おうまな日々 in東北

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名馬の部屋⑯

2005-09-25 01:01:09 | 名馬の部屋
久々の今回は近年のダートの最強馬クロフネです。

この馬が3歳になる年、2001年。
この年から日本ダービー外国産馬に開放されることになっていた。
そのため、開国元年ということでつけられた名前、それが【ペリー】の【クロフネ】だった。
芦毛で【クロ】というのは不自然だけどね
トリビアですが、【クロフネペリー】という馬も過去に存在しました。

新馬戦は2着に敗れたものの、折り返しの新馬をレコードで快勝
さらに返す刀でエリカ賞もレコードで快勝
そして、伝説のラジオたんぱ杯2歳Sを向かえる。
【アグネスタキオン】【ジャングルポケット】【クロフネ】
という後のGI馬3頭が交わった唯一のレース。
いまさら内容を語るつもりはないが、このときの【クロフネ】は過去2戦の内容から、
『このくらいの調教で勝てるだろう』との過信から敗北を喫した。

その汚名を晴らすように、毎日杯。
今度は調教を十分に積んで臨んだ一戦。
圧勝まさにその一言。1.58.6という時計は破格。
ちなみに2着は【コイントス】。時代を感じます。

満を持して臨んだのはNHKマイルC
とても届くわけない位置から差しきった。
4コーナーで出す場所がないと思ったら、ポッカリ開いていた。まさにウイニングロード

この時点で【アグネスタキオン】の衝撃引退が発表されていた。

そして、開国元年のダービー
雨で馬場が悪かった。ローテーションが厳しかった。距離が長かった。
などなどいろいろなことがいわれたが、その当時、なぜか【クロフネ】が勝ちそうな雰囲気はなかったような気がする。
【ジャングルポケット】は強かった。ただ、それだけしか感じなかったダービーだった。

神戸新聞杯。追いこんで3着。
正直、この負けでこの馬の影が薄くなった気がした・・・のは気のせいだったようだ。
天皇賞を目指していたが、除外で武蔵野Sへ。
そこから先は書く必要もないだろう。もはや伝説だ。
有馬記念の翌々日だったか、引退のニュースは新聞の一面で報じられた。衝撃だった。

そんな彼ももう2歳馬を送り出している。
【フラムドパシオン】が僕の中では期待の一頭だ

最後に、この馬は故障しなかったら、ドバイWCへ行く予定だっただろう。
それはJCダートの勝ちっぷりからファンのみんなが想像した。
しかし、実は春の時点でこの馬のドバイWC出走は決まっていたのだ
公式かどうかは分からないが、春の時点で松田調教師が、
『来年はドバイWCへ連れていきたい』と言っていた。
携帯のサイトに記事が載っていたのを鮮明に覚えている。
やはりこの人は、凄いホースマンだ

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