輸入盤 最新新譜情報  【BUYER'S EYES】

●メーカーからご提供頂いた情報を元に小売店のチェック用として使用されております。本文の複写転載禁止。内容変更可能性あり。

GRATEFUL DEAD / READY OR NOT

2019-12-02 | Rock&Pops
<発売日> 2019/11/29予定

<JAN(規格番号)> 0603497851287

<内 容>
最晩年のグレイトフル・デッドが見ていたかも知れない“未来”の片鱗がここに――。 バンド最晩年のライヴで披露されていた”新曲”のベスト・ライヴ・テイクを集めた未発表ライヴ音源集『READY OR NOT』発売!まだまだ話題の尽きないグレイトフル・デッドのアーカイヴ・プロジェクトから、ファンのイマジネーションを刺激する興味深い音源がまたまた公式リリース!!

■ グレイトフル・デッドのアーカイヴ・プロジェクトからまた興味深い音源が公式リリースされる。今回リリースとなるのは、バンドの最晩年にあたる90年代初頭の未発表ライヴ音源である。1989年10月31日のハロウィーンに、結果的にはバンド最後のスタジオ・アルバムとなる『BUILT TO LAST』をリリースした彼らは、その後もライヴを行いながら新たな曲を作り続けていた。その新曲のいくつかはライヴでも披露されていたが、1995年にジェリー・ガルシアが亡くなったことにより、残念ながら新たなスタジオ・アルバムとして発表されることはなかった。

■ 『BUILT TO LAST』に続くスタジオ・アルバムがどのような作品になっていたかは、今となっては誰も知る由はないが、バンドのオフィシャル・アーカイヴィストであるDavid Lemieuxは、今回、彼らの最晩年にあたる1992年から1993年のライヴで披露された、新曲の未発表ライヴ音源を集めたアルバムをキュレートした。それにより、聴くものはその“『BUILT TO LAST』に続くはずだったスタジオ・アルバム”のサウンドを推測することができるかも知れないのだ。

■ 本作『READY OR NOT』に収録されている音源は、グレイトフル・デッド最晩年となる楽曲の、ベスト未発表ライヴ・ヴァージョンを膨大なライヴ・レコーディングの中から選び抜き、サウンドボードからのオリジナル・デジタル・テープからリマスターしたものである。これらのライヴ音源は、1992年から1995年の間に亘り、デッド最晩年のラインアップ:ジェリー・ガルシア(リードギター, ヴォーカル)、ボブ・ウェア(リズムギター, ヴォーカル)、ヴィンス・ウェルニック(キーボード, ヴォーカル)、フィル・レッシュ(ベース, ヴォーカル)、ビル・クルーツマン(ドラムス)、ミッキー・ハート(ドラムス)によってレコーディングされた。アルバムに収録された9曲の内、4曲(「Lazy River Road」、「Liberty」、「Days Between」そしてボブ・ウィアーがロブ・ワッサーマンとウィリー・ディクソンと一緒に作った「Eternity」)は1993年2月に初披露された新曲である。ちなみにアルバムの最後を飾るロバート・ハンターとジェリー・ガルシア作の「Days Between」は、Oakland-Alameda Conty Coliseumで1994年12月のライヴ・ヴァージョンが収録されている。

■ これまでジェリー・ガルシアと主にソングライティングを行っていたロバート・ハンターだが、この時期にはボブ・ウィアーともソングライティングを行うようになり、本作にはその二人による新曲「Corinna」と「Easy Answers」がフィーチャーされている。またロバート・ハンターが作詞を手掛けたヴィンス・ウェルニックによる「Samba In The Rain」も収録されている。この他の楽曲「Way To Go Home」と「So Many Roads」は、アルバムに収録されているヴァージョンの数か月前、1992年の2月に初披露された楽曲である。

■ 『READY OR NOT』――最晩年のグレイトフル・デッドが目指していた”未来”を窺うことができる貴重な未発表ライヴ音源のリリースである。



YouTube
https://www.youtube.com/gratefuldead