拉致 北朝鮮 

人生楽なら苦はないさ(MUYOxpPRF.)

たまに「吾が身を省みる」

2007年04月30日 | 未分類
曾子曰、吾日三省吾身、爲人謀而忠乎、與朋友交言而不信乎、傳不習乎

曾子(そうし) 曰く
吾 日に三度
(何度もの意)吾が身を省みる

人の為に謀りて忠ならざるか

(チト難解、他人の身に起きた事や話を我が身の事のように本気で考えたり聞いたりしたか。と我流解釈)

朋友と交わりて信ならざるか(友を裏切るような真似をしていないか)

習わざるを伝うるか(上っ面の聞きかじりを、知ったかで言いふらしていないか)


吾日三省吾身
凹むなぁ・・・今こうして振り返っているので回数はともかく反省する時はある。
だが、気まぐれなので習慣化はまったくしていない。
自分のマイナス要素をしっかり見て認識しない者に奇跡の進歩などありえない。
(余程マイナスを補ってなおプラスとなる才能を持った天才でない限り)

爲人謀而忠乎
ここだ問題は。身内が拉致されるという非日常的状況を、簡単に我が事に置き換えられると言う人間がいたら即「嘘つき」だとワシは言うだろう。

「突然、余命三ヶ月と宣告されたらどうする?」という問いにも似た話だ。
答えるのは「数年~数十年はまだ死なないだろう」と思っている人間。
想像力が乏しくても豊かすぎても、現実としてそうなった場合の的確な判断はできない。

これは自分が不治の病で末期とか(かぶってた)脳死となった場合の延命治療拒否や、臓器提供の話と同じようなものか。
いや、自分の話なら逆に簡単かも(ワシだけ?)。身内だったら・・・

嫁も子もいないので親が拉致された田口八重子事件における子供の立場で想像してみよう。

・・・ ・・・ ! ・・・ ? ・・・ × ・・・ orz

ダメだぁ、想像がランボーⅡの方向に行ってしまってそこから抜けられなくなっちまった、しかも作戦失敗。
何でこうなるかなぁ、素人が銃を持てば強くなれると思うような、ガキの部分が残りすぎてるんだろか。
(まだゴルゴ13に走らないだけマシだと自分を慰め・・・たら反省にならんか)

後知恵なら金正男を人質に捕虜交換というのが最大のチャンスだったのがなぁ、
これも単なる後悔で、前に進める要素はないなぁ。
(建前だけの人道主義とか法治主義を北のように捨てられるなら、
今からでも対抗措置として北の重要人物を拉致するというのは、国際的に認められていると思う)


あ、いかん、(↑)は「傳不習乎 」だ。
義人や君子は面倒臭いのぅ、そのくせ「兵は詭道なり」なんだからますますわけわからん。

で、何の話だったかと言えばだ、島田洋一は凄いと無理に結んで終わる。

Blue jewel : 国民大集会(2007/4/22)-18.島田洋一救う会副会長の報告

海外においてもあるいは日本国内においても、北の核廃棄で最も恩恵を受ける日本が応分の負担をしないというのは、
いわばただ乗りであっておかしいんじゃないか?と、そういう事を言う人がいるわけです。

それには私はこう答えればいいと思っているんですけれど、もし実際にですね。
北朝鮮が核施設の無能力化に踏み切ったとそういう時点においてですね。
そんな事はありえないと思いますけど、もしそうなった時点において日本はですね。

核兵器・核施設の解体及び海外搬出の費用を全部負担しましょうと、全額負担しましょうと。
だからそこまで持って来てくれるなら、どうぞ持ってきてくださいと。

そこまで持ってくれば、核施設は安全な解体・海外搬出、これ結構費用がかかりますけども、それは日本が持ちましょうと。
北京や盧武鉉やヒル氏が事態をそこまで進展させられるんだというならやってみろと。
そういう宣言をすればいいと。

中途なエネルギー支援など、そんなただ取りされるものには日本は出さないという事で、何ら問題は無い。
このやり方であればですね。
日本としては北朝鮮にエネルギーその他をただ取りされる心配は無いし、同時にただ乗り批判も回避できる。
しっかり対抗できる。
どこからも文句を言われる事はないと、そういうふうに考えます。


この発想そのものは特に新しいものではない。
島田洋一の凄いところはこれを淡々と語れて、それで聞き手が楽に受け入れられる空気を作り出せる点だと。

櫻井女史も基本は淡々だが、こちらの場合は構えに入った居合斬りのような緊迫感が漂う。
(話題によってはホンワカ・フワフワになってしまうギャップも怖いが)

拉致問題の解決に当たっていろいろな意味で大きな鍵になるのは、中国共産党の態度であります。

少なくとも二人の若い中国人女性が1978年、マカオから拉致されているという事は間違いありません。

当時二十歳ちょっとだった孔令イン(貝二つの下に言)さん、蘇妙珍さんと言う二人なんですけど、
当時マカオはポルトガル植民地でしたが現在は中国領で、この二人は中国国籍だし家族ももちろん中国国籍であります。

孔さんの家族とはですね。家族会・救う会の代表は何度も会っています。
ところがなぜその孔さんの家族の姿が今日この場にないのか?
と言うのは、それは家族が中国当局の迫害を恐れているという事情があるためであります。
彼らは記者会見をすることすら怖がってやらない。



ならば敵の嫌がる点を突付きましょうと。
何故今中国が日本に擦り寄ってきたか、またその一方で懲りずに南京などを取り上げてまで日本に対中懺悔機運を作ろうとしているのかと。



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