JUN-Zの夜遊び日記

everybody needs somebody to love

英雄とはなんぞや

2006-07-11 19:42:23 | Check it out!!
さてワールドカップも終わってしまいましたね(T_T)
このブログでなかなか書けませんでしたが、オイラは大のサッカー好きなんすよ。
あ!過去に一度その思いをカキコしてたわ(^^;)
今回はイタリアが優勝っ!もともとイタリアも好きなチームだったのでまぁいいか。
でもバッジォがいた時のチームが一番好きでしたねぇ。
奴は真のファンタジスタ!!かっこいいし、華があったもんなぁ~(^^)
アメリカ大会の時に、PK外して負けた時もかなりショックだったけど、
うなだれる後ろ姿に痺れたもんですわ(^^;)

ちょっと過去になるけど、将軍プラティニも大好きでしたねぇ。
トヨタカップでの衝撃!!こう言えばわかる人にはわかると思うけど(^^;)
この時のセリエAのリーグ戦はかなり面白かった!!
プラティニ率いるユベントスとマラドーナ率いるナポリとの激戦の数々は
永遠に語り継がれていく事でしょう!!
この人もファンタジスタだったなぁ~。

セリエAといえば一時期のミランは凄かったのぅ。
フリット、ライカールト、そしてマルコ・ファンバステン!!
このオランダトリオはやばかったねぇ。
ファンバステンは今やオランダ代表の監督だけど、最高のFWだった。
未だに彼ほどのセンターフォワードは見当たらないと思うよ。
怪我さえなければ…(T_T)
この3人もファンタジスタだったねぇ。

そしてフランスの英雄、ジダンが惜しまれつつ引退しましたね。
現在最高のファンタジスタであろう彼がピッチから姿を消すのは
非常に切ないですね。しかも最後の最後でレッドカード!(-_-;)
まぁジダンらしいといえばジダンらしいかも(汗)
かなり熱くなる性格だからねぇ。
前に国際チャリティマッチにヒデが参加した時のこと。
試合が終わって印象を聞かれたヒデが言ったのは、
「あのジダンっていう選手は凄かった。なにが凄いってチャリティマッチなのに
彼だけ本気でガツガツきてたよ(笑)」
頭突きは良くないし、反則は反則!
最後の最高の舞台での退場…観てた子供達はショックだったと思うよ。
ていうか大人達もね(汗)
前回のワールドカップの時、TVでワールドカップ特集をやってたんだけど、
それがまた面白かった!
世界の強豪国のサポーター達を一緒のバスに乗せるんだけど、
どこかの国のサポーターがジダンの悪口を言った。
「ジダンなんて大した事ねぇぜ!」
その言葉にフランスサポーターが大爆発!
「てめぇ、俺の兄弟になんて事言いやがる!」(笑)
別にほんとに兄弟じゃないんだけど(汗)、それだけ敬愛してるって事が
わかりますよね?
日本のサポーターでこういう言い方するのってなくない?
サッカー文化の歴史というか、根付き方が全然違うんだよね。
しょうがない事なんだけどさっ。
だから今回の退場は、世界中の彼のファンやフランス国民にとって
胸を引き裂くようなショックを与えてしまったと思う。
でもだからといって、彼の今まで築き上げてきた実績や名誉が
失わられるってわけじゃないとオイラは思う。
ユベントスやレアルマドリッドでの活躍は少しも色あせる事はないし、
傑出した希代の英雄…ファンタジスタである事は疑いないのだから。

英雄ってのは、いい事ばかりじゃ今イチでさ。
悲劇的な要素があるからこそだと思うんだよね。
人々から惜しまれる…人々から敬愛される…だから人々に語り継がれていく。
過去の歴史をひもといても、そうじゃん。
ナポレオン、マリーアントワネット(英雄じゃなくてヒロインだけど)、チェ・ゲバラ、
三国志の面々、ピョートル大帝、故ケネディ大統領…
…日本で言えば織田信長や真田幸村とかさ。
現代の世界の中で、後に語り継がれていくような人物が果たしているのか?
サッカーの世界ではなくて、歴史といううねりに登場するようなやつが。
今の所、そんなやつはいないね(-_-;)
でもこれって後世の歴史家が決める事だからなんとも言えないけどね(^^;)