輸入盤 最新新譜情報  【BUYER'S EYES】

●メーカーからご提供頂いた情報を元に小売店のチェック用として使用されております。本文の複写転載禁止。内容変更可能性あり。

JIMMY "DUCK" HOLMES / CYPRESS GROOVE

2019-10-09 | Rock&Pops
<発売日> 2019/10/18予定

<JAN(規格番号)> 0850007715250

<内 容>
ザ・ブラック・キーズのダン・オーバックが発掘したグッド・アメリカン・ミュージック。 ミシシッピ州ベントニアのブルース・ギタリスト、ジミー”ダック”ホームズ。御年72歳の無形文化財デルタ・ブルースマンによるナッシュヴィル・レコーディング・アルバム『CYPRESS GROVE』完成!"

■ ザ・ブラック・キーズのダン・オーバックが自らの審美眼で見つけ出したグッド・アメリカン・ミュージックをリリースする”EASY EYE SOUND”レーベル。 ガレージ・パンクから、アメリカン・ロック、ブルーグラスなど様々なジャンルの、しかし”良質の”音楽を送り出しているこのレーベルは、また、”知る人ぞ知る”ブルース・ミュージシャンたちの作品も世に送り出している。

■ ”俺をインスパイアしてくれる人たちと一緒に何かやりたい”と語るダン・オーバックが、今回発掘したのは、ミシシッピ州ベントニアのデルタ・ブルースマン、ジミー”ダック”ホームズ。ベントニアで47年に亘り、「ブルース・フロント・カフェ」というジューク・ジョイントを年中無休で経営しているミュージシャンだ。

■ ダン・オーバックのプロデュースによりナッシュヴィルでレコーディングした本作『CYPRESS GROVE』には、そのジミーのジューク・ジョイントで毎週土曜日演奏されているブルース・ミュージックがそっくりそのまま収録されている。ジミーが奏でるのは、彼が住む地方独特のスタイルであるベントニア・ブルース。御年72歳であるジミーは、ベントニア・ブルースを創世の時代から引っ張ってきた無形文化財級のブルースマンなのだ。

■ ジミーにインスピレーションを受けたというダン・オーバックは、彼をナッシュヴィルへと招き、ナッシュヴィル・シンフォニーのプリンシパル・パーカッション奏者でもあるSam Baccoをドラマーに、そしてミシシッピのデルタ/ヒル・カントリー・ブルースのベースマン、Eric Deaton、ルーツ&ロック・ギタリストのMarcus Kingとともに、ジミーの「ブルース・フロント・カフェ」が持つヴァイヴとパッションを形にしたのだった。アルバムには、ベントニアで最も有名なブルースマンであろうSkip Jamesの1931年の「Hard Time Killing Floor Blues」や、デルタ・ブルースのクラシックである「Catfish Blues」、さらにジミーのスライド・ギターとグルーヴが印象的な「Rock Me」や「All Night Long」、そしてダン・オーバックとサックス奏者のLeon Michelsが作り出すユニゾンが厚みを持たせる「Little Red Rooster」まで実に豊かなブルース・サウンドが溢れている。

■ 「ダン・オーバックが一緒にアルバムを作りたいとマネージャーに言われた時、俺はダンの事もザ・ブラック・キーズのことも全く知らなかった」そう振り返るのはジミーだ。「でも一緒に演奏をしてみて、数曲で彼とスタジオのミュージシャンが皆、音楽に情熱を持っていることが分かった。それこそが音楽を演奏するのに必要なものだ。情熱が大事だ。金じゃない。ホンモノのブルースで金を稼ぐことなんかできやしねえ。金になんかならないのさ」そんなホンモノのブルースと音楽に対する情熱を何も足さず、何も引かず、そっくりそのまま捉えたアルバム、それが本作『CYPRESS GROOVE』なのだ。