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こっちは月でてるよ

++日々感じたこと…ひとりごと++

むなしい

2007-02-10 | ちょっと仕事
先日のこと。
仕事は休みでしたが、勉強会があるため夕方から本院に行きました。
勉強会が終わった後、先月まで施設にいて入院したOさんに会いに行きました。
Oさんは90歳のおばあさんです。

私のことをなぜか「きーちゃん」と呼び

 「きーちゃんは今日は何時までいるの?」
 「きーちゃんがお泊りなら安心だわ」
 「1人で寝るのは寂しいから、きーちゃん一緒に寝てちょうだい」

よく私の手を自分の頬に持っていき、さすっていました。

面会に行ったときは食事も終わり、Oさんはベッドに横になっていました。
顔の肌の艶もよく、唇もピンクで元気そうでした。
私が「きーちゃんだよ。わかる?」と声をかけると、
いつものように私の手を取り、頬にすりすりっとしてくれました。

Oさんの元気な姿を見た私はそのまま施設に寄り、
ユニットの仲間に「Oさん、顔色もよくて元気そうだったよ」
そう伝えたのです。

それなのに。
翌日に体調が悪くなり、お昼過ぎに亡くなったそうです。
その日も私は休みだったので、知ったのは次の日でした。
ものすごくショックでした。

みんなは
「元気なうちに会えたのはじゅんくりさんだけなのだから
 きっとOさんは最期に会いたいと思ってくれたんだよ」
そう慰めてくれました。
Oさんの頬の感触が忘れられません。

この仕事を始めてから、いったい何人の方に出会っただろう。
何人の方が亡くなっただろう。
入所者さんとの会話のひとつひとつを思い出しながら、
すこし虚しい気持ちになっています。

特別手当

2006-12-31 | ちょっと仕事
夏休みもお正月休みもない職場。
年末年始に仕事をしても、特別手当はありませんでした。
お休みをいただける人と。
いただけない人と。
あまりにも不公正さがありました。

苦情が多かったせいなのか、今年から特別手当が出るそうです。
12/31~1/3日に出勤した職員には1日3000円ですって。

きゃっほ~!

私の収入は9000円だわん。

一番かわいそうな同僚は12/30~1/4までの6勤。
彼女にお正月はない。
体を壊さないように、無理しないで欲しいな。

はあぁ・・・。

2005-11-14 | ちょっと仕事
さっき、ユニットの同僚からメールが来た。
今日、大ゲンカしたんだって。
別の同僚と。

どうも2人はウマが合わないというか。
お互いに、お互いの行動や言動が気に入らないというか。
それは仕方ないとしても。
それによって他のスタッフが受ける影響は大きい。
入所者さんにも影響が出るのは困る。

とりあえず、片方からだけではなく
両方から何があったのか聞かなくては。

はあぁ・・・。ため息しかでない。
これ以上、悩みを増やさないでほしい。
多分、どちらにも言い分はあって、どちらも正しいのかもしれない。
私の手に負えない時は、上司に相談しよう。
多分、負えない気がする。

はあぁ・・・。胃が痛い。
私って非力。

いつか。きっと。

2005-11-13 | ちょっと仕事
今日、1人の入所者さんが退所しました。
自宅で介護することになったそうです。
私が介護の仕事に就いて、一番最初に担当した方でした。
寡黙な方で。
どんな風に接していいのか、どんな風に話しかけていいのか、
本当に悩みました。

入所して初めての入浴の時。
女性に入れてもらうより男性がいいと言われてしまい。
それからは男性が入浴介助をするようになって。
でもある日。
私の手を取って、「お風呂に入るから入口まで一緒に行ってほしい」と。
そう言われたとき、私は涙目になってしまいました。
その頃から私に心を開いてくれるようになって。
車椅子を押して「どこに行きましょうか」と聞くと
「あんたが行くところに一緒に行くよ」
「あんたの側ならどこでもいいよ」
その頃の私は、本当に泣いてばかりいました。

