GR DIGITAL 21mm
「猛々しく、立つ。」
厳島神社のシンボル、朱の大鳥居。
満潮時には半ば海中に沈む鳥居だが、
干潮時にはすぐ下まで行くことができる。
伐り出したままの巨大な自然木を使った鳥居の表面には、
貝やフジツボがびっしりと付着し、独特の荒々しさがあった。
関西旅行、「宮島・厳島神社」編です。
到着した日はあいにくの雨模様でしたが、
神社は雨のほうが雰囲気があるので良し。
夜には少し雨が止む時間もあり、
見事にライトアップされた神社を見ることができました。
D40 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「霞のなかに」
潮の引いた干潟から、厳島神社本殿を望む。
山にかかった霞が、うっすらと神社の屋根も覆っていた。
D40 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「守護するもの」
厳島神社の狛犬。神社の屋根が低く望まれる。
D40 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「夜に浮かぶ朱」
ライトアップされた朱の大鳥居。
満ちてきた海水に朱色が鮮やかに映る。
彼方にまたたくのは、対岸の街の灯り。
静かに波の音が耳を打つ。
D40 + Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8S
「牡鹿」
宮島には野生の鹿がいる。
昼間町に下りてきて、夜は森に帰るらしい。
牡の角は危険なので見つけ次第切るとのことだったが、
この鹿には立派な角があった。
D40 + Ai AF Nikkor 35mm F2D
「裏通り」
宮島にももちろん住人がいて、普通に生活を営んでいる。
通りに止まるかわいいクルマ、赤い郵便ポスト、
去っていく厳島神社の神職たち。
次回は「尾道・しまなみ街道・松山」編です。