8月17日。
日高スタリオンステーションにいる【アドマイヤボス】に誰かがささやいた。
?『がんばるんだよ・・・見守ってるから・・・』
ボ『o(・_・= ・_・)o キョロキョロ
だ・誰?』
?『(*^_^*)』
ボ『・・・ま・まさか、母ちゃん
そんな・・・兄ちゃんに続いて母ちゃんまで・・・(ノд‐。)スンッスンッ』
~その頃天国では~
ア『今日の札幌記念観ました?』
エ『あぁ、観た観た。なかなかイイ勝ち方だったな~』
ア『ですよねぇ~秋は天皇賞に行くらしいですけど、【アドマイヤ】軍団としては
がんばってほしいところですよ~』
エ『古馬が相手か・・・まぁオレクラスなら余裕だろうな( ̄ー ̄)』
ア『そ・そうすか(;´∀`)・・・』
いつものようにしゃべっている【アドマイヤベガ】と【エルコンドルパサー】。
少し離れて凹み気味の【ナリタトップロード】。
ア『お~い、【トプロ】~早く来いよ~』
ト『(トボトボ(´・ェ・`) )』
エ『まったくいつまで凹んでるんだか・・・
函館2歳Sで子供が負けたくらいでな~』
ア『まぁ初年度産駒ですからね。オレはあっさり札幌2歳S勝ってくれたけど( ^▽^)』
エ『オレの場合は【ヴァーミリアン】だけかな・・・2年しか残せなかったからな』
ト『はぁ・・・( ´Д`)』
ア『たった1回の負けでそんなに凹んでたら体もたねーぞ』
ナ『だってもう死んでるじゃん(。・ε・。) 』
ア『そ・そうだけどよ・・・Σ(´Д`lll)』
エ『ほっとけよ。今、こいつの相手したって仕方なさそうだし』
ア『そうっすね』
ナ『ところでおまえはこんなことしてる場合なのか?』
ア『えっ?』
ナ『母ちゃん死んじゃったらしいよ』
ア『Σ(゜Д゜;エーッ! マジで!!?』
ナ『マジで・・・ってか知らなかったのかよ、息子のくせに』
エ『まぁ、親より早く死んじゃった親不孝ものだからな』
ナ『あ、そっか』
ア『うるさいよ
じゃあそろそろ母ちゃんも天国来るのかな・・・あの母ちゃんが・・・』
2頭『どした?どした?ヾ(o゜ω゜o)ノ゛ ヾ(o゜ω゜o)ノ゛』
ア『い・いや、なんでもない・・・
オレ、今日はもう帰るわ・・・じゃあ』
ナ『お・おぅ』
エ『じゃな』
トコトコと帰る【アドマイヤベガ】。
そう簡単に帰すもんかと、コソコソと2頭は追いかけていく。
・・・15分後。
【アドマイヤベガ】が帰宅。
ア『ε=(。・д・。)フー
そっか~母ちゃんが来るのか~
(カギを開ける)ガチャガチャ。
あれ?カギが開いてるな・・・なんで(?_?)』
家に入ってみると・・・
トントントンと包丁の音が聞こえる。
ア『?』
ベ『ちょっと~遅いわよ~もうちょっと早く帰ってきなさい
遅くなるんだったら連絡くらいよこしなさいよ~』
ア『か・母ちゃん!?Σ(・Д・ノ)ノ アウッ 』
ベ『まったく~【ベガ】は長男なんだから・・・んっ?【ベガ】はあたしか?
でもこの仔は【アドマイヤベガ】・・・【ベガ】ね。んっ?
