伊達 純のヒロシマ日記

反戦・反核・反基地などの平和運動、反原発運動、反貧困運動、グローバリゼーションの問題などについてヒロシマから発信する

IMF(国際通貨基金)が日本にも牙を剥いた!

2010年07月15日 14時49分46秒 | 経済
 1991年、神奈川県に住んでいた頃、米空母インディペンデンスの横須賀母港化に反対する共同行動「インディペンデンスはいらない!県央市民の輪」の学習会で、現在ピープルズ・プラン研究所の武藤一羊さんの話を聞いたことがきっかけでIMF(国際通貨基金)に関心を持つようになった。

http://www.geocities.jp/hg_net2003/staff.html#staff7

 そして『債務危機の真実 なぜ第三世界は貧しいのか』(スーザン・ジョージ 朝日新聞社)や『グローバリゼーションとIMF・世界銀行』(毛利良一 大月書店)などを読み、アジア・アフリカ・ラテンアメリカといった「南」の「第三世界」の人々がなぜ貧困な状況に置かれているのか、その原因のひとつにIMFの構造調整政策があることがわかってきた。

 そのIMFが私たち日本の人間にも牙を剥いてきたというのが↓以下の記事である。

消費増税、来年度から段階実施を=税率「15%」提示―IMF対日審査(時事通信社 7月15日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100715-00000015-jij-int

 もはやIMFは、どこか知らない「南」の国の貧しい人々に対して牙を剥いている訳ではない。私たち日本の人間にも消費税の増税というかたちで牙を剥いてきたのだ。

 また新自由主義のグローバリゼーションを推進してきた国際機構であるIMFが日本に対して言ってきたことからもわかるように、消費税の増税は新自由主義のグローバリゼーションの文脈として読み取ることも出来る。

 私たち日本の人間も

「IMF打倒!」“Down with IMF!

のスローガンを掲げよう!


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