第六中学校

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12.01 平和学習(全校集会・講演)

2023-12-01 16:34:00 | 学校生活
5・6時間目に平和学習を体育館でおこないました。まず、3年生の代表が修学旅行での平和セレモニーで読み上げた【平和宣誓文】を読み上げました。学校に通うことが出来、毎日を普通に過ごすことができています。当たり前のようで、当たり前ではない、今のこの平和な日々に常に感謝の気もちをもち、世界中の人の明るい未来のために、永遠に平和を求め続けることを誓います。と締めくくりました。



日本ウクライナ文化交流協会会長 小野元裕さんとともに活動されているOno Akiさんをお招きし『ロシアによるウクライナ侵攻とウクライナへの支援について』話をしていただきました。ロシアの発祥がウクライナであり、ウクライナ人と日本人との食文化の違い、ただ物資を送るだけでは本当の支援にならない。しっかりとウクライナのことや、ウクライナで暮らす人のことを学び、知ることがウクライナを支援することになる。学生のみなさんは、知ることが大切です。と話されました。また、怒りや悲しみ苦しみだけでは表すことが出来ないことがウクライナで日々起こっていること、ロシア側から見たウクライナ、ウクライナ側から見たロシアなどの話もしていただけました。この世の中で核兵器が使われたら、105メートルの地下に逃げなければ、助かることが出来ないと話されたときには、聞いている子どもたちがため息をつくような感じとなっていました。大阪ビジネスパークの地下の深さ32m、六本木の地下の深さが62mととても想像しやすいように例をあげての説明もありました。
講演後、Ono Akiさんが、ウクライナの民謡とウクライナの国歌を歌いました。ウクライナ人と会う機会があれば『スラバウクライーニ』と言えばウクライナ人は喜ぶとの話もありました。スラバСлава Україні — Героям слава(ウクライナに栄光あれ、英雄たちに栄光あれ)という意味だそうです。体育館で国歌を聴き『スラバウクライーニ』とみんなで言い講演を終えました。















生徒代表が、お礼を伝えました。









戦争に行かなければならない軍人が使用する座布団です。行くことが出来ない家族が手作りをしているそうです。

何かで燃えた【トタン(左)】の一部分です。女性や高齢者が編んだカモフラージュの軍用ネットです。戦場で戦車や砲台などの兵器や看板などに被せる物です。

講演終了後、校長室に質問やこれからのウクライナについての話を聞いている様子です。
小野さんは、質疑応答の時間でたくさんの質問があったこと、また、校長室へ訪ねてきてくれた生徒が複数名いたことに感激されていました。









小野さん元裕さん、Ono Akiさん本当にありがとうございました。
 
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