なんて呼べばいいのかしら?子供時代はなんて呼んでたかしらね~』
ア『か・母ちゃん・・・変わってないな・・・』
ベ『え~と、じゃあ・・・んーっなんて呼べばいいのかしら?o(・_・= ・_・)o』
ア『(;´∀`)・・・』
ナ『あれがおまえの母ちゃんか~』
ア『うおっ∑( ̄□ ̄;)!!なんでおまえらが!!?』
エ『まぁ気にすんなって。
しかし、さすがに美人だなぁ~2冠馬だし、やっぱり雰囲気が違うよなぁ~』
ナ『うんうん、いいなぁ~』
ア『おいおい』
ナ『こんばんわ~』
ベ『あら、こんばんわ~
【ベガ】のお友達?・・・あたしの友達?それは変ね。
息子のお友達?まぁ、いつもお世話になって(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ 』
エ『いやいや、お母さん、こちらこそ(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ 』
ナ『ねぇ~(*´・ω・)(・ω・`*)』
ベ『あんた~こっちでも楽しくやってるみたいでよかったわ~
母さん安心した』
ア『あぁ、そう・・・』
ベ『で、あたしも今日からここに住ませてもらうから』
ア『えっ( ̄□ ̄;)!!』
ベ『当然じゃない。家族なんですもの』
ナ『ですよねぇ~』
エ『当然ですよ~』
べ『ほら~お友達もそうおっしゃってるじゃない。
それにもう掃除も済ましちゃったし』
ア『えー!!Σ(゜Д゜;
じゃ・・・じゃあ・・・』
ナ『アレも観られたか・・・』
ベ『まったく、あんたって仔は毎日何を読んでるんやら』
ア『』
ベ『それにナスノートっていうのがたくさんあったわね』
エ『あ、あれ買ったんだ~』
ア『は・はぁ・・・』
ベ『この仔ったら、まったくあたしがいないのをいいことに・・・
今日からまた教育してあげないと』
ア『・・・』
ナ『これで【ベガ】の家に来る楽しみが増えたね~』
エ『そうだなぁ~こんな美人の母ちゃんがいるんだもんなぁ~』
ベ『あら、そんなに褒めないでよ~(´∀`*)ウフフ
』
ア『あ・あの、せめて・・・』
ベ『ダメ(´・д・`) 』
ア『はい・・・』
ナ『楽しくなりそうっすね( ̄ー ̄)ニヤリ』
エ『だな~(´▽`*)アハハ 』
【ベガ】親子の天国での新たな生活が始まった。
ベ『この仔のことなんて呼べばいいのかしら(´・ω・`)?』
おしまい
今日の札幌記念。
【ベガ】にゆかりのある武豊騎手、厩舎が快勝しました。
やはり競馬には不思議な力があるんだなぁ~と改めて感じました。
写真は、『風光名馬』さんからご提供いただきました。ありがとうございます。
お馬さんの綺麗な写真が揃っております。
どうぞこちらから
日高スタリオンステーションにいる【アドマイヤボス】に誰かがささやいた。
?『がんばるんだよ・・・見守ってるから・・・』
ボ『o(・_・= ・_・)o キョロキョロ
だ・誰?』
?『(*^_^*)』
ボ『・・・ま・まさか、母ちゃん
そんな・・・兄ちゃんに続いて母ちゃんまで・・・(ノд‐。)スンッスンッ』
~その頃天国では~
ア『今日の札幌記念観ました?』
エ『あぁ、観た観た。なかなかイイ勝ち方だったな~』
ア『ですよねぇ~秋は天皇賞に行くらしいですけど、【アドマイヤ】軍団としては
がんばってほしいところですよ~』
エ『古馬が相手か・・・まぁオレクラスなら余裕だろうな( ̄ー ̄)』
ア『そ・そうすか(;´∀`)・・・』
いつものようにしゃべっている【アドマイヤベガ】と【エルコンドルパサー】。
少し離れて凹み気味の【ナリタトップロード】。
ア『お~い、【トプロ】~早く来いよ~』
ト『(トボトボ(´・ェ・`) )』
エ『まったくいつまで凹んでるんだか・・・
函館2歳Sで子供が負けたくらいでな~』
ア『まぁ初年度産駒ですからね。オレはあっさり札幌2歳S勝ってくれたけど( ^▽^)』
エ『オレの場合は【ヴァーミリアン】だけかな・・・2年しか残せなかったからな』
ト『はぁ・・・( ´Д`)』
ア『たった1回の負けでそんなに凹んでたら体もたねーぞ』
ナ『だってもう死んでるじゃん(。・ε・。) 』
ア『そ・そうだけどよ・・・Σ(´Д`lll)』
エ『ほっとけよ。今、こいつの相手したって仕方なさそうだし』
