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ROD STEWART/THE ROD STEWART SESSIONS

2009-08-03 | Rock&Pops
発売日:9月29日(国内未定)

規格番号:8122.79853

試聴:なし

ヒット要素&度数:コレクターズ・アイテム

内容:
「ロック界最高峰のヴォーカリスト:ロッド・スチュワート、そのスーパ
ースターの軌跡(ストーリー)をたどる、貴重な‘蔵出し’未発表セッシ
ョン・テイク全63曲を収録したCD4枚組BOX
『THE ROD STEWART SESSIONS 1971-1998』が遂にリリース!」

●ロッド・スチュワートのロック時代を代表する貴重な音源を多数保有
している、ワーナーミュージックは、ロッド・スチュワートの貴重な
‘蔵出し’のスタジオ録音を発掘し、4枚組CD-BOXのスタイルで全米で
発売することを決定!

●プロデューサーのアンディ・ザックとシェリル・パウェルスキーは、
テープ保存庫を大捜索し、CD4枚分のロッド・スチュワートが録音した
貴重な音源を見つけ出しました。
まさに伝説のスーパースターの、25年以上に及ぶ輝かしいキャリアから、
63曲のアウトテイク、セッションンならではのさまざまなアレンジなど、
後の楽曲が完成される過程を伺い知ることができる内容です。
その楽曲としての完成途上の過程は、まさに、ロッドの制作プロセスの
ショーケースや下絵の段階といったものであり、このような、制作の裏側
をオープンにすることは、限られたアーティストにしか許されないこと
でもあると言えます。

■この『THE ROD STEWART SESSIONS 1971-1998』の3分の1以上は、ロッド
が70年代に続々と行った録音から収録されています。そして、彼の輝かし
いキャリアは、この曲で飛躍したソロ第3弾アルバム『エヴリィ・ピクチ
ャー・テルズ・ア・ストーリー』(’71年)に収録され初めて全米No.1に
輝いた「マギー・メイ」で幕を開けとなります。
そして、「セイリング」、「今夜きめよう」、「ユー・ウェア・イット・
ウェル」といった彼の代表曲の別テイクが収録され、「胸につのる想い」
のアコースティック・ヴァージョンも収録。その一方で、後にロン・ウッ
ドのソロ・アルバムに「ミスティファイズ・ミー」として収録される「シ
ンク・アイル・パック・マイ・バッグ」、「ソー・タイアド」のアーリー
・ヴァージョン、シングルB面に収録された「ロージー」のアコースティ
ック・ヴァージョンなど貴重なレア音源も収録されています。
さらに、特別な楽曲として、その存在が噂されたものの、誰もいままで聴
いたことがなかった「キリング・オブ・ジョージー」の続編「イノセント」
(キリング・オブ・ジョージー・パート3)も収録され、1976年のアルバ
ム『ナイト・オン・ザ・タウン』で始まった、一大叙事詩ともいうべき
長編の物語が、翌年の『明日へのキック・オフ』の制作時に行われたロッ
ク・セッションにて完結することになりました。そして、70年代最後のア
ルバム『スーパースターはブロンドがお好き』に収録される予定だった、
フランキー・ミラーのカヴァー「ホエン・アイム・アウェイ・フロム・ユー」
も、今回の企画で初めて披露される一曲です。

●さらにこの『THE ROD STEWART SESSIONS 1971-1998』には、当初2枚組
での発売を計画され、最終的に1枚の作品となった『パンドラの匣』
(’80年)より、「今宵焦がれて」のアーリー・ヴァージョン、そして、
おそらく2枚目に収録されるはずであった、4曲の未発表曲「タイム・オ
ブ・マイ・ライフ」、「TVママ」、「スチューピッド」、バディ・ホリー
のカヴァー「メイビー・ベイビー」も収録されています。そして「トゥナ
イト・アイム・ユアーズ」(’81年)のセッションから、「サンダーバー
ド」とタイトルのついた楽曲、さらにピアノ・ヴァージョンで歌う「フォ
ーエヴァー・ヤング」を含めた『アウト・オブ・オーダー』(‘88年)か
らの数曲のナンバーと結果的にアルバムに収録されなかった「アイ・ゴー
・トゥ・ジェイル・フォー・ユー」までが3枚目のディスクに収録されて
います。

●最後の4枚目のディスクは、ロッドがアーティストとして、そして商業的
にも復活を遂げた90年代にフォーカスされています。92年の夏にレコー
ディングされながら『アンプラグド』の計画が入ってきたため棚上げ未発表
となった6曲のナンバーで幕を開け、その中には、ボブ・ディランとザ・バ
ンドのカヴァー「ジス・ホイールズ・オン・ファイア」、そして、ピンク・
フロイドのデイヴィッド・ギルモア、レッド・ツェッペリンのジョン・ポー
ル・ジョーンズを迎えたパイソン・リー・ジャクソンの名曲で、もともとロ
ッドが歌っていた曲「イン・ア・ブロークン・ドリーム」も収録。さらに、
『スパナー・イン・ザ・ワークス』(’95年)に収録されなかったのが不思
議なぐらいな、ボビー・ウーマックの「ルッキング・フォー・ア・ラヴ」、
そして、『ニュー・ボーイズ~ウー・ラ・ラ1998』(‘98年)の制作時にレ
コーディンングされた、オアシスの「ロッキン・チェア」のカヴァーが収録
されています。

●まったく、世の中に発表される予定がなかった作品だが、この『THE ROD
STEWART SESSIONS 1971-1998』はロッド・スチュワートが長期間にわたって
活躍する、ほかに例を見ないアーティストであることをあらためて明白にす
る結果となっている。プロデューサーのザックスは次の様に語っています
「ロッドのその素晴らしいキャリアの賞賛は、このボックスを聴いて、1971
年と1998年で、またその間の期間でも、少しも違いがない、という驚きの発
見である。これは、想像を大きく超えていることである。」