったですね。
この曲ではバレリーナとダンサーが同じ振り付けで踊ってて、見比べてみると
バレリーナは動きが柔らかくって、同じ踊りでもこんなに違うのかと面白かった。

「これが最期の曲です」ときっぱりMCして歌って、あっさりひっこんで、アンコールがあって、
「桜色舞うころ」と「ひとり」を歌って終わりでした。
「ひとり」は大熱唱で、左手のおっちゃんが涙(?)をぬぐってたのが気になった。
過去に何があったんや、おっちゃん・・・

以上、聴きごたえも見ごたえもあるライブでした。
中島美嘉自体はあまりステージを動かないけど、バレリーナとダンサーのW使いや
ライティング等、演出はとてもよかったです。
なにより、オープニングのドスの効いたアメイジング・グレイスがよかった
また聴きたいなー、ドスの効いたアメイジング・グレイス