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THE REPLACEMENTS / PLEASED TO MEET ME [DELUXE EDITION]

2020-09-10 | Rock&Pops
<発売日> 2020/10/9予定

<JAN(規格番号)> 0603497846467

<内 容>
80年代を中心に活躍した元祖オルタナティブ・ロック・バンド、ザ・リプレイスメンツ。 パンク・ロックからジャズ、ソウルまで、多様な音楽性が凝縮された意欲作、1987年発表の5thアルバム『PLEASE TO MEET ME』の最新リマスター音源とアルバムの制作過程を垣間見ることができる貴重なデモ音源、ラフ・ミックス音源を収録したデラックス・エディションが登場!

■ 80年代を中心に活躍した元祖オルタナティブ・ロック・バンド、ザ・リプレイスメンツ。初期はハード・コア・パンク色の強いサウンドだったが、アルバム・リリースを重ねていくにつれ、彼らはパンクをルーツとした自身のアイデンティティを維持しつつも、フロントマンのポール・ウェスターバーグのソング・ライティングを生かしたルーツ色の強いサウンドへと変化していった。その彼らのキャリアの中で、パンク・ロックからジャズ、ソウルまで、多様な音楽性が凝縮された意欲作と呼べるのが、1987年発表の通算5作目のスタジオ・アルバム『PLEASE TO MEET ME』である。

■ パンク・バンドからより幅広い音楽性を持つ成熟したロック・バンドへと成長していく彼らの姿が反映された『PLEASE TO MEET ME』だが、その当時の彼らをより詳細に捉えたデラックス・エディションが発売となる。3枚組CDにアナログLPを加えた形でリリースとなる本作は、収録曲の半分近くが未発表音源!その中にはアルバム制作時のデモ音源やラフ・ミックス、アルバムに収録されなかったアウトテイクの他、アルバム発売前にバンドから脱退するギタリスト、ボブ・スティントンとの最後のレコーディング音源(1986年録音)も収録されている。

■ メンフィスのアーデント・スタジオでプロデューサーにジム・ディッキンソンを迎えてレコーディングされた『PLEASE TO MEET ME』。今回発売となるデラックス・エディションのCD1には、1987年4月にリリースされたオリジナル・アルバムの最新リマスター音源に加え、シングルのB面曲、そしてジミー・アイオヴィンがリミックスをてがけた「Can’t Hardly Wait」の別リミックスが収録されている。

■ CD2には、アルバムの制作過程を垣間見ることができるデモ・ヴァージョンを収録。全15曲のうち、11曲が今回初公式音源化となる貴重なコレクションだ。このデモがレコーディングされたのは、1986年夏、ミネアポリスにあるブラックベリー・ウェイ・スタジオ。ここに収録されている最初の7曲は、ザ・リプレイスメンツのオリジナル・メンバー4人が揃った最後の音源となる。このデモ・セッションの後、オリジナル・ギタリストのボブ・スティントンと袂を分かつことを残りのメンバーは決めるのであった。CDの後半に収録されている8曲のデモはトリオ編成でのレコーディングとなり、アルバムに収録されることとなる「Shooting Dirty Pool」のデモや、冒頭の歌詞がアルバム・タイトルのインスピレーションとなった「Even If It’s Cheap」などが取り上げられている。

■ CD3には、スタジオ・エンジニアのジョン・ハンプトンによるラフ・ミックス音源が収録されている。ここに収められている13曲のすべては今回が初公式音源化。アルバムの収録曲の他、「Election Day」や「Birthday Gal」など貴重なアルバム未収録曲音源もフィーチャーされている。この他にも、「Run for The Country」や「Lean How To Fail」、「Trouble On The Way」といった未発表曲や、後に1997年発表のコンピレーション「All For Nothing/Nothing For All」にも収録されたアルバム・アウトテイク曲「Beer For Breakfast」と「I Don’t Know」も収録されている。

■ またアナログLPは、ラフ・ミックス音源によってアルバムを再構成した“Please to Meet Me Rough Mix”とも呼べそうな、アルバムの別ヴァージョンを収録している。

■ 向こう見ずなハードコア・パンク・バンドとしてキャリアをスタートさせた彼らが、長年の経験や柔軟な発想、飽くなき探究心のもとその音楽性を変化させていったザ・リプレイスメンツの通過点の一つを捉えた貴重なコレクションの登場だ。

アルバムトレイラー:https://youtu.be/kXWMnEoUL2k