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Greg Holden /CHASE THE SUN

2015-03-20 | Rock&Pops
<発売日>2015/4/14

<JAN(規格番号)>0093624929505

<内 容>
歌えるだけで丸儲け――日々の生活でちょっとした壁にぶつかった時、背中を押してくれる歌がある。  「The Lost Boy」で注目を浴びたスコットランド生まれ、イギリス育ち、そして今はニューヨークを拠点に活躍するシンガー・ソングライター、グレッグ・ホールデン。今を生きる人たちへ贈るソングブック『CHASE THE SUN』で待望のフル・アルバム・デビュー!

■ スコットランド生まれ、イギリス育ち、そして今はニューヨークを拠点に活躍するシンガー・ソングライター、グレッグ・ホールデン。インディーから2枚のアルバムをリリースし、着々とその名前と評判を広げていった彼の、メジャー・デビュー・アルバムが発売!

■ 2009年に『A WORLD IN EDGEWAYS』、2011年に『I DON'T BELIEVE IN YOU』の2作をリリースしてきたグレッグ。『I DON'T BELIEVE IN YOU』に収録された、スーダン難民について描いたデイヴ・エガーズの小説からインスパイアされたシングル「The Lost Boy」は、オランダのiTunesで1位になり、赤十字のために50,000ドル以上の寄付金を集め、さらにアメリカのドラマ・シリーズ「Sons Of Anarchy」に2週に亘って使用されたことにより、アメリカで30,000回以上ダウンロードされ、またビルボードのロック・チャートのTOP40にもエントリーを果たした。さらに彼が共作した「Home」は、アメリカン・アイドルの優勝者フィリップ・フィリップスのデビュー・シングルに抜擢され、大ヒット。それにより彼はシンガーソングライターとしてASCAPアウォードを受賞することになった。

■ そのグレッグ・ホールデンが満を持してワーナーブラザースからメジャー・デビュー・アルバムをリリースする。ポジティヴで前向きなメッセージが溢れる本作のプロデュースを手掛けるのは、アデルやワン・リパブリックとの仕事で知られるグレッグ・ウェルズ。また収録された楽曲はグレッグが一人で作ったものの他、Tofer Brownなどの同年代のシンガーソングライターや、Richard Harris、Garrison Star、Ace Endersなどの先輩との共作も含まれている。

■ 前作『I DON'T BELIEVE IN YOU』をリリースした後、レーベルが破産したり経済的に追い詰められたことにより、ミュージシャンとしてのキャリアを諦めようとしていたグレッグだったが、2013年の2月、インドとネパールを巡る7週間の旅に出た。その旅によって彼は「音楽を生業に出来るのは奇跡なのだと」身に染みて感じたという。その”人生を変える”旅が、本作『CHASE THE SUN』のインスピレーションになったという。

■ 1stシングル「Hold On Tight」はグレッグ曰く、“アルバムを牽引する”1曲であり、この作品によってアルバムの方向性を見出すことが出来たとのこと。「前作は率直過ぎたところがあって、間違った方向を指したり、自分の問題を他の人たちに投影したりしていたけど、それは良くないと思った。『CHASE THE SUN』は、自分の状況を見つめながら、自分がどれだけラッキーなのか、自分たち全員がどれほど恵まれているのかに気づくって作品なんだ。自分の歌を聴いた人が、少しでも情け深い視点にたって、自分たちだけでなく他人のことも考え始めてくれたらいいな、と思っている。勿論、自分もそうありたいと思うけど」

■ この他にも、「自分たちが住んでいるこの素晴らしい世界。なのになんでこんなに病気で苦しんでいる人がいるんだ」と皮肉ったっぷりに歌う「Wonderful World」(ちなみに、リアリティTVや食品業界の内幕を暴くドキュメンタリーからインスパイアされたそう)、さらに自分の力ではどうにもならないことが起こるかもしれないのだから、財産のことをあれこれ心配することはないと聴くものに説く「Give It Away」など、誰も共感できるテーマや視点に溢れている。

■ アルバムの中でも特筆すべき1曲の一つが、4曲目に収録されている「Boys In The Street」。LGBTQ(性的マイノリティ)の団体、Everyone Is Gayがリリースするコンピレーション『The Gayest Compilation Ever Made: Volume II』に収録するために「これまで作ったことの無いぐらいゲイな曲」を作ってほしいと依頼されたところから始まったという。そう言われたものの、「ハッピーでアップビートな曲を基本的に書けない」というグレッグは、代わりに、息子がゲイであることに理解をかく父親、そして、お互いの目を見れなくなっている父子についてのストーリーで曲を作った。本人は出来がいいのか悪いのか分からなかったが、プロデューサーのグレッグ・ウェルズは曲を聴いて、これは絶対アルバムに入れるべきだと主張した。

■ マクドナルドで働いていた時に、マネージャーの一人が好きそうだからとくれた、ボブ・ディランのアルバム4枚。それが17歳のグレッグに大きな影響を与えた。ディランの「反抗心に満ちた歌詞」に魅せられた彼は、自分で歌を作れるようにとギターを手に取った。誰かのカバーをするところからでなく、最初から彼は曲を作り始めたという。そして曲を作り始めようと思ったとき、彼はこれこそが自分のやりたいものだと感じたのだった。

■ そんな彼は本作『CHASE THE SUN』についてこう語る。「このアルバムを聴いて、一体全体これはどこから出てきたのだろう?と考えてほしいし、曲の歌詞にも注意して欲しい。そうすれば何らかしらの意味ある反応を得ると思うんだ。そうなって欲しいと思うよ」






Greg Holden - Hold On Tight (Official Music Video)