ア『そうっすね』
ナ『ところでおまえはこんなことしてる場合なのか?』
ア『えっ?』
ナ『母ちゃん死んじゃったらしいよ』
ア『Σ(゜Д゜;エーッ! マジで!!?』
ナ『マジで・・・ってか知らなかったのかよ、息子のくせに』
エ『まぁ、親より早く死んじゃった親不孝ものだからな』
ナ『あ、そっか』
ア『うるさいよ
じゃあそろそろ母ちゃんも天国来るのかな・・・あの母ちゃんが・・・』
2頭『どした?どした?ヾ(o゜ω゜o)ノ゛ ヾ(o゜ω゜o)ノ゛』
ア『い・いや、なんでもない・・・
オレ、今日はもう帰るわ・・・じゃあ』
ナ『お・おぅ』
エ『じゃな』
トコトコと帰る【アドマイヤベガ】。
そう簡単に帰すもんかと、コソコソと2頭は追いかけていく。
・・・15分後。
【アドマイヤベガ】が帰宅。
ア『ε=(。・д・。)フー
そっか~母ちゃんが来るのか~
(カギを開ける)ガチャガチャ。
あれ?カギが開いてるな・・・なんで(?_?)』
家に入ってみると・・・
トントントンと包丁の音が聞こえる。
ア『?』
ベ『ちょっと~遅いわよ~もうちょっと早く帰ってきなさい
遅くなるんだったら連絡くらいよこしなさいよ~』
ア『か・母ちゃん!?Σ(・Д・ノ)ノ アウッ 』
ベ『まったく~【ベガ】は長男なんだから・・・んっ?【ベガ】はあたしか?
でもこの仔は【アドマイヤベガ】・・・【ベガ】ね。んっ?
なんて呼べばいいのかしら?子供時代はなんて呼んでたかしらね~』
ア『か・母ちゃん・・・変わってないな・・・』
ベ『え~と、じゃあ・・・んーっなんて呼べばいいのかしら?o(・_・= ・_・)o』
ア『(;´∀`)・・・』
ナ『あれがおまえの母ちゃんか~』
ア『うおっ∑( ̄□ ̄;)!!なんでおまえらが!!?』
エ『まぁ気にすんなって。
しかし、さすがに美人だなぁ~2冠馬だし、やっぱり雰囲気が違うよなぁ~』
ナ『うんうん、いいなぁ~』
ア『おいおい』
ナ『こんばんわ~』
ベ『あら、こんばんわ~
【ベガ】のお友達?・・・あたしの友達?それは変ね。
息子のお友達?まぁ、いつもお世話になって(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ 』
エ『いやいや、お母さん、こちらこそ(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ 』
ナ『ねぇ~(*´・ω・)(・ω・`*)』
ベ『あんた~こっちでも楽しくやってるみたいでよかったわ~
母さん安心した』
ア『あぁ、そう・・・』
ベ『で、あたしも今日からここに住ませてもらうから』
ア『えっ( ̄□ ̄;)!!』
ベ『当然じゃない。家族なんですもの』
ナ『ですよねぇ~』
エ『当然ですよ~』
べ『ほら~お友達もそうおっしゃってるじゃない。
それにもう掃除も済ましちゃったし』
ア『えー!!Σ(゜Д゜;
じゃ・・・じゃあ・・・』
ナ『アレも観られたか・・・』
ベ『まったく、あんたって仔は毎日何を読んでるんやら』
ア『』
ベ『それにナスノートっていうのがたくさんあったわね』
エ『あ、あれ買ったんだ~』
ア『は・はぁ・・・』
ベ『この仔ったら、まったくあたしがいないのをいいことに・・・
今日からまた教育してあげないと』
ア『・・・』
ナ『これで【ベガ】の家に来る楽しみが増えたね~』
エ『そうだなぁ~こんな美人の母ちゃんがいるんだもんなぁ~』
ベ『あら、そんなに褒めないでよ~(´∀`*)ウフフ
』
ア『あ・あの、せめて・・・』
ベ『ダメ(´・д・`) 』
ア『はい・・・』
ナ『楽しくなりそうっすね( ̄ー ̄)ニヤリ』
エ『だな~(´▽`*)アハハ 』
【ベガ】親子の天国での新たな生活が始まった。
ベ『この仔のことなんて呼べばいいのかしら(´・ω・`)?』
おしまい
今日の札幌記念。
【ベガ】にゆかりのある武豊騎手、厩舎が快勝しました。
やはり競馬には不思議な力があるんだなぁ~と改めて感じました。
写真は、『風光名馬』さんからご提供いただきました。ありがとうございます。
お馬さんの綺麗な写真が揃っております。
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