勝手に天皇賞⑦

ただいま午後１１時。栗東トレセン付近の料亭『せき亭』にて
天皇賞に出走しなかった（できなかった？）お馬たちで展望中。

メンバーは【マイソールサウンド】【ビッグゴールド】【コイントス】
【カンパニー】【ヴィータローザ】の５頭。
そこに【ダイワメジャー】【ワンモアチャッター】が加わったが、
【ワンモア】は酔いつぶれて休憩中
いよいよ結論を出すことに。

ビ『じゃあオレのおすすめは【スイープ】だな。おまえらの話聞くとかなり有力とみた』
カ『やっぱり先輩、観る目ありますよ僕はやっぱり【リン】兄さんで』
ビ『まぁ同じ厩舎だしな』
カ『いやいや素直に今回はチャンスだと思いますよ』
ヴィ『じゃあオレは【ホオキパ】推しときますよ。一応ね』
カ『上位に来れば先輩の株も上がりますしね』
マ『【カンパニー】もういいからいちいち突っかかるな』
カ『す・すいません・・・（まさか【マイソール】さんに怒られるとは）』
マ『で、オレは同い年の友として【サンライズ】を挙げておく。ぜひがんばってほしい』
ダ『僕は【テレグノ】さんですね。関東ですし、がんばってほしいっす』
コ『だよな～いい加減に関東が巻き返さなきゃな
　　で、オレはもちろん【ロブ】さんよ言うことないしょ』
ビ『うんうん。おまえのが一番説得力あった』
ワ『ぼくぁ～・・・』
一同『うおっ【ワンモアチャッター】』
ビ『・・・なんだ寝言か
　　とりあえず出揃ったな。評価が一番高いのは【ロブロイ】か』
ヴィ『そうっすね。あとも大体実績順ですね』
マ『じゃあオレたちの最終的な予想としては
　　◎ゼンノロブロイ
　　○スイープトウショウ
　　▲リンカーン
　　△サンライズペガサス、テレグノシス
　　×ホオキパウェーブ
　　こんな感じだな』
カ『あれ？【タップ】さんはいないんすか？』
ビ『あっ、忘れてたな・・・どうする入れとくか？』
ヴィ『いいんじゃないすか、これで。あんまりかわんないっすよ』
コ『それ【タップ】さん聞いてたら殺されるぞ』
ヴィ『それは勘弁してください』
ビ『でもジャパンカップが目標だし、ここを仕上げてくる可能性は低いな』
ヴィ『ですよね』
ビ『いいだろ、これで』
一同『さんせ～い』

カ『でも人間って大変ですよね～こんなこと毎週やらなきゃなんないですよ』
マ『これが楽しいらしいよ。オレらも結構盛り上がっちゃったじゃん』
ダ『でもお金ってのがかかってるらしいですね。
　　オレらは走れば食べるものもらえるし、走るの嫌いじゃないしね～』
ヴィ『人間って大変なんですね～』
コ『うちの藤沢先生はいい人だけどね』
ビ『うちだっていい先生だぜ～』
マ、カ、ヴィ『オレだって・・・』
ビ『まぁまぁみんないい人なのはわかってるよ。そう悪い人はいないさ』
一同『そうっすね～うんうん』
ビ『じゃあ天皇賞の展望はここらへんにして、２次会いくか』
一同『お～』

こうして天皇賞の展望会は幕を下ろした・・・ようにみえたのだが・・・
・・・その３時間後。
ムクッ。

ワ『ん・・・ふぁ～寝ちゃったかあれ？みんなどこいっちゃったんだ？あれ？』

タッタッタッ。店主が走ってきた。

店主『お・お客さんよかった～起きたんですね。
　　　　じゃあこれみなさんの分のお勘定です』
ワ『えっ？』
店主『他の方々先に帰られたみたいで、代金もらってなかったもので
　　　　お客さん寝てたんで起きるの待ってたんですよ』
ワ『えっ？・・・・・・うそ～ん！！（Ｔ△Ｔ）』

・・・こうして真の幕は閉じられたのである・・・ドンマイ。

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写真はさんからいただきました
ありがとうございます
質は元より、量もすごく多いし、さまざまな視点から撮られた写真が一杯です
一度と言わず何度も訪れてみてください