入所者さんも増えて、担当も変わった頃。
新しく担当についた方の親族が亡くなられて、
私も一緒に付き添いでお葬式に参列することになりました。
そのお葬式から帰ってきた時。
寡黙な方が私に向かって。
涙を流しながら。
「私が逝く時は、あんたに看取って欲しい。」
そう言ってきたのです。
ものすごく、せつなくなりました。

いつか。きっと。
ここでこうして出会った人たちは。
近い将来、逝ってしまうんだ。
そう思っただけで涙が止まらなくなりました。

今日の退所を私は涙で見送りました。
未熟な私を信頼してくれて、
本当にありがとうございました。
涙を流した1年分、無駄にしないで頑張りますからね。

いつか。きっと。
また。絶対会えますように。

お元気で。

2階へようこそ

2005-09-20 | ちょっと仕事
私の担当場所が、明日から2階になります。

3階がオープンした時に3階勤務になって
その時にはこんな記事→3階へようこそ も書きましたが。
でも実は2ヶ月でまた2階勤務に変更していました。
その時に3階で担当だった利用者様に
「あんたがいなくなったら寂しい」
と泣かれて、私もかなりブルーになっていました。

気持ちを切り替えて、2階で新たに頑張っていたのですが、
実はまた1ヶ月で3階勤務に変更するという、滅茶苦茶な勤務体系でした。

そもそも3階から2階勤務になる時に、上司に
「2階ではあなたが必要なの。戻ってきて欲しい人なの」
と言われ、やっと気持ちを切り替えたばかりだったので、
1ヶ月でまた3階に戻されたのが、かなりショックでした。

3階といっても前回とはユニットが違うので、
私にとっては初めて接する利用者様ばかり。
忙しい場所に、いいように使い廻されているように感じて
その時は「辞めようか」と、本気で落ち込みました。

上司からどうしてまた3階に変更になったのか説明があり、
それは私なりに納得して、なんとか気持ちを切り替えました。
それから今日までの4ヶ月、職場ではいろんなことがあり、
でもみんなで協力して乗り越えてきました。

現在、2階と3階であまりにも職員の年齢等に片寄りがあり、
バランスを取るために職員の入れ替えをすることになりました。
上司が変わり、いろんな体制が変わったことも関係しています。

そして、私は2階に行くことになりました。

利用者様にとってもそうですが、
私たち職員にとっても、一緒に働くユニット内の職員が変われば
かなりのストレスを感じます。
職員間のストレスから仕事を離れる人も少なくありません。
「あの人とは合わないから一緒に働きたくない」と、はっきり言う人もいます。
介護の世界は思ったより個性の強い人が多いのです。
だから私の不安は利用者様に対しての不安より、
一緒に働く職員との人間関係への不安のほうが大きいかもしれません。

今日は遅番3人で、3人共ユニットがバラバラになってしまうので、
仕事の後に休憩室でケーキパーティーをしました。
何かあったら協力し合おう!
2階と3階合同で親睦会を絶対しよう!
そんな話をしながら、美味しいケーキをむしゃむしゃ。
久し振りに楽しいひとときでした。

さて。
気持ちを切り替えて、また明日から頑張ります。

じゃあ、誰が?

2005-07-28 | ちょっと仕事
今日の夕方。
あるお部屋からコールがあったので「どうしましたか?」と訪れると。
ベッドに横になっていた女性の入所者さんが
 「子供がお風呂に入っているんだけど、長すぎない?」とおっしゃる。
私は???
その方は認知症ではないし、もう一度確認すると
 「もうお風呂から上がってもいいんじゃない?」
私はまた???
どうしたんだろう、と思いながら
 「今日はもうお風呂は終わったので、どの方もお風呂に入っていないですよ」
と言うと、「あら、そうなの?じゃあどうしたのかしら」
うーん。こちらこそどうしたのかしらって心配に。
 
そんなやりとりを記録に残して、同僚に話したら。

 「見えたんでしょ、子供が」

と、あっさり。

確かに、今日はおかしなことがあった。
それも浴室で。
私が入浴の準備をしていたら、コールがあったからと同僚が浴室へ飛んできた。
・・・私、コールを押してないよ。
浴室には私一人しかいなかったけど・・・。
じゃあ、誰が?

