JUN-Zの夜遊び日記

everybody needs somebody to love

希望の光

2010-05-25 20:45:36 | Check it out!!
そんなわけで。

昨夜は、予想通りの展開となった(笑)日韓戦を見て憤り、そのままふて寝。

ひょんな時間に目が覚めて、チャンネル変えまくってたら、

ルワンダ虐殺のその後をやってた。

今から16年前、アフリカのルワンダでは80万人が虐殺されたのです(;゜д゜)

ツチ族とフツ族との民族対立が原因でした。

そして現在、虐殺から逃れた人々・・欧州やアメリカで教育や生活してた
人達が帰って来て、復興に尽力を尽くしてるという内容でした。

今やアフリカでも1、2を争う発展を遂げようとしています。

がしかし、今はあくまで首都周辺だけのこと。

地方の農村は極貧に喘いでいます。

景気が良くなったと聞いて、
隣国に非難していた人達も続々と戻ってきてるけど、
16年の歳月の変遷は家を壊し、親がすでに亡くなってる場合もあります。

貧しい農民のままでは、矛先が対立部族に向けられて、
いつまた虐殺が起きるか危険な状況です。

そんななか、成功している人達が農村に出向き、民族の垣根を払って、
一緒に共同事業を立ち上げようと努力します。

すったもんだがありましたが、その農村は事業に参加する事になり一安心。

ちなみに話を持ちかけた人は、16年前に母と妹3人を鉈で虐殺されているのです。

だから村に行きたくないという恐怖心との戦いであったと。

そんな彼に勇気を与えてくれたのが、今は亡き母の言葉でした。

「フツ族もツチ族も一緒になれる。同じルワンダ国民なんだから。」

実はずーっと以前、民族間の対立は全くなくて、
民族同士の結婚も普通であったと。

それが激変したのは実は・・・

ベルギーによる植民地政策でした(怒)

背が高く鼻も高いツチ族は自分達ヨーロッパ人に近いと決めつけ、
全ての面において優遇。
フツ族は差別対象となり、地方の農村に追いやられたのです。

へどがでるやろ。

とりあえず、未来に向けて歩み寄ろうとしている人達に乾杯!

平和と安寧の日々が続く事を切に祈ってやみません。

そんな感じです。