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ANGELICA GARCIA /MEDICINE FOR BIRDS

2016-09-11 | Rock&Pops
発売日:2016/9/30 

JAN: 093624917434 

内容:
アメリカーナにブルース、そしてアメリカン・ゴシック。アメリカの伝統が抱える光と影を、持ち前のユーモアと好奇心で力強い歌に描き出す22歳のシンガー・ソングライター、ANGELICA GARCIA。マグノリアの木に囲まれたゴシック風の建物で育まれた音世界が今その扉を開く・・・。

■ ワーナーブラザーズがこの秋自信を持って世に送り出す、22歳のブルージーでウィットに富んだシンガー・ソングライター、ANGELICA GARCIA(アンジェリカ・ガルシア)。ニュー・シングル「Orange Flower」でThe New York TimesやNPR Musicから注目を集めた彼女のデビュー・アルバム『MEDICINE FOR BIRDS』が9月30日に発売となる。

■ ロサンゼルスで生まれ育ったアンジェリカは17歳の時、Los Angeles School of Artsを卒業した後、音楽業界から米国聖公会の司祭となった継父についていく形で、ヴァージニア州アコーマックにある、マグノリア(モクレン)の木々に囲まれ、星空がきれいに見える築200年のゴシック調の古い、レンガ造りの家に住むこととなった。南北戦争の時、北軍の軍人が横切ったような場所で、彼女は自分の音楽的世界を築き上げていったという。「ああいった場所に住んだことによって、自分のサウンドを作り上げることが出来た。友達は全員ロサンゼルスに住んでいるし、知っている人は誰もいなかったから、すごく孤独だった。だから一人で司祭館に籠ってた。自分一人の時は誰にも許しを得る必要もないし、自分を判断する人もいない。やりたいことを何でも出来るの。だから音楽的にすごく自由だった」 そうして育まれたシンガーソングライターの音世界は、ピアノとギター、マックブックに、コオロギの鳴き声や靴箱、軋んだドアを開ける音など周りの環境を取り込み、豊かなものになっていった。そしてここで生まれた音楽のアイディアが、ワーナーブラザーズからリリースされるデビュー・アルバム『MEDICINE FOR BIRDS』に収録されている12曲へと発展していった。

■ 2014年にワーナーブラザーズと契約を交わした彼女は、翌2015年1月、ナッシュヴィルを拠点とするプロデューサー、チャーリー・ピーコック(The Civil Wars、Switchfoot)に自分が温めていたアイディアを持っていったという。そして彼と出会ったことによって、彼女は自分の曲が大きく成長していくのを感じたという。「その瞬間から曲が成長した感じがした。チャーリーは、どれだけ大きく、そしてクレイジーに出来るのかを見せてくれた。まるで自分が今まで引きこもっていた隠者のような気がしたわ。彼は私が知らなかった音楽の世界を見せてくれた大使だった。音楽が無限大になったの」そう彼女は自身の音楽について語る。

■ そうやって発展していった彼女の現在の音楽スタイルは、幽玄なまでに田舎風のブルースと、どこか茶目っ気のあるアメリカーナを行き来しているようなもの。好奇心一杯にも聴こえる声とユーモアとウィットに富んだ語り口、そしてパワフルなサウンドは、たちまち聴くものを魅了してしまう。そう、彼女にとっての“三位一体”―― ウィリー・ネルソン、ニール・ヤング、そしてジャック・ホワイトのように。

■ アメリカーナやブルースの血を受け継ぎながらも、彼女の歌う曲には、いつの時代にもつながるテーマが潜んでいる。「自分の作品に共感したと言われるのがすごく嬉しいの。それこそが究極の褒め言葉よ。一人っきりで音楽を作っていると、自分を曝け出してしまうもの。曲を作れば作るほど、この世の中のことが分かってくる。奇妙だし、不気味。遊べるし、楽しい。憂鬱だけど、ゴスっぽい。光にも満ちている――まるで自分のようにね」 ■

 アメリカーナにブルース、そしてアメリカン・ゴシック。アメリカの伝統が抱える光と影を、持ち前のユーモアと好奇心で力強い歌に描き出すANGELICA GARCIA。彼女の世界は今その扉を開いたばかり・・・。

https://www.youtube.com/channel/UCUfYVXpvIFk-LnuMrpH9t1Q