うーん。
考えないようにしよう。

3階へようこそ

2005-03-01 | ちょっと仕事
私の担当場所が噂の3階になりました。

トイレの水が勝手に流れたり。
網戸が勝手に動いたり。
誰もいない浴室から夜中の1時半にコールがあったり。
なかなか賑やかなようです。
私はまだ何も体験していませんが、
話を聞くだけで目がウルウルしてきます。

トイレの水は、ずっと使っていないと定期的に流れるんだよ。きっと。
網戸は結露がすごいから、動きやすくなってるんだよ。きっと。
浴室は・・・。
私が夜中に借りました、ということにしておいてください。

  ++それで間違ってコールを押したってことで++

空き部屋には・・・。

2005-01-14 | ちょっと仕事
いるらしい、と噂を聞いてからその後・・・。

昨日は遅番で21時過ぎまで職場に残っていました。
すると、やはり残っていたケアマネさん(♂)が
 「一緒に3階の電気を消しに行こう」
と言ってきたのです。
私は怖いので
 「幽霊がいるって聞きましたよ」
と断ったものの、結局はもう一人の子と3人で行く羽目に。

夜の3階は暖房も入っていないのでひんやり。
ケアマネさんが電気を消して「さぁ、帰ろう」としたその時。
 「ちょっと!ねぇ!!」
私は気付いてしまった。

「奥の個室の電気が点いてる!!!」

・・・誰もいないはずなのに。




3人でその個室の前まで行ってみると、
確かにその部屋だけ電気が点いている。
それも、周りの部屋はスライドドアが開かれていて
部屋の中が丸見えの状態なのに、
その部屋と隣の部屋だけが、鍵までしっかり掛かっている。

  怪しい。 ヒジョーに怪しい。

  でも、怖い。

私たちは全ての部屋が開けられる鍵を持っていて、
ケアマネさんが部屋の鍵を開けることになった。
一応、お決まりのように
 「誰か中にいますか?」
と聞いてみたが、返事はない。
あったらあったで怖いが。

私ともう一人の子は危険なので少し下がり、
ケアマネさんがドアを開けたら。

「おおっ!」

部屋の中にはたくさんの車椅子。
それも全て窓側を向いて。

いつの間にか、使われていない車椅子置き場になっていたのです。
電気が点いていたのは、部屋の中のトイレ。
近づくと感知して電気が点くようになっているのです。
つまり、車椅子が感知する場所にもあったので
それに反応して電気が点いていた、という訳です。

車椅子を感知しないように移動させたら、電気は消えました。
決して何かが集まっていたのではありませんよ。

そうですよね?

ね?

ね?

  ++車椅子には誰も乗っていなかったし++

夜勤者からの報告

2005-01-08 | ちょっと仕事
いるらしい。
施設の中に。

他に誰もいないはずなのに
スライドドアが勝手に閉まり
影がふっと見えたって。

3階に行く人はいないのに
エレベーターの表示が3階になっていたって。

上の部屋は誰もいないはずなのに
足音が聞こえるって。

消しても消しても
いつの間にか電気が点いてるって。

夜勤者からの報告。

朝から怖くて涙が出たよ。

  ++空き部屋に誰か住んでるだけ?++

何時に寝よう

2004-11-29 | ちょっと仕事
12月から変則勤務になります。
日によって出勤時間が違う生活を送ったことがない私。
いったいどんな生活になるんでしょう。

早番は7:00から。
冬の朝は寒いなぁ。
何時に起きればいいのだ?

