輸入盤 最新新譜情報  【BUYER'S EYES】

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Bob Dylan/Another Self Portrait: TheBootleg Series Vol. 10

2013-08-06 | Rock&Pops
<発売日>2013/08/27

<JAN(番号)>0888837348720

<情報>

<キーワード>
「このクソは何だ?」と評価されたディラン『セルフ・ポートレイト』の新たな解釈!ブートレッグ・シリーズ最新作発売!

<内 容>
1970年6月にリリースされた『セルフ・ポートレイト』のオリジナル盤は、ディランにとって10作目のスタジオ・アルバムであると同時に、初めて音楽媒体から本格的に酷評された作品でもあった。(グリール・マーカスがローリング・ストーン誌に書いたレヴューは実際に『What is thisshit?[このクソは何だ?]』という一文で始まっている。また、ロバート・クリストゴウもヴィレッジ・ヴォイス紙のレヴューで“Cプラス”の評価をつけた。) それにも関わらず、『セルフ・ポートレイト』はアメリカのビルボード200では4位、全英アルバムチャートでは1位となっている。オリジナル『セルフ・ポートレイト』のセッションで、ディランは少人数のアンサンブルと共に曲を演奏した。主なメンバーはデヴィッド・ブロムバーグ(ギター)とアル・クーパー(キーボード、ギター)。プロデューサーのボブ・ジョンストンが、のちにナッシュヴィルで基本トラックにオーバーダブを加えている。『アナザー・セルフ・ポートレイト』は、オリジナル・セッションのマスターを初めてオーバーダブ抜きで収録した。今作『アナザー・セルフ・ポートレイト』では、ディランが自作の曲とともに新旧のフォーク・ミュージックを再現していく中で垣間見せる、ヴォーカリストとしての才能の新鮮な側面を露わにする。「カントリー・パイ」、「アイ・スルー・イット・オール・アウェイ」といった楽曲では自然体のパフォーマンスを聴かせ、ディランは『ナッシュヴィル・スカイライン』からやってきたカントリー・シンガーであることが実感させる。一方で「リトル・セイディ」、「プリティー・サロ」においては、伝統的フォークの解釈者であることを感じさせる。「ジプシーに会いに行った」や「サイン・オン・ザ・ウィンドウ」といった自身の新曲以外にも、トム・パクストンの「アニーズ・ゴナ・シング・ハー・ソング」やエリック・アンダーソンの「サースティ・ブーツ」といった同年代のアーティストたちの曲を自分のもののように歌っている。他にも、「オンリー・ア・ホーボー」の未発表ヴァージョンと、レコーディング・アーティストとして契約されてから10年も経っていないディランが未来に向けて「いつの日か俺が傑作を描く頃にはすべてがラプソディのようにスムーズに流れるだろう(Someday,everything’s gonna be smooth like a rhapsody, when I paint my masterpiece)」と歌う、「マスターピース(When I Paint My Masterpiece)」のデモ・ヴァージョンも収録される。


<同時発売情報>
●上記アルバムの3LP+2CD盤も同時発売。(0888837348911)