輸入盤 最新新譜情報  【BUYER'S EYES】

●メーカーからご提供頂いた情報を元に小売店のチェック用として使用されております。本文の複写転載禁止。内容変更可能性あり。

O.S.T./THE MISSING PICTURE

2014-02-10 | Sound Track(o.s.t./musical/net-drama)
<発売日>2/25

<番号(JAN)>3299039949924

<情報>

<キーワード>
第66回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」最優秀作品賞受賞!第86回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート!! カンボジア人監督リティー・パニュ最新作「The Missing Picture」(原題)のサウンドトラック・スコアが登場! スコアを手掛けるのはリティー・バニュ作品ではお馴染みのマーク・マーダー!

<内容>
■ 第66回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」最優秀作品賞を受賞し、第86回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされているカンボジア人監督、リティー・パニュの最新作「The Missing Picture」(原題)。

■ 1970年代、ポル・ポト政権下のカンボジアで、クメール・ルージュによる大規模な抑圧・迫害の影響により、家族や多くの友人を失うという過酷な経験を持つリティー・バニュ監督が、自らの体験を交えながら、恐怖に支配されていた当時のカンボジアを素朴なクレイアニメーションと実写を織り交ぜながら描いたのが本作『THE MISSING PICTURE』(原題)である。

■ この映画について、リティー・バニュはこのように語っている:「私は長い間、失われた写真を探していた:カンボジアがクメール・ルージュに支配されていた1975年から1979年の間に撮られた写真を・・・写真だけではもちろん、(クメール・ルージュによる)虐殺を証明できない。しかし、我々に考えるきっかけとなったり、熟考することを促したり、歴史を記そうと思い立つきっかけにはなるだろう。私はあきらめにも似た気持ちで、カンボジアの田舎町に残る記録文書や古い新聞を捜しまくった。そして今日までにわかったのは、""何かが失われている”ということだ。本当のところ、私はそれを探してはいなかったのだ、露骨で不快なものになると思ったから、もしくは取るに足らないものに見えてしまうかも知れなかったから。だから私は作り上げたんだ。今私が示しているのは、写真でもなく、またユニークなイメージを探す旅でもない。ある冒険の映像だ。映画のみに許される冒険のね」

■ 作家としても活躍するリティー・パニュは、デビュー作「Rice People 」(1994年) を皮切りに、本作までにカンヌ映画祭では合計5回の受賞・正式出品を経験しており、カンヌや世界中で今最も注目されている監督の一人。日本では『さすらうものたちの地(The Land of the Wandering Souls)』や『S21 クメール・ルージュの虐殺者たち(S-21: The Khmer Rouge Killing Machine)』の山形国際ドキュメンタリー映画祭での受賞や、大江健三郎の芥川賞受賞作を、カンボジアを舞台に映画化した「飼育」などでも話題となっている。

■ 映画のサウンドトラックを手がけるのは、リティー・バニュ監督作品の多くでコラボレートしているフランスの作曲家/ミュージシャン、マーク・マーダーである。チャールズ・レーン監督の『サイドウォーク・ストーリー』を手がけた彼だが、リティー・バニュ監督とはデビュー作「Rice People」からの付き合い。彼の代表作とも言える作品『さすらうものたちの地(The Land of the Wandering Souls)』や『S21 クメール・ルージュの虐殺者たち(S-21: The Khmer Rouge Killing Machine)』では必ずスコアを担当している。ちなみに本人曰く、今回マーク・マーダーがリティー・バニュの作品を担当するのが今作で18本目となる。

■ 映画公開情報 ■
2014年から順次全国公開予定