遅番は11:00から。
冬の午前中は寒いなぁ。
何時に起きればいいのだ?

夜勤は17:00から。
冬の夕方は寒いなぁ。
何時に起きればいいのだ?

それより。
いったい何時に寝ればいいのだ??

  ++とりあえず、初日はお休みです++

なみだ ほろりん

2004-11-15 | ちょっと仕事
毎日研修を受けています。
仲間は30人弱。
経験も年齢もバラバラ。
今のところ、みんなで協力しながら頑張っています。

でも研修を受けるうちに、悩み始める人が続出。
今までとは違うやり方が本当に可能なのか。
理想だけで現実は無理じゃないのか。
それだけのことが自分にできるのか。

経験がある人のほうが、現場の大変さを知っている分、
今までの自分を振り返って落ち込む人が多い。
私は現場を実習でしか知らないので、
可能なのか、可能じゃないのかさえ、わからない。

その上、みんなにプレッシャーをかけてくる。
これだけは言えるようにして!
これだけは覚えて!
これだけは頭によく叩き込んで!
ここで働くからには、これは理解して!
これはしないで。
あれはしないで。

大切なことはわかる。
研修も、みんなが同じ意識を持って
新しいことに取り組みましょうっていうのもわかる。
でも、それだけ専門的なことがすべて理解できたら、
私たちはみんなケアマネになれる。
気持ちに余裕がなければ、良い介護なんてできない。
抑制はしない。そういいながら。
今、私たちが抑制されている。

みんなで なみだ ほろりん。

採用理由がなんと

2004-11-03 | ちょっと仕事
お仕事、始まりました。
初日に全員の自己紹介の時間がありました。
それぞれの自己紹介の後、
管理部長さんが履歴書を見ながら
  その人の何に期待してる、とか
  面接の時にこんなことが印象に残った、とか
補足のコメントをしてくれたのですが・・・。
私を採用した大きな決め手は

  二胡が弾けるから

だそうです。

・・・はい?マジでぇ??

実は一番最初に面接をして不採用になった場所では
履歴書の趣味の欄に【二胡】と書いたら、

  なんで趣味に【二胡】って書いたのか理解できない。
  これを見て、採用する側は何て考えると思う?
  お嬢様かと思うよ。
  お嬢様にこんな仕事が出来るのかって考えるでしょうね。


と、手厳しいことを言われたのです。
     
私は私で、もしかしたら二胡も役に立つかもしれないし、
自分を理解してもらうには、
趣味もきちんと書いたほうがいいって思ったのですが。
かなりへこみました。

その後、別の場所に履歴書を出す時にかなり悩みました。
でも、結局きちんと趣味の欄に【二胡】って書きました。

結果としては、それが良かったというか。
芸が身を助けたってことで。
何でもやっておいて損はないですね。
でも一番の心配は

  私がどれぐらい弾けると思っているのか?

ということ・・・。
とりあえず、演歌は弾けませんから。

  ++いつ「弾け」って言われるんだろう・・・++

これからのこと

2004-10-25 | ちょっと仕事
入社式の案内と11月の日程表が届いた。

おおっ、見事に研修研修研修研修研修の毎日だ。
わぁい、11月は土・日お休みになってる♪
とりあえず月2回の二胡教室に行けるなぁ。

むむっ、12日連続出勤があるぞ。
うーむ、でもこれは仕方ない。頑張ろう。

  *  *  *  *  *  *  *  *

今までかなりの時間をブログに費やしてきたけど、
11月からはそれも出来なくなると思われる。
今のうちにブログの中身の整理をしよう。
あっ、別に消したりするわけではなくて、
カテゴリーを分け直すとか、写真の容量を下げるとか。はい。

密かに【】を作ろうと策を煉って~練って~錬って~いたけど、
自分で自分の首を絞めるのは、やめよう。
探そうと思っていた方、探してもありません。

  ++このブログだって危ないのにね++